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抱っこや送迎が痛い…子育て中の足底筋膜炎、どうすれば?

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こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。「子どもと一緒に公園に行きたいのに、足が痛くて動けない。」そんなもどかしさを、毎日抱えていませんか?朝起きて最初の一歩がズキッと痛む、抱っこしながらの移動がつらい、保育園の送迎が憂うつになっている。そんな方が、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)でお悩みの方として、最近たくさん来院されています。

  • 公園に行きたいのに足が痛くて子どもに申し訳ない気持ちになる
  • 抱っこで移動するたびにかかとや足の裏に鋭い痛みが走る
  • 保育園・幼稚園への毎朝の送迎がつらくて、玄関を出るのが憂うつになっている

育児中のお母さんがこういったお悩みを抱えて来院されると、「どれだけつらかっただろう」と、胸が痛くなります。子育ては休めないし、誰かに代わってもらえるわけでもない。それでも足は毎日痛む。そのつらさを、この記事でしっかり受け止めながら、何か一つでもお役に立てることをお伝えしたいと思っています。

院長:表川

子育て中のお母さんが足の裏の痛みを抱えて来院されると、「よくここまで頑張ってきたな」と毎回思います。痛くても休めない、そんな状況でも一生懸命子どもと向き合っているお母さんに、少しでも楽になる方法をお伝えしたい——そんな思いで、この記事を書きました

目次

子育て中のお母さんに足の裏の痛みが多い、本当の理由

足の裏の痛みに悩む子育て中のお母さんが多いのには、実はちゃんとした理由があります。単に「歩きすぎ」や「立ちっぱなし」だけではなく、出産後から始まる体の変化が深く関わっていることがほとんどです。「なんで私だけ」と思わないでほしいのです。ここでは、その背景をわかりやすくお伝えします。

出産後の体には、足の裏を痛めやすい条件が重なっている

妊娠・出産を経た体には、「リラキシン」というホルモンの影響で、関節や筋肉をつなぐ組織がゆるみやすい状態になっています。難しい話に聞こえるかもしれませんが、要するに「体全体が少しずつゆるんでいる状態」です。これは骨盤だけでなく、足の裏のアーチ(土踏まず)を支える組織にも影響します。

土踏まずのアーチが崩れると、歩くたびに足の裏に直接衝撃が伝わりやすくなります。そこに赤ちゃんを抱っこする重みが加わることで、足の裏への負担がさらに大きくなるのです。

さらに、育児中は座って休む時間がほとんどなく、立ち続けたり動き続けたりするため、足の裏が回復する時間がありません。「休みたくても休めない」この状況が、痛みを慢性化させる大きな原因になっています。

朝の一歩目がズキッと痛む、あの感覚の正体

「朝起きて床に足をついた瞬間に、かかとにズキッとした痛みが走る。」これは足底筋膜炎の、とても典型的なサインです。

寝ている間、足の裏の組織は縮んだ状態で休んでいます。そこに起き上がって体重をかけると、縮んでいた部分が急に引き伸ばされて、炎症が起きている場所を刺激してしまうのです。

歩き始めるとだんだん痛みが和らいでくるのに、しばらく歩くとまた痛くなるという方も多く、「今日は大丈夫かも」と思っていたら夕方にまた悪化した、ということが繰り返されます。

子育て中のお母さんの場合、この朝の時間帯に、子どもを起こしに行く、朝ごはんの準備で台所に立つ、保育園の送迎でバタバタ動く、といったことが重なります。一番足の裏がダメージを受けやすい時間帯に、一番忙しい育児が集中してしまっているのです。

「送迎がつらい」「公園に行けない」に込められた気持ち

足の裏の痛みを抱えて来院されるお母さんの多くが、体のつらさだけでなく「子どもに申し訳ない」という言葉を口にされます。

「追いかけっこができなくて、子どもに寂しそうな顔をされた。」「公園に誘われても断ってしまった。」その言葉を聞くたびに、痛みがどれだけ日常の中で心の負担にもなっているかを感じます。

