PMDD

PMDD（月経前不快気分障害）とは

PMDD（月経前不快気分障害）は、生理前の1～2週間に強い抑うつやイライラ、不安、情緒不安定などの精神的症状が現れ、日常生活や仕事、人間関係に大きな支障をきたす状態です。月経が始まると症状は軽くなりますが、毎月繰り返すため、本人も周囲も大きな負担を感じます。

一般的なPMS（月経前症候群）よりも症状が重く、特に精神的な症状が強いのが特徴です。気分の落ち込みや不安感が日常生活に深刻な影響を与え、仕事のパフォーマンスが著しく低下したり、家族や友人との関係に亀裂が生じることもあります。

症状の程度は個人差がありますが、放置すると他のメンタルヘルスの問題を併発する可能性もあるため、適切な対処が必要です。

PMDDを放置すると、うつ病や不安障害など他のメンタルヘルスの問題を併発したり、仕事や家庭生活に深刻な影響が及ぶことがあります。

職場では感情のコントロールができずに同僚との関係が悪化し、最悪の場合は退職に追い込まれることもあります。家庭では家族に対して攻撃的になったり、子育てに支障をきたしたりして、家族関係に深刻な亀裂が生じる可能性があります。

また、毎月繰り返される症状により、自分を責める気持ちが強くなり、自己肯定感が著しく低下します。そして、社会生活への参加が困難になり、孤立感を深めることで、症状がさらに悪化する悪循環に陥ってしまいます。早めの対処により、このような深刻な状況を避けることができます。

PMDDの原因

開院以来、当院にはPMDDでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの臨床経験や検査結果から断言できるのは、PMDDの原因はひとつではなく多岐にわたるということです。

PMDDの原因として次のようなことが挙げられます。

PMDDはこういった様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

生理周期に伴うエストロゲンやプロゲステロンの急激な変動が脳内の神経伝達物質に影響を与え、特にセロトニンの分泌が減少することで気分の落ち込みや不安が強まります。

慢性的なストレスや生活環境の変化も症状を悪化させる要因となり、家族に同様の症状がある場合は発症リスクが高まる傾向があります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。PMDDでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

これまでいろいろ試してみたけれど、なかなか改善しなかったという方も、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

PMDDの場合、病院では以下の対処法が一般的です。

薬物療法

薬への依存や副作用のリスクが高まる可能性があります。

低用量ピル

体質によっては血栓症のリスクが高まったり、吐き気や頭痛などの副作用が現れることがあります。また、喫煙者や特定の疾患を持つ方は使用できない場合があります。

漢方薬

効果が現れるまでに時間がかかることが多く、体質に合わない場合は胃腸障害などの副作用が生じることがあります。また、他の薬との相互作用にも注意が必要です。

カウンセリング

継続的な通院や時間が必要で、治療者との相性によって効果に差が生じることがあります。

PMDDを改善するために

PMDDを改善するためには、まず正確な原因を特定することが重要です。原因が分からないまま対処しても、一時的に楽になってもまた同じ症状を繰り返してしまいます。

当院では多角的な検査を通して、あなたのPMDDの根本原因を見つけだします。そして、検査結果をもとに筋肉や関節、骨という身体の構造に対しての施術と血流や神経など身体の機能を改善する施術を行い、あなたの自然治癒力を活性化していきます。

さらに、症状が良くなった後も再発しないよう、日常生活での姿勢や動作の改善方法をお伝えします。あなたが生き生きと動ける健康的な毎日を長く維持できるよう、しっかりサポートします。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、PMDDの原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院でPMDDが改善する理由

PMDDを改善するためには、症状のある部位だけでなく身体全体を総合的に捉えることが重要です。症状の根本原因を特定するには、現在の状態を正確に把握し、小さな変化や症状の波を見逃さないことが必要不可欠です。

そのため、当院では検査から施術まで一貫して院長が行うことで、身体のわずかな変化を継続的に観察、評価することができます。この一貫性のあるアプローチが施術効果を高め、豊富な改善実績につながっています。

薬に頼りたくない方や、これまでの治療で十分な効果が得られなかった方も、新たな視点からのアプローチで改善の可能性があります。あきらめずにご相談ください。

PMDDのQ＆A

PMDDは自然に治りますか？

自然に軽快することもありますが、多くの場合は適切な治療や生活習慣の見直しが必要です。ホルモンバランスの乱れや自律神経の不調が根本原因にあるため、放置すると症状が慢性化しやすく、他のメンタルヘルスの問題を併発する可能性もあります。早めの相談と適切な対処により、症状の改善と再発予防が期待できます。

PMDDの人がやってはいけないことは？

無理に我慢したり、症状を軽視して放置することは避けてください。また、アルコールやカフェインの過剰摂取、夜更かし、不規則な食事も症状を悪化させる要因となります。ストレスを溜め込まず、適度な運動や十分な睡眠を心がけることが重要です。自分を責めすぎることも症状を悪化させるため、周囲の理解を求めることも大切です。

PMSとPMDDの違いは？

PMSは身体的・精神的な不調全般を指しますが、PMDDは特に精神症状が重く、日常生活に大きな支障をきたす場合に診断されます。PMSでは軽度の気分の変化や身体的不快感が中心ですが、PMDDでは深刻な抑うつ状態や激しいイライラ、不安感が現れ、仕事や人間関係に深刻な影響を与えます。症状の程度と生活への影響度が診断の重要な基準となります。

どの診療科を受診すればいいですか？

婦人科、心療内科、精神科が主な窓口となります。まずは婦人科でホルモンバランスの検査を受け、必要に応じて心療内科や精神科での治療を検討するのが一般的です。症状や不安な点を相談しやすい医療機関を選び、複数の科で連携した治療を受けることも効果的です。当院のような整骨院でも、薬に頼らない自然な施術法でサポートすることが可能です。

生活習慣で改善できることは？

バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレス管理が症状緩和に有効です。特に規則正しい生活リズムを保ち、カフェインやアルコールを控えめにすることが重要です。また、リラクゼーション法や深呼吸、軽いストレッチなどのセルフケアも効果的です。当院では生活習慣の改善指導も行っており、一人ひとりに合ったアドバイスを提供しています。

他の病気と間違えやすいですか？

うつ病や不安障害、更年期障害、甲状腺機能異常などと症状が似ているため、自己判断は危険です。特に月経周期との関連性を正確に把握することが診断の鍵となります。症状の記録をつけて、専門家による適切な診断を受けることが重要です。

職場や家族にどう説明すればいいですか？

「生理前に心身のバランスが崩れやすく、医学的に認められている疾患である」と説明すると理解が得やすいです。PMDDは本人の意志ではコントロールできない生理的な現象であることを伝え、必要に応じて医師の診断書を活用することも効果的です。周囲の理解と協力を得ることで、症状の改善にもつながります。

PMDDが改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の構造と機能にアプローチし自然治癒力を高める施術はPMDDと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

PMDDは早く対処すればするほど、改善までの期間が短くなります。PMDDの患者さんを数多くみてきた経験から、身体の状態を正しく把握し適切に対処すれば身体は変わります。

改善まで責任をもって私が施術を行いますので、ひとりで悩まず、お気軽にご連絡ください。