
院長:表川お気軽にご相談ください!
こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。「最近、歩くたびに股関節の痛みが気になる」「お尻の横あたりがズキズキして夜も眠れない」という方から、最近ご相談が増えています。
今日は、そんな股関節の外側に感じる痛みについて、原因から日常でできるケアまで、できるだけわかりやすくお伝えしていきますね。


股関節の外側の痛みは、放っておくと腰や膝にまで影響が広がることがあります。「なんとなく様子を見ていた」というかたがほとんどですが、からだのサインはできるだけ早めに受け取ってあげることが大切です
こんなお悩みをお持ちではないですか?
このようなお声は、当院にもよく届きます。「腰かな?」と思って湿布を貼ってみたけど改善しない、という方もじつはとても多いんです。原因をきちんと見極めることが、改善への第一歩になります。
股関節は体の中心に位置する大きな関節で、上半身の体重を支えながら、歩く・座る・立つといった毎日の動作すべてに関わっています。その外側の部分は「大転子(だいてんし)」と呼ばれる骨の出っ張りがあり、そこに筋肉や腱、滑液包(かつえきほう)などの組織が集中しています。
つまり、外側には痛みが出やすい構造がもともと備わっているといえます。なぜ外側が痛むのか、まずその代表的なしくみを理解しておくと、セルフケアの効果も高まります。
大転子のまわりには「滑液包」という小さなクッションのような袋があります。これが刺激を受けて炎症を起こした状態が大転子部滑液包炎です。お尻の横から太ももの外側にかけてズキズキとした痛みが出やすく、横向きで寝ると痛みが強まるのが特徴です。
長時間の立ち仕事や歩行、あるいは階段の上り下りが続いたあとに症状が出やすいため、日常のなかでじわじわと悪化していくことが少なくありません。
股関節の軟骨が少しずつすり減ることで炎症や痛みが起きる状態です。はじめは足の付け根や鼠径部(そけいぶ)に違和感が出ることが多いですが、外側にも広がることがあります。とくに40代から60代の女性に多く見られ、早めのケアが将来の生活の質を左右します。
中殿筋(ちゅうでんきん)や小殿筋といった股関節の外側を支える筋肉が過緊張を起こしたり、炎症が生じたりすることでも外側に痛みが出ます。一見するとシンプルな筋肉の疲れに思えますが、放置すると慢性化してしまうことがあります。
意外に思われるかもしれませんが、骨盤がゆがんでいたり腰椎(腰の骨)に機能異常があったりすると、股関節の外側に痛みが現れることがあります。「腰が悪いのかな?」と感じていた方が、実は股関節まわりの問題だったというケースもよく経験します。
痛みの感じ方や出るタイミングによって、原因やケアの方向性が変わります。あなたにあてはまるものはありますか?
朝起きたばかりのときや、しばらく座ったあとに立ち上がる瞬間に股関節の外側がズキっとする、という方は少なくありません。これは関節まわりの組織が硬くなっているサインです。動き出すと少しましになるのであれば、炎症や筋肉の拘縮(こうしゅく)が関係していることが多いです。
一方で、歩いているうちにどんどん痛みが強くなり、最終的には足をかばうようになるという方は、股関節に構造的な問題が生じている可能性があります。この場合は自己判断でのセルフケアだけでは回復が難しいこともあるため、きちんと原因を調べることをおすすめします。
また、夜間に痛みが強くなって目が覚める、安静にしていても痛みがとれないという場合も、早めに専門家に診てもらうことが大切です。
「大げさかな」「そのうち治るかな」と思って様子を見ていると、どんどん状態が複雑になってしまうことがあります。
痛みをかばって歩き続けると、からだは自然とバランスを崩し始めます。股関節をかばうために腰や膝に余計な負担をかけるようになり、やがて腰痛や膝の痛みまで重なってしまう方もいらっしゃいます。実際に当院でも、「最初は股関節だけだったのに、気づいたら腰も膝も痛くなってしまった」というご相談を何度もいただいてきました。
さらに、痛みへの不安から活動量が自然に減ると、股関節まわりの筋力が落ちていきます。筋力が落ちると関節への負担が増え、さらに痛みが出やすくなる、という悪循環に陥ってしまいます。
早めにきちんと原因を調べて対処することが、この悪循環から抜け出すためのいちばんの近道です。
ここでは、日常生活のなかで無理なくできるセルフケアのヒントをお伝えします。ただし、痛みが強い場合や症状が続く場合には、まず専門家に相談したうえでとり入れてみてください。
