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五十肩の激痛はいつまで続く?眠れない夜の乗り切り方

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こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院・守山本院院長の表川大樹です。

夜中に肩がズキンと痛んで、目が覚めてしまう。そんな夜が続いていませんか?

五十肩の激痛は、なった人でないと分からないほどつらいものです。

こんなお悩みを抱えて、この記事にたどり着いた方も多いと思います。

  • 腕を後ろに回そうとすると、刺すような痛みが走って息が止まる
  • 寝ているときに肩がうずいて、1〜2時間おきに目が覚めてしまう
  • この痛みが普通の五十肩なのか、もっと悪い病気なのか分からず不安

今日は、痛みの正体から今夜からできる工夫、受診の目安まで、順番にお話しします。

読み終わるころには、少し肩の力が抜けているはずです。

院長:表川

五十肩の強い痛みは、見通しが立つだけでも気持ちがずいぶん楽になります 今のつらさを一緒に整理していきましょう

目次

五十肩の激痛はなぜ起こるの?その正体とは

まず、どうして五十肩ではここまで強い痛みが出るのかをお話しします。理由が分かるだけでも、「自分の体はおかしくなってしまったのでは」という不安は少し軽くなるものです。ここでは、動いたときの痛みと、じっとしていてもうずく痛みに分けて、できるだけやさしい言葉でお伝えしますね。

動かすと走る刺すような痛みの理由

五十肩は、正式には肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)という名前で、肩の関節のまわりに炎症(えんしょう)が起きている状態です。炎症が強い時期は、関節を包む袋や筋肉のすじが敏感になっています。そのため、腕を上げる、後ろに回すといった動きをしただけで、電気が走るような鋭い痛みが出るのです。

先日も、50代の女性が「エプロンのひもを結ぼうとしたら、声が出るほど痛かった」と話してくださいました。痛みの強さは、あなたが我慢できていないからではありません。肩の中で起きていることが、それだけ大きいということなのです。

じっとしていても疼く痛みの正体は?

「動かしていないのに、ズキズキとうずく(疼く)のはなぜ?」という声もよく聞きます。炎症が強い時期は、安静にしていても痛みを感じる神経が敏感なままになっています。特に夜は、横になることで腕の重みが肩にそのままかかり、日中より痛みを感じやすくなります。

さらに、昼間に気が張っていた分、夜になると痛みに意識が向きやすいという面もあります。夜の痛みは、五十肩の典型的なパターンのひとつです。あなただけに起きている特別なことではないので、安心してくださいね。

五十肩の痛みレベルを5段階でチェック

「この痛みは、ひどい方なのかな?それとも普通なのかな?」と気になりますよね。人の痛みは数字で測れませんが、眠れているか、日常の動作ができているかを目安にすると、今の状態が見えやすくなります。次の表で、ご自身がどのあたりにいるか照らし合わせてみてください。

レベル痛みの様子生活への影響目安となる対応
1腕を上げると張る、重たい感じがあるほとんど普段どおり過ごせる痛い動きを避けて様子をみる
2特定の動きでズキッとする着替えや洗髪で一瞬手が止まる無理をせず、負担を減らす
3動かすと強い痛み、夜にうずくことがある眠りが浅い日が増える受診を考え始める時期
4じっとしていてもズキズキ、寝返りで目が覚める夜眠れない日が続き、着替えにも苦労する早めに整形外科で相談する
5常に激しい痛みがあり、痛み止めでもほとんど変わらない腕がほとんど動かせないできるだけ早く医療機関へ

レベル3以上で眠れない夜が増えているなら、ひとりで抱え込まずに専門家に診てもらう時期に入っています。レベルが高いからといって、必ず悪い結果になるわけではありません。大切なのは、今のあなたの痛みがどの段階にあるのかを知り、安心して次の一歩を選ぶことです。

痛みの強さは時期でも変わります

五十肩は、炎症が強い時期、動きが固まってくる時期、少しずつ戻ってくる時期という流れをたどることが多いと言われています。いちばん痛みが強いのは最初の炎症の時期で、このころは安静にしていてもうずきやすく、夜間痛(やかんつう)も目立ちます。

次に拘縮(こうしゅく)といって、肩が固まって動かしにくくなる時期に入ると、痛みの質は変わります。ズキズキよりも、無理に動かしたときの引っ張られる痛みが中心になっていくのです。今の痛みが「どの時期のものか」で、気をつけたいことも変わってきます。

五十肩の強い痛みで眠れない夜の対処

いちばんつらいのは、やはり夜ではないでしょうか。眠れない日が続くと、体も心も消耗してしまいます。ここでは、今夜からすぐに試せて、体に負担をかけにくい工夫をまとめました。全部やる必要はありません。「これならできそう」と思うものからで大丈夫です。

楽に眠るための姿勢と腕の置き場所

仰向けで寝るときは、痛む側の腕の下に、丸めたタオルや薄いクッションを入れてみてください。肘から先が少し持ち上がり、肩が後ろに引っ張られにくくなります。横向きなら、痛くない側を下にして、痛む腕を抱き枕やクッションの上にのせると、腕の重みが肩にかかりにくくなります。

