
院長:表川お気軽にご相談ください!


こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。今日は、朝の目覚めがどうもすっきりしない、頭がおもだるくてなかなか動き出せない、というお悩みについてお話ししたいと思います。
こんなお悩みはありませんか?
もしこのような状態がずっと続いているとしたら、からだのなかでなにかのサインが出はじめているのかもしれません。
私のもとには、朝から頭が重くてつらいというご相談がよく届きます。なかには、起立性調節障害という自律神経のトラブルが背景にあるケースも少なくありません。
今日はその仕組みをなるべくわかりやすくお伝えしながら、できることを一緒に考えていきますね。


朝の頭の重だるさは「気のせい」ではありません。からだが発しているサインをしっかり受け取ることが、根本的な改善への第一歩になります
「昨日はちゃんと寝たはずなのに、なんで朝から頭がこんなに重いんだろう」そう感じたことはありませんか。この感覚はただの疲れや気のせいではなく、からだの内側のしくみと深くつながっています。
わたしたちのからだは、夜のあいだに副交感神経が優位になって、疲れを回復しようとしています。ところが、この切り替えがうまくいかないことがあります。
そうすると朝になっても脳やからだへの血流がじゅうぶんに確保されず、目は覚めているのにぼんやりとした重さが残ってしまうんですね。
自律神経は、わたしたちが意識しなくても心臓を動かしたり、血圧を調整したりしている大切なしくみです。交感神経と副交感神経のふたつがバランスをとってからだを支えています。