お尻の外側や太ももの外側の筋肉が硬くなっていることが多いため、無理のない範囲でやさしくほぐしてあげることが助けになります。椅子に座って足を組み、上になった足の膝を両手でやさしく胸のほうへ近づけると、お尻の外側の筋肉が伸びます。痛みが強い場合は無理をせず、心地よい程度にとどめましょう。
歩くときに内股になっていたり、重心が片方に偏っていたりすると、股関節の外側に繰り返し負担がかかります。意識的に足の向きをまっすぐにして、左右均等に体重をかけるイメージで歩いてみてください。小さな意識の変化がからだへの刺激を変えてくれます。
立ちっぱなしや座りっぱなしは、股関節まわりの血流を滞らせてしまいます。1時間に1回程度、軽く立ったり歩いたりする休憩をとり入れることで、痛みが出にくくなることもあります。
「病院で診てもらったけど、痛み止めと湿布を出されただけで根本的に変わらない…」というお声は、当院でも非常に多く聞かれます。
病院での対応は基本的に、痛み止めの内服薬や湿布、ヒアルロン酸注射などによって痛みをやわらげることが中心です。もちろんそれは大切な治療ですが、痛みの根本的な原因である筋肉の緊張やバランスのくずれ、関節の機能の問題にはなかなか届きにくいのが現実です。
痛みをとることと、なぜ痛みが出たかを解決することは、じつは別の話なんです。だからこそ、痛み止めが効いている間はよくなっても、また繰り返してしまうことが起きます。
股関節の外側が痛む原因は、ひとつとは限りません。「大転子の滑液包炎だろう」と思っていたら、じつは骨盤のゆがみが引き金になっていた、というケースもあります。一人ひとりで原因は異なるため、その方のからだをきちんと調べることが何より重要です。
当院では、関節・筋肉・神経・姿勢・歩行の5つの視点から丁寧に検査を行い、あなたの股関節の痛みがどこからきているのかを特定します。「なんとなく施術を始める」ではなく、「原因がわかったうえで施術する」というプロセスを大切にしています。
また、院長である私が問診から検査、施術まで一貫して担当しますので、担当者が変わるたびに一から説明しなければならないというストレスもありません。あなたのからだの小さな変化を継続的に観察しながら、着実に改善へと導いていきます。
まずは整形外科への受診が一般的です。レントゲンで骨の状態を確認することは大切なステップです。ただし、レントゲンで異常がないといわれても痛みが続く場合は、筋肉や関節機能、姿勢バランスなどを専門的に診られる治療院へのご相談も選択肢に入れてみてください。
横向きで寝るときに、両膝のあいだにクッションや丸めたタオルをはさむと、骨盤と股関節のゆがみが軽減されて楽になることがあります。あわせて、マットレスや布団が柔らかすぎないか、逆に硬すぎないかも見直してみましょう。
はい、なります。スポーツをしている方に多い腸脛靭帯炎や、産後に骨盤が不安定になって生じる股関節痛など、若い世代特有の原因もあります。年齢に関係なく、気になったら早めに相談することをおすすめします。
痛みが強い時期は無理な運動は控えたほうがよいですが、ある程度落ち着いてきたら股関節まわりの筋肉を維持・強化するための軽い動きはプラスになります。どんな動きが合うかは個人差があるため、専門家のアドバイスをもとに進めていただくと安心です。
当院で股関節の外側の痛みに向き合ってこられた方々からは、こういったお声をいただいています。
「朝起きて最初の一歩がこわかったのに、スッと立てるようになった」「夜中に痛みで目が覚めることがなくなり、ぐっすり眠れるようになった」「好きな旅行をまた楽しめるようになって、本当によかった」。こうした言葉をいただくたびに、からだはきちんとケアすれば変わる、と改めて実感します。
痛みをかかえながら毎日を送ることは、からだだけでなく気持ちにも重くのしかかります。「もしかして一生このままかも」という不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。でも、諦めなくていいんです。
股関節の外側の痛みは、原因が一つとは限らない複雑な症状です。だからこそ、「なぜ痛むのか」をしっかり調べることが改善への確かな道になります。30年以上の臨床経験のなかで、ずっとそのことを大切にしてきました。
「湿布を貼っているだけでなかなかよくならない」「病院で異常なしといわれたけど痛い」「何から始めたらいいかわからない」、そんな方もどうか一人で抱え込まずに、いつでも気軽に相談してください。あなたのからだのこと、一緒に考えさせてください。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】

