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後頭部がズキンと痛い…そのつらい後頭神経痛、ツボで和らげる方法とは?

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こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。

先日、来院された40代の女性の患者さんが「先生、髪をとかすだけで後頭部がピリッと痛くて、もう怖くて触れないんです」とおっしゃっていました。デスクワークが続いた翌週から急に痛みが出てきたそうで、とても不安そうな表情をされていたのを覚えています。実は、こういったお悩みを抱えている方は、思っている以上にたくさんいらっしゃるんです。

もしかしてあなたも、こんなことに心当たりはありませんか。

  • 後頭部がズキズキ、あるいはピリッと電気が走るように痛む
  • 頭をとかしたり、枕に頭をのせるだけで痛みが出てしまう
  • 市販の頭痛薬を飲んでも、あまり効果を感じられない

そのつらい症状は、後頭神経痛かもしれません。今回は、ご自宅でできるツボ押しのやり方や注意点を中心に、できるだけわかりやすく、そして丁寧にお伝えしていきますね。

院長:表川

強く押しすぎるのは実は逆効果になることもあるので、正しい方法を知ってから試してみてくださいね

目次

後頭神経痛って、いったいどんな症状なの?

まずは、後頭神経痛がどういうものなのか、じっくりと整理しておきましょう。仕組みや特徴を知っておくと、対処法もぐっと理解しやすくなりますし、なにより不安な気持ちが少し和らぐこともあります。

後頭部には、皮膚の感覚を伝える神経がいくつも通っています。この神経が、首や肩まわりの筋肉のこわばりによって圧迫されると、ピリッとした痛みやズキズキとした痛みが出るようになるんです。まるで電気が走るような、独特な痛みを感じる方も少なくありません。

パソコン作業やスマホの使用が長時間続く方に、特に多く見られる症状です。長い時間同じ姿勢を取り続けることで、首から後頭部にかけての筋肉がじわじわと緊張し、こわばっていきます。気づかないうちに、少しずつ負担が蓄積していくイメージですね。

その結果として、神経が圧迫されて痛みが出てしまうというわけです。デスクワークをされている方はもちろん、家事や育児で忙しく、なかなか休む時間が取れない方にも、よく見られる症状だと感じています。誰にでも起こりうる、身近な不調のひとつなんです。

こんな痛みの出方に心当たりはありませんか

後頭神経痛には、いくつか特徴的な痛みの出方があります。ご自身の症状と照らし合わせながら、少し確認してみてください。

痛みの特徴詳細
電気が走るような痛み一瞬、ピリッとした痛みが後頭部に走る感覚
触れると痛む髪をとかす、枕に頭を乗せるだけで痛みが出る
ズキズキとした痛みじわじわと続く、重だるいような痛み

思い当たるものがあった方も、どうぞご安心くださいね。ひとつずつ、落ち着いて対処の仕方を見ていきましょう。

自宅でできるツボ押しで痛みをやわらげる方法

ここからは、実際に自宅で試していただけるツボ押しの方法についてお伝えしていきます。あくまでセルフケアとしての範囲でお話ししますので、無理をせず、ご自身の体の声をよく聞きながら、ゆっくりと試してみてくださいね。

まず知っておきたい代表的なツボ

後頭神経痛のセルフケアで用いられることが多いのが、首の後ろの生え際あたりに位置するツボです。このあたりは首や後頭部の緊張がたまりやすい場所として、昔からよく知られています。

天柱(てんちゅう):後頭部の骨のくぼみのあたり(首の生え際の中央付近)

風池(ふうち):そこから外側へ、指幅一本ほど離れたくぼみのあたり

完骨(かんこつ):耳の後ろの骨の少し下あたりにあるくぼみ

これらのポイントを、親指の腹を使ってゆっくりと、心地よいと感じる程度の力で押してみてください。ぐっと押し込むよりも、ゆっくり圧をかけて数秒間キープするやり方のほうが、体への負担が少なく、続けやすいと感じます。毎日少しずつ、無理のない範囲で取り入れてみてください。

