
院長:表川お気軽にご相談ください!


こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。先日、こんなことをおっしゃる患者さんがいました。「先生、仕事が終わるころになると、まぶたが石みたいに重くて、画面の文字がにじんで見えるんです。一晩寝ても翌朝にはまたパソコン画面を見るたびに重くなって…もう毎日のことで、いい加減どうにかしたくて」と。
その方は30代の事務職の女性で、1日8時間近くパソコンに向き合っているとのことでした。目が重い・まぶたが重いという感覚は、じつはとても多くの方が毎日感じていることです。でも「寝れば治るだろう」と放置しているうちに、頭痛や肩こりまで重なって、気づけば体全体がしんどい状態になってしまっている方も少なくありません。


「目が重い」という症状は、目だけの問題ではなく、からだ全体のサインとして受け取ってほしいと感じています。今日はその理由と、今夜からできることをできるだけわかりやすくお伝えします
夕方になるとまぶたがズーンと重くなる、パソコン作業のあとに目の奥がじわじわと痛む、文字がかすんで見えるようになった…こういった症状が出てきたとき、多くの方は「目が疲れているだけ」と片づけてしまいます。でも、もしその状態が毎日繰り返されているなら、それは眼精疲労のサインである可能性があります。
眼精疲労というのは、一言でいうと「目を使い続けることで起こる疲労が、十分な休息や睡眠をとっても回復しない状態」のことです。ただの疲れ目とは違い、目の症状だけでなく、頭痛や肩こり、吐き気、さらには集中力の低下まで、からだ全体に影響をおよぼします。
厚生労働省の調査によると、パソコン作業をしている方の約90%が目の疲れを感じており、そのうち約60%が眼精疲労の症状を経験しているとされています。もはや現代人にとって、眼精疲労は「珍しい症状」ではなくなっているのです。
「朝はまだ大丈夫なのに、夕方になると急に目が重くなる」という方がとても多いですね。これにはちゃんとした理由があります。
目のなかには「毛様体筋(もうようたいきん)」という、ピント調節をつかさどる小さな筋肉があります。パソコンやスマートフォンの画面を見るとき、この筋肉はずっと緊張したままになっています。1日8時間近くも緊張しっぱなしなわけですから、夕方になるころには疲弊して、まぶたが重く感じられるのは当然ともいえます。
パソコンやスマートフォンを見ているとき、人はふだんの半分以下しかまばたきをしていないといわれています。まばたきは涙を目の表面に広げる大切な働きをしていますから、まばたきが減ると目の表面がすぐに乾燥してしまいます。これがいわゆるドライアイの状態で、乾燥した目は刺激に敏感になり、重さやかすみ、しみる感覚を引き起こします。
目の疲労が蓄積すると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。自律神経は目の筋肉だけでなく、血管の収縮・拡張もコントロールしているため、乱れると目まわりの血流が悪くなり、老廃物が排出されにくい状態になります。その結果、翌朝に寝て起きても「なんか目がすっきりしない」という状態が続いてしまうのです。
長時間パソコンに向かっていると、首が前に出て、肩が内側に入る「猫背姿勢」になりがちです。この姿勢では、首まわりの筋肉が緊張して頭部への血流が滞り、それがさらに目の疲労を悪化させるという悪循環が生まれます。目の症状と姿勢の問題は、じつは切り離して考えられないのです。
以下のような症状に、ひとつでも心当たりがある方は注意が必要です。
いくつ当てはまりましたか?ひとつでも該当するなら、からだがすでに助けを求めているサインかもしれません。放置していると、症状はじわじわと悪化していく可能性があります。
「今日の帰り道でもすぐ試せること」を知りたいですよね。臨床の現場でよく患者さんにお伝えしていることを、ここで紹介させていただきます。
目のまわりを温めると、毛様体筋の緊張がほぐれ、血流が改善されます。濡らしたタオルを電子レンジで30秒ほど温め、まぶたのうえにそっとのせるだけでも効果的です。温度は「気持ちいいな」と感じるくらいが目安で、熱すぎは逆効果になるのでご注意ください。市販のホットアイマスクも手軽でおすすめです。
