
院長:表川お気軽にご相談ください!


デスクに向かって数字を打ち続けていると、いつの間にか後頭部から首すじにかけて重くなり、頭全体をベルトで締めつけられるような感覚が出てくる。市販薬で一時的にはやり過ごせても、また同じ時間帯に痛みが戻ってくると、このまま様子を見ていてよいのかと迷う方もいると思います。
こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院・守山本院院長の表川大樹です。この記事では、緊張型頭痛で迷ったときに、家で確認できること、無理に触らないほうがよい状態、相談を考えたいタイミングについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、緊張型頭痛の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で確認しやすいポイントから順にお伝えします。



まず今の状態から確認しましょう
お昼を過ぎたころから後頭部が重くなる方は少なくありません。
午前中はパソコン作業に集中していて気づかず、午後になって首すじの張りとともに痛みが表に出てくることがよくあります。同じ姿勢を続けた時間の長さと関係している場合が多いです。
この痛みは片頭痛のようにズキズキとするものとは違い、頭全体を締めつけられる重さとして出ることが多いといえますね。人によっては、両側のこめかみから後頭部にかけて帯で巻かれたような感覚になることもあります。仕事の切れ目やほっとした瞬間に痛みに気づくという声も多く聞かれます。
デスクワークやスマートフォンの操作は、首を前に出す姿勢を長く続けやすい動作です。
頭が前に出た状態が続くと、首の後ろから後頭部にかけての筋肉が常に働き続けることになります。この負担が抜けないまま時間が経つと、筋肉の緊張がほどけにくくなっていきます。
椅子の高さや画面の位置よりも、同じ姿勢を続けている時間そのものが負担になっているケースもあります。姿勢が悪いから痛むのではなく、良い姿勢でも固定し続けることが負担になる点は誤解されやすいところです。会議が続く日や資料作成に集中する日は、特に首の力が抜けにくくなります。
肩や首のこりと頭痛を別々のものだと考えている方は多いです。
実は、首や肩まわりの筋肉が緊張したまま血の巡りが悪くなると、疲労がたまった筋肉が神経を刺激して、頭の痛みとして感じられることがあります。肩こりの延長として頭痛が出ている場合もあるということです。
そのため、頭だけをもみほぐしても痛みが軽くならないことがあります。首すじや肩甲骨まわりまで含めて確認したほうが、緊張の全体像がつかみやすくなります。肩を回したときに引っかかる感じがあるなら、首の緊張もセットで抱えている可能性があります。
体の姿勢だけでなく、気持ちの緊張も頭痛に関わってきます。
不安や仕事のプレッシャーが続くと、自覚のないまま首や肩の筋肉に力が入り続けることがあります。休んでいるつもりでも体の力が抜けていない、という状態です。
姿勢のストレスと気持ちのストレスが同時に重なっている方は、痛みが長引きやすい傾向があります。片方だけに対処しても、もう片方が残っていると痛みが戻ってきやすいためです。
睡眠の質が下がっている場合も、筋肉の緊張が抜けにくくなる一因になります。眠っているつもりでも、浅い睡眠が続くと首や肩の力が十分に抜けないまま朝を迎えることがあります。休日にゆっくり過ごしても痛みが残る場合は、気持ちの緊張が長引いている可能性も考えられます。
市販薬で毎回抑えているうちに、痛みが出る前提で一日を過ごすようになっている方もいます。
薬に頼る回数が増えると、筋肉の緊張そのものは残ったまま痛みだけを抑え続ける形になります。緊張が抜けないぶん、次の痛みが早く戻ってくることもあるでしょう。
薬の使用が続く場合は、量や頻度について薬剤師や医療機関に確認しておくと安心です。飲む回数が週に何度もある方は、一度そのペース自体を見直す時期に来ているといえるかもしれません。
頭痛が長く続くと、痛みそのものへの感じ方が敏感になっていくことがあります。
これは筋肉だけの問題ではなく、痛みを伝える神経の働き方が変化してくるためと考えられています。だからこそ、早い段階で首や肩の緊張を緩めておく意味があります。
月に半分以上頭痛がある方は、慢性化のサインとして早めに向き合っておきたいところです。痛みの強さよりも、頻度が増えていないかを確認する視点も大切です。
強い痛みがないときは、いくつか自分で試せることがあります。
首の後ろを温めたり、1時間ごとに画面から目を離して肩を回したりするだけでも、緊張がゆるむきっかけになります。デスク環境をすぐに変えられない場合は、休憩の入れ方から始めてみてください。
数々のご相談の中でも多いのが、痛みが出てから対処する方で、痛みが出る前の休憩や姿勢の変化のほうが効きやすいことが多いです。座ったまま肩をすくめて緩めるだけの動きでも、続けることで違いが出てきます。深呼吸を意識して肩の力を抜く時間を作るのも、手軽に試せる方法のひとつです。
一方で、自分で対処せず先に医療機関へ相談したほうがよい状態もあります。
今までと違う強さの痛みが急に出た場合や、しびれ・吐き気・視界の変化を伴う場合は、緊張型頭痛以外の可能性も考えられます。いつもと違う痛み方だと感じたときは、自己判断で様子を見続けず、早めに医療機関で確認してください。
医療機関では、頭痛のタイプを見分けるための問診や検査が行われることがあります。まずは体の状態を正確に把握することが優先です。発熱や手足の動かしにくさを伴う場合も、急いで確認してもらったほうがよいでしょう。今までに経験したことのない痛み方も、見過ごさずに伝えておきたいポイントです。
頭痛の相談を受ける際、首や肩だけでなく体全体の使い方も確認しています。
当院では、関節・筋肉・神経・姿勢・歩行という5つの視点から、痛みをかばう歩き方の癖や姿勢の乱れがないかを確認します。デスクワークでの姿勢だけでなく、日常の歩き方の負担も頭痛の背景になっている場合があります。
個人的には、痛む場所だけでなく、その痛みを生んでいる体の使い方まで一緒に確認したいところです。ソフトな刺激で緊張を緩める機器を使った施術も取り入れており、体への負担を抑えながら状態に向き合えます。柔道整復師と鍼灸師の両方の視点から、筋肉と神経の両面を確認できる点も特徴です。時間をかけて問診から状態の確認まで行うことで、痛みの背景を見落としにくくなります。
緊張型頭痛は、姿勢の乱れや気持ちのストレスによる首や肩の緊張が積み重なって起こることが多く、自宅でのこまめな休憩やストレッチで和らぐ場合もあります。
今日からできることとして、まず1時間に一度は画面から目を離し、肩の力を抜く時間を作ってみてください。それだけでも、首や肩にたまった負担が少しずつ抜けていきます。
首や肩だけでなく、姿勢や歩き方の癖も含めて確認したい方は、大樹整骨院・守山本院へお気軽にご相談ください。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】



