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ストレートネックで不安になったときに知ってほしいこと

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こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。首や肩の不調で悩んでいる患者さんを日々みていると、朝起きたときに首がつらいとか、スマホを見ているとだるくなるという声をとてもよく耳にします。

ある三十代の女性の方から「最近、朝起きると必ず首が重くて、整形外科でまっすぐな首と言われて不安になりました」と相談を受けました。そんなふうに病院でレントゲンを撮って初めて、自分の首の状態を知る方も少なくありません。

このページでは、そのような首の不調と関係が深いといわれているいわゆるストレートネックについて、お話ししていきます。もしあなたも「もしかして自分もそうかな」と感じていたら、ぜひ最後まで読んでみてください。

朝起きたときの首のだるさや、長時間のスマホやパソコンで首や肩がつらくなるような方は、首の骨のカーブが変化している可能性があります。そのような方はストレートネックのページもあわせて参考にしてみてください。

院長:表川

首の不調は放っておきやすいですが、早めに気づいてケアしていくことで毎日のしんどさはぐっと変わってきます 一緒に自分のからだの状態を知るところからはじめていきましょう

目次

ストレートネックとはどんな状態なのか

ここでは、いわゆるストレートネックとよばれる状態がどのようなものなのか、名前だけ聞くと「病気なのかな」と心配される方も多いのですが、まずは首の骨の形や役わりからイメージしてみましょう。

人の首には七つの小さな骨が積み木のようにならんでいます。本来は少し前に向かってゆるやかにカーブしていて、そのカーブがクッションのように頭の重さを支えています。

ところが長い時間うつむいた姿勢でいることが多かったり、首まわりの筋肉がかたくなってしまうと、そのカーブが少しずつまっすぐに引っ張られていきます。この、首のカーブが少なくなっている状態を一般的にストレートネックとよんでいます。

名前だけ聞くととてもこわく感じるかもしれませんが、ストレートネックというのは検査でわかった首の形の特徴をさしていることが多く、それだけで必ず重い病気というわけではありません。ただ、その状態が続くと首や肩のこり、頭の重さや目の疲れ、自律神経の不調にもつながることがあるので注意が必要です。

スマホ首とよばれる理由

最近ではストレートネックのことをスマホ首とよぶことも増えてきました。これはスマートフォンを長時間見るときに、自然とうつむいた姿勢が続いてしまうことが大きく関係しています。

頭はボーリングの玉くらいの重さがあると言われています。その頭がからだより前に出るほど、首や肩の筋肉には大きな負担がかかります。スマホを見ている時間が長いほど、その負担がかたよってしまい、首のカーブがまっすぐに近づいてしまうのです。

病名ではなく状態をあらわすことば

ここで一つ大事なのは、ストレートネックということば自体は、病名ではないという点です。レントゲン写真を撮ったときに、首の骨のカーブが少なくなっている様子を説明するためにこのような表現が使われることがあります。

ですから、検査でそのように言われたとしても、すぐに悲観する必要はありません。大事なのは、その首の状態が今の痛みやしんどさとどのくらい関係しているのか、そしてこれからどのように付き合っていくかを一緒に考えていくことです。

ストレートネックの原因として多いもの

次に、首のカーブが少なくなりやすい背景について見ていきましょう。もちろん原因はひとつではありませんが、日常生活の中でよくみられる要素を知っておくことで、自分の生活をふり返るきっかけにもなります。

もっともよく言われるのは、うつむいた姿勢が長く続く生活です。スマートフォンやパソコン、タブレットなどの画面を見続けることで、どうしても頭が前に出て首の後ろ側に負担がかかりやすくなります。

また、デスクワークでイスや机の高さが合っていなかったり、モニターの位置が低いと、無意識のうちに猫背に近い姿勢になり、首のカーブが保ちにくくなることもあります。こうした小さな積み重ねが、時間とともに首の形や筋肉の状態に影響を与えていきます。

筋肉のこわばりと首のカーブの関係

首から肩、背中にかけての筋肉がかたくなってしまうと、その筋肉に引っ張られる形で骨の並びにも影響が出ることがあります。とくに首の後ろ側の筋肉が緊張し続けると、前に向かうカーブが減ってしまい、さらに首がつらく感じるという悪循環になってしまいます。

疲れがたまってくると筋肉は回復しにくくなり、ちょっとした姿勢のクセでも負担になってしまいます。そうなると、少しスマホを見ただけでも首がしんどくなったり、寝てもなかなか疲れが抜けないと感じることが増えてきます。

生活リズムやこころの状態も影響することがある

首の状態には、からだだけでなく心の緊張や生活リズムもかかわることがあります。仕事や家事がいそがしく、ずっと気を張っている状態が続くと、知らないうちに肩に力が入り、首まわりの筋肉もかたくなりやすくなります。