足底筋膜炎は、体の痛みであると同時に、大切な子育ての時間を奪ってしまうものでもあるのです。だからこそ、「そのうち治るだろう」と様子を見るのではなく、できるだけ早く根本から向き合うことが大切だとお伝えしたいのです。

足の裏の痛みの原因は「足だけ」ではないことが多い

足底筋膜炎の原因を探るとき、足の裏やかかとだけを診ていては不十分なことがよくあります。当院に来られる方の中には、「足が悪いと思っていたのに、実は体全体のバランスや骨盤のズレが関係していた」というケースが非常に多くあります。体はすべてつながっているので、一部だけを見ていると原因を見落としてしまうのです。

足の裏への負担は「全身のバランス」で決まる

たとえば、出産後に骨盤がズレたまま日常生活を続けていると、体重が左右どちらかの足に偏って乗りやすくなります。その偏りが長く続くと、特定の側の足の裏だけが使われ続けて、炎症が起きやすくなるのです。

また、股関節(こかんせつ)や膝の動きが悪くなると、その分の負担がしわ寄せのように足首や足の裏に集中することもあります。育児中の前かがみ姿勢や、赤ちゃんをいつも同じ側で抱えるクセも、体のバランスを崩す原因のひとつです。

ふくらはぎの硬さが足の裏を引っ張っている

足の裏の組織は、かかとの骨から足指の付け根まで伸びていますが、アキレス腱を通じてふくらはぎの筋肉ともつながっています。ふくらはぎが硬く縮んでいると、その引っ張る力が常に足の裏にかかり続けます。

育児中は長時間立ち続けることでふくらはぎが疲れやすく、また赤ちゃんを抱いた状態で前傾みになると、ふくらはぎにさらに余計な力が入ります。足の裏だけをケアしても良くならない場合、このふくらはぎの硬さが取れていないことが原因になっていることが多いのです。

底の薄い履物が症状を長引かせることもある

育児中のお母さんに多いのが、クッション性のないスリッパやサンダルでの長時間生活です。「室内だから少し歩くだけ」と思いがちですが、1日の中で室内を動き回る距離は意外と長く、底の薄い履物での生活が足の裏への刺激をじわじわと積み重ねていきます。

子ども連れのお出かけも、動きやすさ優先でクッション性の低い靴を選んでしまうことがあります。靴の選び方は症状に大きく影響しますので、この点も見直すポイントのひとつです。

子育て中でも無理なくできる、足の裏のセルフケア

「ストレッチをしましょう」とよく言われますが、赤ちゃんや幼い子どもがいる中でゆっくりとケアの時間を取ることは、現実的に難しいことも多いですよね。ここでは、育児の合間でも取り入れやすい、現実的なセルフケアをご紹介します。

朝の一歩目の前に「足首のゆっくり動かし」を30秒

ベッドや布団の上で起き上がる前に、足首をゆっくりと上下・左右にグルグルと動かします。たった30秒ほどのことですが、寝ている間に縮んでいた足の裏の組織を少しほぐしてから床に立つことで、朝の一歩目の痛みをやわらげる助けになります。

起き上がってすぐに勢いよく床に立つのではなく、ベッドのふちに腰かけてから立つようにするだけでも、足の裏への急激な衝撃を減らすことができます。

ふくらはぎをやさしく伸ばすストレッチ

壁に手をついて立ち、片足を後ろに引いた状態でかかとを床につけたまま膝をまっすぐ伸ばします。この姿勢を20〜30秒キープするだけで、ふくらはぎから足の裏にかけての緊張を和らげることができます。

子どもが昼寝している間や、台所で料理をしながらでも行える体勢です。「やらなければ」とプレッシャーに感じるより、「ついでにできた」くらいの気軽さで続けることが大切です。

足の裏を「ほぐす」ときはやりすぎに注意

足の裏をボールなどで強く踏みつけるセルフケアを試している方もいらっしゃいます。ただし、痛みが強い時期に強い圧をかけると、かえって炎症が悪化することがあります。痛みが強いときは、優しくさするようなケアや、足湯などで温めるほうが体にやさしいです。

