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顎関節症はストレスが原因?食いしばりとの関係と対処法を解説

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朝起きると顎がだるい。食事で噛むと耳の前あたりが痛み、忙しい時期ほど症状が強くなる気がする。ストレスのせいなのか、このまま放っておいてよいのか、迷う方も多いと思います。

こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院・守山本院 院長の表川大樹です。この記事では、ストレスと顎の痛みの関係、家でできること、相談を考えたいタイミングについてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、顎関節症の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で気づきやすいことから順にお伝えします。

院長:表川

まず状態を確認しましょう

目次

朝起きると顎がだるく、噛むと痛むとき

朝いちばんに顎の付け根が重だるい。食べ始めの一口目で、耳の前あたりがズキッとする。そんな感覚を抱えて来院される方は少なくありません。

数々のご相談の中でも多いのが、繁忙期や環境の変化が続いた時期から、噛むと耳の前あたりが痛み始めたというお話です。口を開けたときの音や開けにくさを伴う方もいて、不安が大きくなりやすいといえますね。

ストレスのせいかもしれないと思いながらも、歯科に行くほどなのか、整骨院でよいのかと迷って、数週間そのままにしてしまう方もいらっしゃいます。早めに状態を知ることが、安心につながります。

緊張が続くと顎に力が入る理由

気持ちが張りつめていると、体は無意識に身構えます。肩が上がり、呼吸が浅くなるのと同じように、顎もその影響が出やすい場所の一つです。

食いしばりが顎の筋肉に負担をかける

緊張や不安が続くと、歯を強く噛みしめたり、上下の歯を合わせ続けたりすることがあります。これが無意識の食いしばりで、咬筋や側頭筋など顎まわりの筋肉がこわばりやすくなります。

筋肉の緊張が続くと、顎の関節にも余計な力がかかります。その結果、だるさや痛み、口の開けにくさ、食事のしにくさにつながるケースもあります。

自律神経の緊張と眠りの浅さ

緊張状態が長引くと、自律神経のバランスが乱れやすくなると言われています。夜も体が休まりにくく、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりが増える方もいらっしゃいます。

朝の顎のだるさが強い場合、眠っている間の噛みしめが関わっている可能性もあります。ただし、それだけで決められるものではないので、ほかの要因も一緒に考えていきます。

日中の食いしばりと夜の噛みしめは、別々のものではなく、続けて起こりやすいものです。昼間に力を抜く習慣は、夜の負担を減らすことにもつながります。

パソコン作業中に歯が当たっていないか

デスクワーク中や家事の合間に、ふと気づくと上下の歯が触れている。そんな経験はないでしょうか。思い当たる方は、次を読み進めてください。

何もしていないとき、上下の歯は軽く離れているのが自然とされています。作業中に上下の歯が触れていないかを、まず確かめてみてください。画面に集中しているときやスマホを触っているときが、気づきやすい場面です。

歯が触れていること自体は、短時間なら珍しくありません。問題になりやすいのは、何時間も触れ続けて筋肉が休めない状態です。この時間を減らすことが目標です。

画面を見る位置が低いと、顎が前に出て首や肩にも力が入ります。モニターの高さを目線に近づけるだけで、楽に感じる方もいます。椅子の高さも見直してみてください。

痛みと緊張が互いに強め合う悪循環

顎が痛むと、気になって余計に力が入ってしまう。この流れが、症状を長引かせることがあります。朝の痛みが夜まで残る方も、このパターンに当てはまりやすいです。

痛みを避けようとして片側ばかりで噛むと、反対側の筋肉や首にも負担が移ります。肩こりや頭の重さが重なり、さらに緊張が抜けにくくなるケースもあります。

睡眠が浅くなれば、翌日の疲れや気持ちの余裕のなさにつながります。痛みと緊張と疲れが回り続けないよう、どこかで流れを緩めることが大切です。

ストレスだけが原因とは限らない

ストレスが原因と聞いて、気の持ちようだと言われたように感じる方もいます。けれど、これは心の弱さの話ではなく、筋肉の使い方の問題です。

顎の不調は、複数の要因が重なって起こると考えられています。ストレスのほか、歯ぎしり、頬杖、片側だけで噛む癖、猫背やスマホ首といった姿勢も関わってきます。

緊張が強い時期は、こうした癖も重なりやすくなります。ストレスだけを減らそうとせず、日々の癖や姿勢も一緒に見直していくという考え方が欠かせません。

痛む日に家でやることと避けること

痛みが出ている日は、頑張りすぎないことが優先です。やることを増やすより、負担になることを減らすところから、できる範囲で始めてみてください。

自宅ケアの範囲で始めること

顎まわりを蒸しタオルなどで温め、硬い食べ物や大きく口を開ける食事は控えめにします。あくびや大笑い、長時間の会話のときも、口を開けすぎないよう意識しておきましょう。

日中は、唇を閉じて上下の歯を離し、舌を上あごにそっと置く姿勢を意識します。画面の端に付箋を貼ったり、時計を見るたびに確かめたりして、思い出すきっかけにしてください。

無理に触らないほうがよい状態

口が大きく開かない、強い痛みで食事がとれない、顎に衝撃を受けた後から痛み出したという場合は、自己判断でのマッサージは控えるのが安全です。

痛む場所を強く押し込むと、かえって筋肉が防御的に硬くなることがあります。ご自身で触る場合も、心地よさを感じる程度の軽い刺激にとどめてください。

口が開きにくいときは先に歯科へ

次のような状態があるときは、無理をせず、医療機関へ早めに相談したほうがよいでしょう。

  • 口が指2本分ほど開かない
  • 強い痛みで食事がとりづらい
  • 顎に衝撃を受けた後から痛む
  • 顎が引っかかって動かない
  • 顔の腫れや発熱を伴う
  • 数週間たっても変化がない

これらは相談する目安として覚えておいてください。歯科や口腔外科では、状態に応じてマウスピースなどが提案されることがありますが、内容は状態によって判断が変わります。詳しくは医療機関で確認してください。

受診先に迷うときは、まず口や顎の動きを診てもらえる歯科や口腔外科が一つの選択肢です。そのうえで、体の使い方や姿勢の面を当院にご相談いただくこともできます。その判断も含めてお話を伺います。

顎だけでなく首や肩の力みも確認する

顎の痛みを訴える方の多くは、首や肩にも力が入っています。顎だけを見ていても、全体の緊張が抜けにくいことがあるためです。力みに自分で気づきにくい方も多いです。

大樹整骨院・守山本院では、問診のあとに関節、筋肉、神経、姿勢、歩行の5つの検査を行います。顎まわりの筋肉の緊張に加え、首や肩の力み、姿勢の癖まで状態を確認していきます。

今日の仕事中に歯の位置を確かめる

ストレスによる顎の痛みは、緊張で強まる食いしばりが筋肉と関節に負担をかけて起こると考えられます。原因は一つとは限らず、癖や姿勢も重なります。

今日から、仕事の合間に上下の歯が離れているか、肩が上がっていないかを確かめてみてください。寝る前に顎まわりを温めるだけでも、一日の緊張を持ち越しにくくなります。

顎だけでなく、首や肩の力み、姿勢の癖も含めて確認したい方は、お気軽にご相談ください。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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