また、睡眠不足が続いたり、寝る直前までスマホを見続ける生活になると、からだがうまくリセットできず、自律神経のバランスも乱れやすくなります。その結果、首や肩のこわばりが取れにくくなり、ストレートネックの状態が悪化してしまうこともあります。

ストレートネックかもしれないと感じるサイン

それでは、実際にどのようなサインがあるときにストレートネックを疑ったほうがよいのでしょうか。ここでは、患者さんからよく聞くお話をもとに、代表的な症状をまとめていきます。いくつか当てはまるものがあれば、自分の首の使い方を見直すきっかけにしてみてください。

一番多いのは、朝起きたときの首のだるさや痛みです。寝ているあいだに同じような姿勢で固まってしまい、首の後ろ側や肩に強いこりを感じることがあります。その状態で急に首を動かすと、いわゆる寝違えのような痛みにつながることもあります。

日中は、長時間のスマホやパソコン作業で首や肩がすぐつらくなるとか、頭痛や目の疲れが出てくるという方も多いです。首のカーブが少ないと、頭の重さがダイレクトに首や肩にかかりやすくなるので、ちょっとした負担でも症状が出やすくなります。

代表的な自覚症状を表で確認

代表的なサインを、わかりやすく表にまとめてみます。当てはまるものが多いほど、首への負担がたまっている可能性が高いと考えられます。

場面感じやすいサイン
朝起きたとき首の後ろが重い、寝違えのような痛みがある、肩がこっている感覚が強い
仕事中や家事の途中パソコンやスマホを見ていると首の付け根がだるくなる、肩がパンパンに張る
夜寝る前一日の終わりに頭が重く感じる、目の奥がじんじんするような疲れが出る
日常生活全般姿勢が悪いと言われることが多い、鏡を見ると頭が前に出ている気がする

もちろん、これらの症状がすべてストレートネックだけで起きているわけではありません。ですが、こうしたサインが続いている場合は、首や肩だけでなく全身のバランスを見直していくことが大切になります。

放っておくと起こりやすい不調

首のカーブが少ない状態が長く続くと、首から肩だけでなく、背中や腰にも余計な負担がかかるようになります。その結果、慢性的な肩こりや頭痛、目の疲れ、自律神経の乱れによる倦怠感など、さまざまな不調につながることがあります。

また、猫背が強くなり、呼吸が浅くなることで、疲れが抜けにくかったり、集中力が続きにくいと感じる方もいます。一見首だけの問題に思えるかもしれませんが、からだ全体のバランスに影響することも少なくありません。

自分でできるストレートネックのセルフチェック

ここからは、ご自宅でも簡単に試せるセルフチェックの方法をご紹介します。あくまで目安にはなりますが、自分の姿勢や首の状態を知るきっかけとして活用してみてください。無理にからだを動かしてしまうと、かえって痛めてしまうこともあるので、痛みが強い場合は控えてくださいね。

一つめは、壁を使ったチェックです。かかと、おしり、背中を壁につけて、自然に立ってみてください。そのとき、後頭部が無理をしなくても壁につくかどうかを感じてみます。頭がかなり前に出ていて、後頭部が壁から離れたままの方は、首のカーブが少なくなっている可能性があります。

二つめは、スマホをさわっているときの姿勢を、家族の方などに写真を撮ってもらう方法です。その写真を見て、耳の位置が肩より前に出ていないか、背中が丸くなっていないかをチェックしてみてください。思った以上に前のめりになっている方も多いです。

日常生活で意識したいポイント

セルフチェックをしてみると、自分でも「ちょっと姿勢がくずれているな」と気づくことがあると思います。そんなときは、すぐに完璧な姿勢を目指す必要はありませんが、少しずつ意識を変えていくことが大切です。

たとえば、スマホを少し顔の高さに近づけて見るようにしたり、パソコンのモニターの位置を上げるだけでも、首への負担は変わってきます。また、一定時間同じ姿勢が続いたら、いったん深呼吸をして、首や肩をゆっくり回す時間をとるようにしてみてください。

ストレートネックによる首の痛みをやわらげるためにできること

ここからは、いわゆるストレートネックがあると言われた方や、そのような状態が気になる方が、日常生活の中で取り入れやすいケアの考え方をお伝えしていきます。大きく生活を変えるのは大変なので、できるところから少しずつで大丈夫です。

まず大事なのは、首だけをなんとかしようとするのではなく、からだ全体のバランスを意識することです。頭の位置は、骨盤や背骨のカーブとつながっているので、首だけを一生懸命伸ばしたり反らしたりしても、うまくいかないことがあります。

