
院長:表川お気軽にご相談ください!

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こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院・守山本院院長の表川大樹です。朝晩の空気がぐっと冷えてきましたね。
先日、40代の女性が「フライパンを持つたびに、肘の外側がズキッとするんです。何か悪い病気でしょうか?」と不安そうに話してくれました。
ネットで調べると出てくる上腕骨外側上顆炎のテストを、まず自宅で試したい方も多いはずです。
今日は一人でできる確かめ方と、結果の受け止め方をお伝えします。


肘の外側の痛みは「そのうち治るだろう」と我慢してしまう方がとても多いので、まずは肩の力を抜いて読んでくださいね
肘の外側の痛みは、病名を聞くと少し身構えてしまいますが、実はとても身近なトラブルです。ここでは、検査の前に知っておくと安心できる基本を、できるだけやさしくお話しします。
テニス肘という名前から「テニスをする人だけの悩み」と思われがちです。でも実際は、パソコンのマウス操作、料理、洗濯物を干す動作、育児での抱っこなど、手首を反らす動きが多い毎日の中で起こる方がほとんどです。
手首を反らす筋肉は、肘の外側の骨の出っ張りにつながっています。使いすぎが続くと、この付け根に負担がたまって痛みが出るのです。
ペットボトルのふたを開ける、タオルを絞る、ドアノブを回す、カバンの持ち手を握って持ち上げる。こうした場面で肘の外側から前腕にかけてピリッとする方は多いです。
安静にしていると平気なのに、動かしたときだけ痛むのも特徴のひとつです。心当たりはありませんか?
整形外科や整骨院でも、痛みを再現して状態を探る簡単な検査をします。そのうち3つは自宅でも試せます。やり方を先に表で見て、そのあと一つずつ詳しく説明しますね。
| チェックの名前 | 動かし方 | 一人でできるか |
|---|---|---|
| トムセンテスト | 肘を伸ばして手首を反らし、上から押さえる | 押さえる人がいると確実 |
| チェアテスト | 椅子の背もたれを持ち上げる | 一人でできる |
| 中指伸展テスト | 中指を伸ばして上から押さえる | 押さえる人がいると確実 |
肘をまっすぐ伸ばし、手のひらを下に向けて、手首を手の甲の側へ軽く反らします。その手の甲を、反対の手や家族の手で下向きにやさしく押さえてください。
押される力に逆らって手首を反らそうとしたとき、肘の外側や前腕に痛みが走るかどうかを確かめます。力いっぱいではなく、半分くらいの力で試すことがコツです。
軽めの椅子の背もたれを、手のひらを下に向けてつかみます。肘を伸ばしたまま、ゆっくり持ち上げてみてください。
このとき肘の外側に痛みが出るなら、陽性の可能性があります。一人でできるので、まず試しやすい方法です。重い椅子は無理せず、ペットボトルを持ち上げる程度の負荷で十分です。
肘を伸ばして手を机に置き、中指だけを持ち上げるように伸ばします。その中指を上から軽く押さえて、押し返してみましょう。
中指を伸ばす筋肉は、肘の外側の付け根と深くつながっています。ここで痛みが出る方も少なくありません。
テストをしてみると、「痛かった」「痛くなかった」で気持ちが大きく揺れますよね。ですが、結果は一つの目安にすぎません。ここでは、結果をどう受け止めればよいかをお話しします。
肘の外側から前腕にかけて痛みが出たなら、上腕骨外側上顆炎の可能性が高まります。あわてなくて大丈夫です。
ただし、自己チェックだけで病名を決めつけないことが大切です。同じ動きでも、似た痛みが別の原因から出ていることがあるからです。
強い痛みが出たら、そこで止めてください。何度も繰り返して試すと、かえって痛みを強めてしまいます。
「痛くなかったから問題ない」と言い切れないのも、このテストの難しいところです。調子のいい日は反応が出にくいこともありますし、首や肩からくる痛み、神経が圧迫されて起こる痛みなど、別の原因が隠れていることもあります。
痛みが続くなら、結果にかかわらず専門家に見てもらうと安心です。
「これくらいで行っていいのかな」と迷う気持ちは、よくわかります。ただ、早めに状態を知ることで安心して過ごせる方も多いです。目安になるサインと、日々の過ごし方をお伝えします。
痛みが2週間以上続いている、夜にうずいて眠りにくい、物を落としてしまう、指や腕にしびれがある、肘を動かしても曲げ伸ばしがつらい。こうした場合は、早めに相談してください。
転んでぶつけた直後の痛みや、腫れ・熱感が強いときは、まず整形外科でのレントゲン検査を優先しましょう。
がんばって何かをするより、まずは負担を少し減らすくらいで十分です。たとえば、重い鍋は両手で持つ、タオルは手のひら全体でやさしく絞る、マウスを使う時間に合間の小休止を入れる。そんな小さな工夫で、痛みの出方が変わる方もいます。
痛い動作を完全にやめる必要はありませんし、できない自分を責めないでくださいね。毎日の暮らしを守りながら、少しずつ付き合い方を探していきましょう。
肘の外側の痛みは、トムセンテスト、チェアテスト、中指伸展テストの3つで、ある程度の目安をつかめます。ただし、あくまで目安です。
大切なのは、結果に一喜一憂するよりも、痛みの原因をきちんと見極めることだと私は考えています。
「こんなことで相談していいのかな」と思う必要はまったくありません。不安なまま我慢を重ねるより、気軽に話してもらえるほうが、私も嬉しいです。一人で抱え込まず、いつでも頼ってくださいね。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】