海外でも広く推奨されているのが「20-20-20ルール」です。20分間画面を見たら、20フィート(約6メートル)先の遠くを、20秒間眺めるというシンプルな方法です。遠くを見ることで毛様体筋の緊張がほぐれ、ピント調節をつかさどる筋肉をリセットすることができます。
親指以外の4本の指の腹を使い、眉の下の骨のきわを優しく押さえながら、目頭から目尻にかけてゆっくりとほぐしていきます。強く押すのではなく、「気持ちいいな」という程度の圧が適切です。目のまわりの血流がよくなり、重さや疲れが和らぎやすくなります。お風呂のなかで行うと、温熱効果と合わさってさらに効果的です。
「まあ、目薬をさせばなんとかなる」と感じている方も多いかもしれません。ですが、目薬で一時的に楽になったとしても、根本の原因が解消されているわけではありません。
眼精疲労を放置し続けると、やがて頭痛や肩こりが慢性化してきます。さらに進むと、めまいや吐き気、不眠、精神的な落ち込みにまでつながることがあります。また、見逃してはいけないのが、緑内障や白内障など、目の病気が背景にある可能性です。こうした病気は早期発見が何より大切ですから、症状が長引くようであれば早めに専門家に相談することをおすすめします。
当院には「目の疲れが取れない」「目が重くて仕事に集中できない」とおっしゃる方が、たくさんいらっしゃいます。その方々によく共通しているのが、「目だけを治療しようとしていた」という点です。
わたしが30年以上の臨床経験のなかで感じていることは、目の症状はからだ全体のバランスが崩れているサインであることが多い、ということです。目の疲労の背景には、頸椎(首の骨)のズレ、姿勢の歪み、自律神経の乱れなど、複数の要因が複雑にからみあっています。
目薬を変えても、休息をとっても改善しない場合は、こういった「目以外の問題」が原因になっている可能性があります。だからこそ、目だけを診るのではなく、からだ全体を総合的に診ることが、根本改善への近道になるのです。
当院では、関節・筋肉・神経・姿勢・歩行の5つの独自検査を通じて、あなたの眼精疲労の根本的な原因を特定します。そのうえで、院長がひとり一人に合わせた施術を行い、改善するまで責任をもってサポートいたします。
当院に来てくださった患者さんから、このような変化があったとのお声をいただいています。
「夕方になっても目がすっきりしていて、仕事の後半も集中力が続くようになった」
「目の疲れがなくなったら、毎日悩んでいた頭痛もいつのまにか消えていた」
「趣味の読書を夜でも楽しめるようになった」
目の重さというのは、日常のなかではじつに大きなストレスになります。それが解消されるだけで、仕事の効率も、プライベートの充実度も、ずいぶんと変わるものです。
「ちょっと疲れてるだけだから、しばらく様子を見てみよう」と思う気持ちはよくわかります。でも、次のような状態が続いているなら、早めに専門家に相談することをおすすめします。
これらは、「もうからだが限界ですよ」というサインです。ひとりで抱えこまず、どうか早めに声をあげてください。
今日の記事を読んでいただいて、「なんだか自分のことが書いてあるな」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。目が重い、まぶたが上がりにくい、夕方になるとからだ全体がだるくなる…そんな毎日が続いていると、知らず知らずのうちに気持ちまで沈んできます。
でも、そのしんどさは、あなたがだらしないとか、意志が弱いとか、そういった話ではまったくありません。からだが一生懸命サインを出しているだけです。そのサインに、どうか気づいてあげてください。
症状がある程度続いているなら、セルフケアだけで何とかしようとするよりも、専門家の目でからだ全体を診てもらうほうが、結果的に早く楽になれることがほとんどです。わたし自身、長年の臨床のなかで「もっと早く来てくれていたら」と思うケースを何度も目の当たりにしてきました。だからこそ、この記事を読んでくださったあなたには、どうか手遅れになる前に動いてほしいと思っています。
目の疲れのことでも、からだのことでも、どんな小さな疑問でもかまいません。ひとりで悩まず、いつでも気軽にご相談ください。あなたのお悩みに、一緒に向き合わせていただきます。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】