イスに座るときに、浅く腰かけて背中が丸くなっていないか、足を組むくせが強くないかなど、日常のちょっとした姿勢を振り返ってみるのもおすすめです。それだけでも、首や肩の負担が少し軽く感じられることがあります。

やさしい動きで首まわりをほぐす

首まわりをほぐすときは、強く伸ばしたり、勢いよく回したりしないことがポイントです。痛みがある方向に無理に動かしてしまうと、かえって筋肉を傷めてしまうことがあります。

たとえば、ゆっくりと小さく首を前後にうなずいたり、左右に傾けてみるなど、呼吸に合わせてやさしく動かしてみてください。そのときに、肩の力を抜くことも意識してみましょう。動かしてみて痛みが強くなる場合は、無理をせずに専門家に相談していただくほうが安心です。

睡眠時の環境も見直してみる

朝起きたときの首の痛みが気になる方は、寝ているあいだの環境も大切なポイントになります。とくに、まくらの高さやかたさが合っていないと、首のカーブが不自然な状態で固定されてしまい、起きたときに強いこりや痛みを感じることがあります。

理想的な首の位置は、仰向けに寝たときに、横から見ておでことあごのラインがほぼ水平になるくらいと言われています。また、横向きで寝るときには、頭から背骨までがまっすぐに近い状態になるように、まくらの高さを調整してみるのもよいでしょう。

ただ、急に高価なまくらに買い替える必要はありません。まずはタオルを重ねて高さを調整してみるなど、できる範囲で試してみることからで大丈夫です。合っていないまくらを無理に使い続けるより、自分のからだに合わせて少しずつ見直していくことが重要になります。

病院や整骨院に相談したほうがよい目安

ここまでのお話を読んで、「自分でもできることはやってみようかな」と感じた方もいれば、「すでに痛みが強くて不安だ」という方もおられると思います。では、どのような状態のときに、医療機関や整骨院などに相談したほうがよいのでしょうか。

一つの目安として、首の痛みやしびれが数日から一週間以上続いている場合や、日常生活に支障が出ている場合は、一度専門家に診てもらうことをおすすめします。とくに、腕や手にしびれが出ている、力が入りにくいと感じる、痛みで夜眠れないなどの症状がある場合は、早めの相談が安心です。

また、首だけでなく、頭痛やめまい、吐き気などが同時に起こっている場合も、自己判断で様子を見るのではなく、一度医療機関を受診して、重い病気が隠れていないか確認してもらうことが大切です。

検査でわかることと、日常生活で気をつけたいこと

病院でレントゲンなどの検査を受けると、首の骨の並び方やカーブの具合がわかります。ただ、画像上の状態と、実際に感じている痛みの強さがぴったり一致するとは限りません。そのため、検査結果だけでなく、ふだんの生活や姿勢、からだ全体のバランスをあわせて見ていくことが大切です。

大樹整骨院でも、まずはお話をしっかりうかがいながら、首だけでなく、背中や骨盤、歩き方などもふくめて全体の状態を確認するようにしています。そのうえで、患者さんの生活リズムやお仕事の内容に合わせて、無理のない範囲でできるケアの方法を一緒に考えていきます。

ストレートネックと上手に付き合いながら、首の不安を減らしていくために

ここまで、いわゆるストレートネックとよばれる状態について、原因やサイン、日常生活でできることなどをお話ししてきました。いろいろお伝えしましたが、いちばんお伝えしたいのは、首の状態は気づいたときから少しずつでも変えていくことができるということです。

スマホやパソコンが欠かせない今の時代、首への負担をゼロにすることはなかなかむずかしいかもしれません。それでも、画面を見るときの姿勢をほんの少し工夫したり、合った寝具を選ぶこと、日々の緊張をやわらげる時間をつくることで、首や肩のしんどさは確実に変わっていきます。

そしてもうひとつ大切なのは、首の痛みや不安を一人で抱え込まないことです。がまん強い方ほど、「これくらいならまだ大丈夫」と無理を続けてしまうことが多いと感じます。ですが、首は頭を支えるとても重要な部分ですから、早めに相談してもらうことで、からだも心も少し楽になることが多いです。

滋賀県守山市周辺で、首の痛みやストレートネックといわれた状態でお悩みの方は、いつでも気軽にご相談ください。あなたの生活やお仕事の状況をふまえながら、一緒に無理のないケアの方法を考えていけたらと思っています

この記事が、今の首のつらさや不安を少しでも軽くするきっかけになればうれしいです。ひとりで悩まず、話をするだけでも心が楽になることがありますから、いつでも扉をたたいてくださいね。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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