「痛いほど効く」という感覚は、足底筋膜炎には当てはまりません。特に出産後や育児中で体が疲れているときは、強い刺激は避けるほうが無難です。

抱っこするときの小さな工夫

子どもを抱っこするとき、体が前に傾いて足の裏に重心が集中しやすくなります。できるだけ子どもを体の正面に引き寄せ、背すじを意識した姿勢で抱くことで、足の裏への負担を少し分散させることができます。

抱っこひもを使う際は、腰のベルト部分をしっかり締めて骨盤で支えるようにすると、足への負担を軽くできます。靴も、外出時はできる限りクッションのしっかりしたスニーカーを選ぶようにしてみてください。

「湿布を貼って様子を見る」だけでは良くならない理由

病院で診てもらって「安静にしてください」「湿布を貼ってください」とだけ言われて帰ってきた——そういう経験をされている方は、実はとても多いです。

湿布や痛み止めは、一時的に痛みを和らげることはできます。ただ、なぜ足の裏に炎症が起きているかという根本の原因には、直接働きかけるものではありません。骨盤のズレがある、ふくらはぎが硬い、体の重心が偏っているといった状態がそのままであれば、痛みが引いても、また同じ場所に同じ負担がかかり続けて繰り返します。

「安静にしてください」と言われても、子育て中のお母さんには安静が取れない。その矛盾が症状を長引かせることにもなります。育児を止めずに改善を目指すためには、足の裏への負担を生み出している根本の原因をきちんと探り、そこにアプローチしていくことが大切です。

放置してしまうと、どうなる?

「そのうち治るかも」「育児が落ち着いたら診てもらおう」と思っている間に、気がついたら何ヶ月も経っていた——そういうことは珍しくありません。ただ、足底筋膜炎は放置すると、少しずつ状態が悪化していくことが多い症状です。

炎症が長く続くと、かかとの骨に「骨棘(こつきょく)」と呼ばれる小さな突起が形成されることがあります。ちょうど骨にトゲが生えるようなイメージで、これが痛みをより取れにくくする原因になります。

また、足の裏をかばいながら歩き続けることで歩き方が変わり、その負担が膝・股関節・腰などにも波及していきます。「足の裏の痛みだと思っていたら、膝や腰まで痛くなってきた」という方も少なくありません。早めに向き合うことが、体全体を守ることにつながります。

よくあるご質問

出産後どのくらい経ってから来院してもよいですか?

「産後すぐ」でも「もう1年以上経ってしまった」でも、どちらでも大丈夫です。今の体の状態をきちんと確認することから始めますので、いつでもご相談ください。

ストレッチをずっと続けているのに良くなりません

ストレッチの方法が症状に合っていないケース、または足の裏以外に根本の原因があるケースでは、いくらストレッチを続けても改善しないことがあります。「何をやっても良くならない」という方こそ、一度しっかりとした検査を受けてみることをおすすめします。

施術は痛いですか?

当院の施術は、強い力をかけず体にやさしい刺激が特徴です。「施術が怖い」「痛みに敏感」という方にも、安心して受けていただける内容です。

足の痛みとともに子育てを頑張っているあなたへ

この記事を最後まで読んでくださったということは、きっと足の裏の痛みに長い間悩みながらも、それでも子どもと向き合い続けていらっしゃるのだと思います。

施術に携わって30年以上の中で、「もう治らないかと思っていた」という方が、痛みなく子どもと一緒に公園を歩けるようになった瞬間を、何度も見てきました。足底筋膜炎は、正しく原因を特定して適切に向き合えば、ちゃんと体は変わります。

大樹整骨院では、関節・筋肉・神経・姿勢・歩き方の5種類の検査を通じて、あなたの体の状態をきちんと把握したうえで、院長が問診から施術まで一貫して担当します。「子どもを思いきり追いかけられるようになりたい」「普通に抱っこして送迎できるようになりたい」——そんな願いを、一緒に叶えていきましょう。

一人で抱え込まないでください。どんな小さなことでも、まずはお気軽にご相談ください。あなたの体のことを、一緒に考えます。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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