ストレスや不規則な生活がつづくと、このバランスがくずれてしまいます。すると朝になっても交感神経がじゅうぶんに活性化されず、脳への血流が不足した状態がつづくことがあります。
夜ふかしやスマホの見すぎ、毎日のようにつづくプレッシャーなどが重なると、自律神経のリズムがみだれやすくなります。その乱れが、じわじわと朝の目覚めに影響を与えるんです。
「睡眠時間はとっているのに…」というかたも多いですよね。実は、大切なのは時間だけではなく、眠りの質なんです。
眠りが浅いと、脳や筋肉の疲れが十分に回復されないまま朝をむかえることになります。自律神経のはたらきが乱れていると、深い眠りに入りにくくなります。
だから、長い時間ねむっても「寝た気がしない」「頭がぼーっとする」という状態につながりやすいんです。思い当たることはありませんか。
「週末はそうでもないのに、なぜか平日の朝だけ頭がおもたくなる」というかたがいらっしゃいます。じつは、これにはちゃんとした理由があるんです。
わたしたちのからだは、仕事や学校というプレッシャーに対して、無意識のうちに反応しています。「また仕事がはじまる」という気持ちが、からだに緊張感を生み出すことがあります。
この緊張が自律神経のバランスをくずし、頭の重さや倦怠感につながることがあるんです。特に月曜の朝に症状が強くなるかたは、こういったしくみが関係しているかもしれません。
「ブルーマンデー症候群」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。週明けの月曜日にからだがとくにしんどく感じる状態のことで、精神的なストレスと自律神経のみだれが重なって起きやすいとされています。
仕事のプレッシャーや人間関係のもやもやは、じわじわと自律神経に影響をあたえます。デスクワークで長時間おなじ姿勢でいるかたは、筋肉の緊張とストレスが重なりやすい環境にいます。
「たかが頭の重さ」とかるく見てしまいたくなる気持ちはわかります。でも、この状態がつづくとからだへの負担は思った以上に大きくなっていきます。
まずは「最近、自分のからだの調子がよくないな」と気づくことが、改善への大事な一歩になります。
朝の頭のおもたさには、首や肩のこりも大きく関わっています。首まわりには、脳への血液を送る大切な血管や神経が通っています。
筋肉がかたくなって血流がわるくなると、脳へとどける酸素や栄養が不足してしまいます。これが頭の重だるさをひきおこす原因のひとつになるんです。
デスクワークやスマホ操作で前かがみの時間が長いかたは、首の後ろ側の筋肉が常に緊張しやすい状態にあります。寝ているあいだもその緊張がほぐれないと、翌朝もそのまま重さが残ってしまいます。
枕の高さや素材が合っていないと、首が不自然な角度のままで長時間すごすことになります。首の筋肉に負担がかかりつづけると、朝の頭重感の原因のひとつになります。
仰向けで寝たときに、首のうしろに自然なすき間ができる高さの枕が理想的といわれています。また、うつぶせ寝は首を一方向にむけたままで長時間すごすことになるため、なるべく避けるとよいでしょう。
寝がえりがうちやすい環境をつくることも、からだへの負担を減らすうえで大切なポイントになります。
毎朝のように頭が重くてなかなか起き上がれない、という症状は、起立性調節障害と呼ばれる状態のサインである場合があります。
起立性調節障害というと「子どもの病気」というイメージをもたれることがありますが、おとなでも同じような症状があらわれることがあります。
自律神経のはたらきが乱れることで、立ち上がったときに血圧の調整がうまくいかなくなり、頭への血流が一時的に不足してしまうことがあるんです。
起立性調節障害の特徴のひとつが、午前中に症状が強く、午後になると少し楽になるという日内変動です。「朝はつらいのに、夕方にはわりと元気」という経験があるかたは、ぜひからだの状態を一度確認してみてください。
また、この症状はただのストレスや怠けとまちがわれやすいのも特徴のひとつです。からだのしくみからくる不調なので、本人の意志ではなかなかどうにもなりません。
まわりから「気合いが足りない」などといわれてつらい思いをされているかたも、決して一人ではありませんよ。
ここでは、日常のなかでとりくめるセルフケアをいくつかご紹介します。症状が長くつづいている場合は、ぜひ早めに専門家にご相談くださいね。
目がさめたら、いきなりガバッと起き上がるのを避けましょう。まず横になったまま手足をゆっくり動かし、からだを少しずつ目覚めさせてから、時間をかけて体を起こすようにしてください。
これだけでも、頭への血流の急激な変化をやわらげることができます。特に朝の立ちくらみが気になるかたには、とても大切なポイントになります。
朝の光を浴びることで、からだの内側の時計がリセットされます。カーテンをあけて光をとり入れることは、自律神経のリズムを整えるうえでとても大切なことです。
朝の光には、眠気をうながすメラトニンの分泌をとめて、活動をうながすはたらきがあります。起きたらまずカーテンをあけるという小さな習慣が、朝のからだを助けてくれます。
朝、ベッドの上で首をゆっくりと左右に傾けたり、肩をぐるぐるとまわしたりするだけでも、血流の改善につながります。強く動かす必要はありません。
ゆっくりと、気持ちのよい範囲でやさしく動かしてみてください。たった2〜3分の習慣でも、つづけることでからだの変化を感じやすくなります。
からだが水分不足になると血液がどろどろになり、脳への血流がわるくなることがあります。起床後にコップ一杯のみずを飲む習慣をつけるだけで、からだのめざめをサポートすることができます。
これは毎日かんたんにできることですし、からだへの負担もほとんどありません。まずはここからはじめてみてはいかがでしょうか。
毎朝のように頭がおもたく感じる症状は、ただの疲れではなく、からだがなにかを訴えているサインである可能性があります。
自律神経のみだれ、睡眠の質の低下、首や肩の筋緊張、そして起立性調節障害と、その背景にはさまざまな原因がからみあっています。
大切なのは「これくらい大丈夫」と自分にいいきかせてがまんしつづけないことです。からだのサインをちゃんと受け取って、早めに動くことが改善への近道になります。
わたしは守山の整骨院で30年以上、患者さんのからだとしっかり向き合いながら施術をつづけてきました。朝の頭の重だるさや自律神経の不調でお悩みのかたも、どうかひとりで抱え込まないでください。
どんなお悩みでも、まずは気軽にお声がけいただければと思います。あなたのからだのことを、一緒に考えさせてください。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】



