種子骨障害

種子骨障害とは

種子骨障害とは、足の親指の付け根（母趾球部）の裏側にある小さな骨「種子骨」が、繰り返しの負担や強い衝撃によって炎症や骨折などを起こし、歩行や運動時に痛みや腫れを生じる状態を指します。

特にスポーツや長時間の立ち仕事、合わない靴の使用、足の形の異常がある方に多く見られます。痛みは最初は運動時だけでも、進行すると日常生活の中でも常に感じるようになり、歩行や立ち仕事がつらくなることもあります。

日本国内ではスポーツをする若者や立ち仕事の多い職業、ハイヒールを常用する女性などに多く、足部障害全体の数％を占めると考えられています。特に自分の足に合わない靴や、急激な運動を繰り返すことで発症しやすく、慢性化すると治りにくいのが特徴です。

種子骨障害を放置すると、痛みが慢性化し、日常生活の中でも常に痛みを感じるようになります。足のバランスが崩れることで膝や腰にも負担がかかり、他の部位の障害を引き起こすこともあります。ひどい場合は、運動や仕事が続けられなくなり、手術が必要になることも考えられます。

好きなスポーツや趣味を諦めざるを得なくなったり、仕事への復帰が難しくなることもあり、心身ともに大きなストレスを抱える原因となります。早期の対応ができないと、回復までに長い時間がかかることも多いのです。

種子骨障害の原因

開院以来、当院には種子骨障害でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの臨床経験や検査結果から断言できるのは、種子骨障害の原因はひとつではなく多岐にわたるということです。

種子骨障害の原因として次のようなことが挙げられます。

種子骨障害はこういった様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足底や母趾球部への過度な負担が積み重なり、種子骨やその周囲の組織に炎症や損傷が生じます。

人によって発症のきっかけや進行の仕方は異なり、単に安静にしたりインソールを変えるだけでは根本的な改善にはつながりません。全身の状態を丁寧にチェックし、正確に見極めることが大切です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。種子骨障害でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

これまでいろいろ試してみたけれど、なかなか改善しなかったという方も、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

種子骨障害の場合、病院では以下の対処法が一般的です。

安静や運動制限

長期間続けると筋力低下や生活の質低下につながる恐れがあります。

インソールやパッド

個人差があり効果に限界があることもあります。

薬物療法

根本的な解決にならず副作用のリスクも考えられます。

物理療法

継続的な通院が必要で、即効性は限定的です。

種子骨障害を改善するために

種子骨障害を改善するためには、まず正確な原因を特定することが重要です。原因が分からないまま対処しても、一時的に楽になってもまた同じ症状を繰り返してしまいます。

当院では多角的な検査を通して、あなたの種子骨障害の根本原因を見つけだします。そして、検査結果をもとに筋肉や関節、骨という身体の構造に対しての施術と血流や神経など身体の機能を改善する施術を行い、あなたの自然治癒力を活性化していきます。

さらに、痛みが良くなった後も再発しないよう、日常生活での姿勢や動作の改善方法をお伝えします。あなたが生き生きと動ける健康的な毎日を長く維持できるよう、しっかりサポートします。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、足の痛みの原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院で種子骨障害が改善する理由

種子骨障害を改善するためには、症状のある部位だけでなく身体全体を総合的に捉えることが重要です。痛みの根本原因を特定するには、現在の状態を正確に把握し、小さな変化や症状の波を見逃さないことが必要不可欠です。

そのため、当院では検査から施術まで一貫して院長が行うことで、身体のわずかな変化を継続的に観察、評価することができます。この一貫性のあるアプローチが施術効果を高め、豊富な改善実績につながっています。

薬に頼りたくない方や、これまでの治療で十分な効果が得られなかった方も、新たな視点からのアプローチで改善の可能性があります。あきらめずにご相談ください。

種子骨障害のQ＆A

種子骨障害は自然に治りますか？

一時的に症状が軽くなることはありますが、負担が続くと慢性化しやすいため、早めの専門的な対応が大切です。

種子骨障害の人がやってはいけないことは？

痛みが強い時は無理に運動や長時間の立ち仕事を控え、ジャンプやダッシュなど急激な負荷は避けましょう。

どのタイミングで病院に行けばいいですか？

痛みが数日続く、歩行や日常生活に支障が出る場合は早めに整形外科や専門治療院を受診しましょう。

インソールや靴選びで気をつけることは？

インソールは足の形や症状に合わせて選び、クッション性やアーチサポートを重視してください。専門家に相談するのが安心です。

痛みが強い時はどう対処すればいいですか？

強い痛みがある時はアイシングや安静を心がけ、無理をしないことが重要です。

他の足の病気とどう違うのですか？

足底筋膜炎やモートン病など似た症状もあるため、正確な診断が大切です。

種子骨障害が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の構造と機能にアプローチし自然治癒力を高める施術は種子骨障害と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

種子骨障害は早く対処すればするほど、改善までの期間が短くなります。種子骨障害の患者さんを数多くみてきた経験から、身体の状態を正しく把握し適切に対処すれば身体は変わります。

改善まで責任をもって私が施術を行いますので、ひとりで悩まず、お気軽にご連絡ください。