土踏まずの痛み

土踏まずの痛みとは

土踏まずの痛みとは、足の裏の中央部分にあるアーチ状の窪んだ部分に生じる痛みのことです。この部分には足底腱膜という強靱な繊維組織が張り巡らされており、歩行時の衝撃を吸収し、足のアーチ構造を維持する重要な役割を担っています。

土踏まずに痛みが生じる主な原因として、この足底腱膜に炎症や微小な断裂が起こる足底腱膜炎や、足のアーチが低下する扁平足などがあります。

痛みの特徴として、朝起きた時の第一歩や長時間座った後に立ち上がる際に強い痛みを感じることが多く見られます。しばらく歩いていると痛みが軽減することもありますが、長時間の立ち仕事や運動後に再び痛みが強くなるという特徴があります。

この症状は成人の約10%が生涯のうちに経験するとされており、特に40歳以上の中高年層では発症率が高くなります。

土踏まずの痛みを放置すると、痛みをかばうために歩き方が変化し、膝や腰、股関節など他の部位にも負担がかかるようになります。その結果、膝痛や腰痛などの二次的な症状が発生する可能性があります。

また、慢性化すると足底腱膜の炎症が長期間続き、かかとの骨に骨棘という棘状の突起が形成されることがあります。さらに進行すると、歩行困難や運動制限により筋力低下や体力低下を招き、日常生活の質が著しく低下します。

痛みのために外出を控えるようになると、社会活動の制限や精神的なストレスを抱えることにもなりかねません。早期の適切な治療により、このような状況を防ぐことができるため、症状を感じたら我慢せずに専門家に相談することが重要です。

土踏まずの痛みの原因

開院以来、当院には土踏まずの痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの臨床経験や検査結果から断言できるのは、土踏まずの痛みの原因はひとつではなく多岐にわたるということです。

土踏まずの痛みの原因として次のようなことが挙げられます。

土踏まずの痛みはこういった様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。ランニングやジャンプ動作を繰り返すスポーツにより足底腱膜に過度な負荷がかかったり、長時間立っていることで足底に持続的な圧迫がかかることで炎症が生じます。

この複数の原因が引き金となり、足底腱膜の炎症や足のアーチ構造の変化などが発生し、土踏まずの痛みが発症します。それは人によって異なり、単に痛みのある部分をマッサージしたり湿布を貼るだけでは、全ての問題は取り切れません。

このように一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。土踏まずの痛みでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

これまでいろいろ試してみたけれど、なかなか改善しなかったという方も、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

土踏まずの痛みの場合、病院では以下の対処法が一般的です。

薬物療法

長期間の服用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用のリスクがあり、根本的な原因の解決にはならないため症状の再発の可能性があります。一時的な症状緩和にとどまることが多く、継続的な効果は期待できません。

物理療法

効果を実感するまでに時間がかかり、定期的な通院が必要となるため継続が困難な場合があります。また、症状の程度によっては十分な効果が得られないこともあり、患者さんの負担が大きくなることもあります。

装具療法

装具に依存してしまい根本的な筋力改善につながらず、装具なしでは症状が再発する可能性があります。また、装具の費用負担や日常生活での使用感の問題もあり、長期的な解決策としては限界があります。

注射療法

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し注射により足底腱膜の脆弱化や感染のリスクがあります。また、注射時の痛みや副作用の可能性もあり、根本的な治療にはならないため定期的な処置が必要になります。

土踏まずの痛みを改善するために

土踏まずの痛みを改善するためには、まず正確な原因を特定することが重要です。原因が分からないまま対処しても、一時的に楽になってもまた同じ症状を繰り返してしまいます。

当院では多角的な検査を通して、あなたの土踏まずの痛みの根本原因を見つけだします。そして、検査結果をもとに筋肉や関節、骨という身体の構造に対しての施術と血流や神経など身体の機能を改善する施術を行い、あなたの自然治癒力を活性化していきます。

さらに、痛みが良くなった後も再発しないよう、日常生活での姿勢や動作の改善方法をお伝えします。あなたが生き生きと動ける健康的な毎日を長く維持できるよう、しっかりサポートします。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、土踏まずの痛みの原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院で土踏まずの痛みが改善する理由

土踏まずの痛みを改善するためには、症状のある部位だけでなく身体全体を総合的に捉えることが重要です。痛みの根本原因を特定するには、現在の状態を正確に把握し、小さな変化や症状の波を見逃さないことが必要不可欠です。

そのため、当院では検査から施術まで一貫して院長が行うことで、身体のわずかな変化を継続的に観察、評価することができます。この一貫性のあるアプローチが施術効果を高め、豊富な改善実績につながっています。

薬に頼りたくない方や、これまでの治療で十分な効果が得られなかった方も、新たな視点からのアプローチで改善の可能性があります。あきらめずにご相談ください。

土踏まずの痛みのQ＆A

土踏まずの痛みは自然に治りますか？

軽度の場合は安静にすることで自然治癒する可能性もありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。放置すると慢性化し治療期間が長くなるため、早めの専門的な治療をお勧めします。

土踏まずの痛みがある人がやってはいけないことは？

硬い地面での激しい運動や長時間の立ち続けることは避けましょう。また、クッション性の低い靴での歩いたり無理なストレッチも症状を悪化させる可能性があります。

足底腱膜炎と土踏まずの痛みは同じものですか？

土踏まずの痛みの多くは足底腱膜炎が原因ですが、扁平足や他の疾患による場合もあります。

どのくらいの期間で改善しますか？

症状の程度や発症からの期間により異なりますが、適切な治療により多くの方が2〜3ヶ月で大幅な改善を実感されています。

運動は続けても大丈夫ですか？

痛みが強い急性期は運動を控えることをお勧めしますが、適切な治療により症状が改善すれば段階的に運動を再開できます。

土踏まずの痛みが改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の構造と機能にアプローチし自然治癒力を高める施術は土踏まずの痛みと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

土踏まずの痛みは早く対処すればするほど、改善までの期間が短くなります。土踏まずの痛みの患者さんを数多くみてきた経験から、身体の状態を正しく把握し適切に対処すれば身体は変わります。

改善まで責任をもって私が施術を行いますので、ひとりで悩まず、お気軽にご連絡ください。