
院長:表川お気軽にご相談ください!


こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。
こんなお悩みはありませんか?
アラームが鳴っても体が動かない、なんでこんなにだるいんだろう、と感じる朝が続いていませんか。そのだるさや倦怠感は、起立性調節障害という自律神経の乱れが、朝の体のつらさや無気力感を引き起こしていることがとても多いんです。この記事では、その理由と向き合い方をわかりやすくお伝えします。


「朝のだるさ」をただの怠けだと思って、ずっと我慢している方がとても多いんです。でも、その背景にはからだの自律神経のはたらきが乱れているというちゃんとした理由があります。一人で抱え込まず、ぜひ気軽にご相談ください
「毎朝だるくて起き上がれない」という状態を、多くの方が気持ちの問題や睡眠不足のせいだと思いがちです。もちろん、生活リズムの乱れが影響していることもあります。でも、それだけでは説明がつかない場合も少なくありません。
特に「平日の朝だけつらい、午後には少し回復する、休日はそうでもない」という特徴がある場合、自律神経の乱れによる症状が関係している可能性があります。
自律神経とは、私たちのからだの活動を無意識にコントロールしている神経のことです。呼吸や心臓の動き、血圧の調整など、自分ではなかなか意識できない部分をすべて管理しています。


自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という2つのはたらきがあります。朝、目が覚めてからだを動かすためには交感神経がうまくはたらく必要があります。
しかし、この切り替えがうまくいかないと、起き上がったときに血圧がうまく上がらず、脳に充分な血がまわりにくくなってしまいます。この状態が、朝の強いだるさや立ちくらみ、頭痛などの症状として現れてきます。
医学的には「起立性調節障害(OD)」と呼ばれており、決してめずらしい症状ではありません。中学・高校生のおよそ10人に1人にみられるとも言われており、全国では70万人以上が同じ悩みを抱えていると推定されています。
起立性調節障害の大きな特徴は、症状が午前中に強く出て、午後になると和らぐという「日内変動」があることです。これは自律神経のリズムと深くかかわっています。
朝のうちはからだの交感神経のはたらきが弱く、血圧が低いまま推移しやすいため、倦怠感や無気力感が強く出やすい状態になっています。逆に午後になると交感神経が徐々にはたらきはじめ、血圧も安定してくるため、症状が和らいできます。
「朝は動けないのに夜はふつうに活動できる」という状態を周りから「昼夜逆転の怠け」と見られてしまうことが多く、本人がとても傷ついてしまうケースが後を絶ちません。これは怠けでもなく、夜更かしが好きなわけでもなく、からだのしくみがそうなっているんです。
30年以上、たくさんの患者さんと向き合ってきた経験のなかで、もっとも心が痛むのは「怠けだと思って責め続けていた」という声を聞くときです。
本人も保護者の方も、「気合いが足りないのかも」「もっとがんばれば起きられるはずだ」と思い込んでしまうことで、お互いに疲弊してしまうケースをたくさん見てきました。
自律神経の乱れによる症状は、本人がどんなに「起きよう」と思っても、からだがそれについていけない状態です。意志の力でどうにかなるものではありません。
まずは「体のしくみの問題」として受け止めることが、回復への大切な第一歩になります。責めることよりも、原因を正しく知ることのほうが、ずっと大事なことだと私は思っています。
「またお母さんを心配させてしまった」「今日も学校に行けなかった」という自己嫌悪は、症状そのものと同じくらい、こころを傷つけます。
本人は誰よりもつらく、誰よりも「なんとかしたい」と思っています。だからこそ、周りの方には「どうして起きないの」という言葉より、「つらいんだね」という寄り添う気持ちを大切にしていただきたいと思います。
毎朝のように続くだるさや無気力は、気のせいでも意志が弱いわけでもなく、からだが発しているSOSのサインです。こういった症状が続いているなら、一人で抱え込まずに専門家に相談することをおすすめします。
起立性調節障害かもしれないと感じるとき、どんな特徴が重なっているでしょうか。すべてに当てはまる必要はありませんが、いくつかのサインが重なっているようであれば、からだのしくみを一度しっかり確認してみることがたいせつです。
特によく見られるのは、立ち上がったときのクラクラ感や頭痛です。また、午前中の倦怠感が強く、動悸や吐き気が出ることもあります。夜になると比較的元気で、昼夜逆転ぎみの生活になってしまっているという方も多いです。
さらに、症状が毎日ではなく「特に平日の朝」「学校の前だけ」というかたちで出やすい場合も、自律神経の影響が疑われます。ストレスや緊張感が、症状を強めていることがあるからです。
起立性調節障害は思春期の中高生に多い印象がありますが、大人にも起こります。社会人になってから「月曜の朝がとくにつらい」「仕事の前日から体が重くなる」という形で現れることも少なくありません。
ストレスや生活リズムの乱れが自律神経に影響を与えることで、年齢を問わずに症状が出ることがあります。「自分には関係ない」と思わずに、気になる症状があれば向き合ってみてください。
「そのうち治るだろう」「成長したら自然になおるかも」という気持ちはよくわかります。実際、軽症の場合には適切なケアで数か月以内に改善していくケースもあります。
でも、長い間そのままにしておくと、からだだけでなく、こころにも影響が出てきてしまうことがあります。不安感や落ち込み、人と関わることへの怖さなど、こころの症状を併発するケースもあります。
特に学生の方の場合、長期にわたって学校に行けない状態が続くと、学習の遅れや人間関係の変化など、生活全体に影響が広がっていく可能性があります。
「まだ様子を見よう」と思いながら月日が経ってしまうケースをこれまで何度も目にしてきました。からだのサインには、できるだけ早めに気づいて向き合うことが、改善への近道になります。
症状を和らげるためのヒントをいくつかお伝えします。ただし、これはあくまでも「日常でできること」の目安であり、症状の重さや原因によって適切な対処法は一人ひとりちがいます。無理に何かをしなければという気持ちにはならないでくださいね。
急に起き上がると血圧が一気に変動してしまうため、症状が強く出やすくなります。目が覚めたあとは、すぐに立ち上がろうとせず、しばらく横になったまま手足をゆっくり動かして、からだを少しずつ目覚めさせてあげることが助けになる場合があります。
焦って動こうとすると、かえって立ちくらみや気分の悪さを招くことがあります。「ゆっくり起きること」は決して怠けではなく、からだへのやさしい配慮です。
自律神経の乱れによる症状には、水分不足が関係していることがあります。からだの血液量が少ないと、立ち上がったときの血圧低下がより起こりやすくなります。
朝に水をいっぱい飲むことや、日中こまめに水分をとることを意識してみてください。特に夏場や汗をよくかく時期は、水分の消費量が増えます。「あまり飲んでいないかも」と感じる方は、少しずつ取り入れてみてください。
自律神経は規則的な生活リズムと深く関係しています。毎日の就寝・起床の時間をできるだけ一定に保つことで、からだのリズムが整いやすくなると言われています。
完璧にやろうとする必要はありません。「昨日より30分だけ早く寝てみる」くらいのゆるやかな取り組みが、長い目でみてからだの変化につながることがあります。焦らず、自分のペースで向き合っていただけたらと思います。
自律神経のはたらきは、体温とも関係が深いと言われています。冷えやすい方は、湯船にゆっくりつかる習慣をとり入れることで、からだのめぐりが整いやすくなることがあります。
シャワーだけで済ませがちな方は、週に数回でも湯船に入ることを意識してみてください。温まることで、夜のリラックスにもつながり、眠りの質にも良い影響をもたらすことがあります。