押すときに気をつけてほしいこと

ここでひとつ、大切なお願いがあります。痛いところを我慢して、強く押し続けるのは絶対に避けていただきたいんです。良かれと思って強く刺激してしまう方も多いのですが、それがかえって逆効果になることがあります。

神経が炎症を起こしているような状態のときに強い刺激を加えると、かえって症状が悪化してしまうことがあります。「心地よい」と感じる範囲でとどめておくことが、何より大切なポイントになります。焦らず、優しく体と対話するような感覚で行ってみてください。

また、ズキズキとした急な痛みが強いときは、無理に押すよりも、まずは安静にしていただくほうが良いこともあります。ご自身の体の状態をよく感じながら、様子を見ながら進めてみてくださいね。無理は決して禁物です。

温めと冷やし、どちらが正解?迷ったときの判断基準

ツボ押しと合わせて、よくご質問をいただくのが「温めるべきか、冷やすべきか」という点です。これは症状の状態によって、対応が変わってきますので、順番に見ていきましょう。

ズキンと強い痛みが急に出てきたタイミングでは、少し冷やしていただくほうが楽になることが多いです。タオルで包んだ保冷剤などを、痛む部分に短時間当ててみるのもひとつの方法です。一方で、じわじわとした重だるい痛みが続いている場合は、蒸しタオルなどで温めていただくと、筋肉のこわばりがゆるみやすくなります。

どちらか迷ったときは、まずは温めていただくことを基本にしていただいて大丈夫です。首や肩の血流が良くなることで、神経を圧迫している筋肉の緊張がやわらぎやすくなるからです。お風呂で首の後ろまでしっかり温めるだけでも、変化を感じられる方もいらっしゃいます。

日常生活の中でできる小さな工夫

痛みが落ち着いているときには、日常の中でできる予防的な工夫も取り入れてみましょう。少しずつ続けていくことが、再発を防ぐための大きな力になっていきます。

  • 長時間同じ姿勢を続けないよう、こまめに休憩を挟むようにする
  • パソコンやスマホを見る際、目線と画面の高さを近づけてみる
  • 湯船にゆっくりつかって、首や肩を温める習慣をつけてみる

できることから、無理のない範囲で少しずつ取り入れていただければと思います。すべてを完璧にこなす必要はまったくありませんので、ご自身のペースで、気楽に取り組んでいただければ嬉しいです。

セルフケアで良くならないときに考えたいこと

ここまでお伝えしたツボ押しや温め方は、あくまで軽度な症状の緩和を目指すセルフケアの範囲です。すべての方に同じように効果が出るわけではないという点も、正直にお伝えしておきたいと思います。

数日試してみても痛みが引かない、あるいはだんだん強くなっているように感じる場合は、どうか無理に自分だけで抱え込まないでいただきたいんです。神経の圧迫が思っていたよりも強い場合や、他の要因が背景に隠れている場合もあります。ひとりで判断するのが難しいことも多いんです。

そのようなときは、専門的な検査を受けて、痛みの本当の原因をしっかりと見極めることが大切になってきます。関節や筋肉の状態、姿勢や歩き方まで含めて丁寧に確認することで、思っていた原因とはまったく違う部分に、本当の理由が見つかることも少なくありません。ひとつの側面だけを見ていても、なかなか改善につながらないケースもあるんです。

一人で悩まず、まずは話を聞かせてください

後頭神経痛は、正しい知識と適切な対処法を知ることで、必ず改善への道が見えてくる症状だと、私は考えています。ご自宅でのセルフケアも大切な一歩ですが、痛みが長引く場合や不安を感じる場合は、決して一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。あなたが痛みから解放されて、心穏やかな毎日を過ごせるよう、私たちが全力でサポートいたします。どうぞ安心して、まずは一歩を踏み出してみてくださいね。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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