ポイントは、肩がだらんと前に落ちたり、後ろに反ったりしない位置を探すことです。毎晩同じ形にこだわらなくて大丈夫ですよ。寝返りで目が覚めても、「また探せばいい」と思えるだけで、気持ちが少し楽になります。

冷やす?温める?迷ったときの考え方

これは本当によく聞かれます。目安としては、ズキンズキンと脈打つような痛みや、熱っぽさがあるときは、短い時間だけ冷やすと楽になることがあります。反対に、肩全体が重くて冷えると痛みが増すときは、お風呂やカイロで温めると和らぐ方が多いです。

どちらも、気持ちいいと感じる方を選ぶのが基本です。やってみて痛みが強くなるようなら、すぐにやめてください。正解はひとつではなく、その日の肩の状態で変わることもあります。

痛み止めや湿布が効かないと感じたら

「湿布を貼っても、痛み止めを飲んでも変わらない」というお悩みもあります。炎症が強い時期は、市販の薬だけでは追いつかないことも珍しくありません。薬が合わないのではなく、痛みの出どころによっては、もう少し別の手立てが必要というサインかもしれません。

薬の種類や飲み方は、体質や持病によっても変わります。ご自身で量を増やしたりせず、医師や薬剤師さんに相談してくださいね。我慢を重ねるより、早めに頼るほうが結果的に楽になります。

五十肩の激痛と間違えやすいサイン

肩が強く痛むと、「きっと五十肩だろう」と思いがちです。ただ、肩の痛みにはほかの原因が隠れていることもあります。ここでは、自己判断せずに医療機関を受診してほしいサインをお伝えします。不安をあおる意図ではなく、安心して過ごすためのチェックと思ってください。

腱板断裂や石灰沈着の可能性もある

肩のまわりには、腱板(けんばん)という、腕を支える大事なすじの集まりがあります。ここが傷ついたり切れたりすると、五十肩とよく似た強い痛みが出ます。また、石灰沈着性腱炎(せっかいちんちゃくせいけんえん)といって、カルシウムのかたまりが肩にたまり、突然ものすごい痛みが出る病気もあります。

こうした場合は、画像で確認すると状態がはっきり分かります。「ただの五十肩」と決めつけず、一度きちんと調べておくと、その後の過ごし方にも自信が持てます。

すぐ病院へ行ってほしい危険な症状

次のような場合は、早めに医療機関を受診してください。転んだりぶつけたりした直後から急に痛みが出たとき、発熱や肩の赤み、腫れを伴うとき、腕や指にしびれや力の入りにくさがあるときです。また、左肩の痛みに加えて、胸の圧迫感や冷や汗、息苦しさがある場合は、心臓の病気のこともあるため、迷わず救急の受診を考えてください。

首の骨(頸椎:けいつい)からくる痛みが、肩に響いていることもあります。「こんなことで受診してもいいのかな」と遠慮する必要はまったくありません。

五十肩の激痛はいつまで続くの?

「この痛み、いつまで続くんだろう」という不安は、痛みそのものと同じくらいつらいものです。先の見えない状態が、気持ちを重くしてしまいますよね。ここでは、一般的な経過の考え方と、その間の過ごし方についてお話しします。

五十肩は、時間をかけて少しずつ落ち着いていく経過をたどることが多いものです。いちばん強い痛みの時期は、数週間から数か月続くことがあり、その後に痛みは和らぎ、動きも少しずつ戻っていきます。ただし、期間には大きな個人差があります。早い方もいれば、1年、2年と長引く方もいます。

痛みが強い時期に、無理に動かして頑張る必要はありません。かといって、まったく動かさないままでいると、肩が固まりやすくなることもあります。痛みの強さに合わせて、動かせる範囲でそっと動かすくらいの気持ちで、肩と付き合っていきましょう。調子の波があるのも、ごく自然なことです。

日常では、高い所の物を取るときは家族に頼る、洗濯物は低い位置に干す、重い買い物袋は無理に持たない、といった小さな工夫が役立ちます。周りに甘えることは、決して悪いことではありません。

五十肩の激痛で悩むあなたへ伝えたいこと

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。最後に、私がいちばんお伝えしたいことを書かせてください。肩の痛みで眠れない毎日は、本当にしんどいものだと思います。まずは、ここまでよく頑張ってこられましたと、声をかけさせてください。

五十肩の激痛には、ちゃんと理由があります。そして、その痛みは時期とともに変化していきます。大切なのは、痛みのレベルを知ること、夜を少しでも楽に過ごす工夫をすること、そして危険なサインを見逃さないことの3つです。それだけで、不安はぐっと小さくなります。

私は30年以上、肩の痛みで悩む方々と向き合ってきました。つらさを抱えたまま我慢を続けて、状態が長引いてしまった方も見てきました。だからこそ、ひとりで悩まないでほしいのです。「これって相談していいのかな」という小さな疑問でも、気軽に声をかけてください。いつでもお待ちしています。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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