朝にからだがつらい原因は、じつにさまざまです。自律神経の乱れのほかにも、貧血や甲状腺の問題、睡眠の質の低下、こころの疲れなど、いくつかの要因が複雑に絡み合っていることも多くあります。
「なんとなく朝がつらい」という状態が続いているなら、その原因を正しく把握することがとても大切です。原因が分からないまま対処を続けても、一時的に楽になってもまた同じ症状を繰り返してしまうことがあります。
自分のからだに何が起きているかを知ることが、根本からの改善につながります。気になる方は、一度専門家にからだの状態を診てもらうことをおすすめします。
私は守山で整骨院を開院してから20年以上になります。これまで多くの方が「朝がつらくて動けない」「だるさが続いて何もできない」というお悩みを抱えて来院されてきました。
症状の原因はひとつではなく、一人ひとりちがいます。だからこそ、しっかりと検査をして原因を把握することをとても大切にしています。「どこに相談すればいいかわからない」「病院に行くほどでもないかな」と迷っている方もいるかもしれません。
でも、悩んでいるということ自体が、からだがケアを必要としているサインです。一人でずっと抱え込まずに、まず話してみることが回復の第一歩になります。どんな些細なことでも、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。あなたのからだのことを、一緒に丁寧に考えていきましょう。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】



