【5秒でご案内】症状検索ページもご利用ください

テニスをしていないのに上腕骨外側上顆炎になる原因とは

本日の予約状況

ペットボトルのふたをひねったとき、タオルを絞ったとき、フライパンを持ち上げたときに、肘の外側がズキッと痛む。テニスはしていないのにどうして、と不安になっている方もいるのではないでしょうか。

こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院・守山本院 院長の表川大樹です。この記事では、上腕骨外側上顆炎が起こる背景と、自宅での向き合い方、相談の目安についてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、上腕骨外側上顆炎の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常の動作に沿って順にお伝えします。

院長:表川

まず状態を確認しましょう

目次

ペットボトルを開けるときに肘の外側が痛む

ふたをひねる、タオルを絞る、鍋を持ち上げる。そのたびに肘の外側へ鋭い痛みが走るという方が少なくありません。

数々のご相談の中でも多いのが、肘を曲げ伸ばしするだけなら平気なのに、物を握ると痛むという悩みです。痛みは、外側の骨の出っ張りの周りに出ることが多いようです。

まず確認しておきたいのは、痛む場所と動作の組み合わせです。手首を反らしながら握ったときに痛むなら、これからお話しする内容が当てはまりやすいと考えてよいでしょう。

テニスをしていないのに痛くなる理由

テニス肘という名前から、ラケットを握る人だけに起こる痛みだと思われがちですが、実際は少し違います。

手首を反らす筋肉を繰り返し使う動きなら、家事やパソコンのマウス操作、草むしりでも負担は積み重なります。バドミントンやゴルフなど、ほかの競技でも同じことがいえます。

加えて、40代以降は腱の質が変わりやすく、同じ動作でも痛みが出やすくなるとされています。同じ生活をしても痛くならない方がいるように、個人差が大きいのも特徴です。

肘の外側で起きていること

痛みが生まれる仕組みを知っておくと、日々の動作のどこに気をつければよいかが具体的になってきます。

手首を反らす筋肉の付け根に負担が集まる

肘の外側には外側上顆という骨の出っ張りがあり、手首や指を反らせる筋肉の腱が集まって付いています。中でも短橈側手根伸筋の付け根が傷みやすいと考えられています。

腱の付け根は小さな範囲に力が集中しやすく、握る力が強いほど強く引っ張られます。重い物を持つ、雑巾を絞るといった場面で、その負荷が一気に高まります。

炎症だけではないという見方

以前は炎症が中心と説明されてきましたが、近年は腱そのものの変性や小さな傷みが関わるという見方が広がっています。ただし、病態には十分に分かっていない部分も残ります。

そのため、湿布で熱を逃がすだけでは足りないケースもあります。腱への負担が積み重なる流れを、動作の面から振り返る視点が欠かせません。

肩や握り方まで含めて負担の流れを確認する

肘だけに原因があるとは限りません。腕の付け根から手先までのつながりの中で、負担がどこに集まっているかを確認します。

肩甲骨と握り方に偏りがあるとき

肩甲骨の動きが硬く腕を上げにくいと、肘や手首で補う動きが増えます。デスクワークで背中が丸まり、マウスを握る手首が反ったままという姿勢も、その典型です。

物を持つとき、手のひらより手首の力で持ち上げる癖があると、前腕の筋肉が常に緊張しやすくなります。こうした手首の使い方の偏りが、肘の外側への負担を大きくします。

痛みをかばううちに悪化する流れ

痛みをかばうと、反対の腕や肩に余計な力が入り、動きがぎこちなくなります。すると別の場所に負担が移り、痛みをかばう動きそのものが長引く原因になることもあります。

当院では、関節、筋肉、神経、姿勢、歩行の5つの検査を行い、肘への負担が集まる流れを丁寧に確認します。肘以外に原因が隠れていないかも、一緒に調べていきます。

湿布と安静だけで痛みが戻るとき

痛みが軽くなったところで元の動作に戻り、数日後にまたズキッとする。そんな繰り返しに心当たりはありませんか。

実は、安静で痛みが引いても、腱の付け根が負荷に耐えられる状態に戻ったとは限りません。痛みが消えた時点で動作を急に増やすと、再び負担が集中しやすくなります。

原因となる動作や体の使い方が変わらなければ、同じ場所に負担がかかり続けます。繰り返す痛みでは、休むことと、動作を見直すことをあわせて考えたいところです。

痛む動作を減らすことから始める

自宅では、まず痛みを増やさない工夫から始めてみてください。難しいことを増やす必要はありません。

大切なのは、痛みを我慢しながら強く揉んだり伸ばしたりしないことです。傷んだ付け根を刺激しすぎると、かえって痛みが長引くことがあるためです。

自宅ケアの範囲として、次の順番で試してみてください。

  • 痛む動作の回数を減らす
  • 物を両手で支えて持つ
  • 手首を反らしたまま握らない
  • 入浴後に前腕を温める
  • 強い揉みや無理な伸ばしは避ける

数日続けても痛みが変わらない、あるいは強くなるなら、自宅ケアの範囲を超えているかもしれません。その場合は、手首や肩を含めた体の使い方を、専門家と一緒に確認する段階です。

しびれや夜の痛みがあるなら先に相談する

次のような状態があるなら、先に整形外科などの医療機関へ相談したほうがよいでしょう。

指先のしびれや、肘の腫れと熱っぽさ、首を動かすと腕に走る痛みは、相談する目安になります。安静にしていても痛みが続く場合は、首や神経など別の原因も考えられるためです。

医療機関では、診察や画像検査をもとに、注射や装具などが提案されることがあります。内容は状態によって判断が変わるため、詳しくは医療機関で確認してください。

重い鍋を持つ前に手首の向きを確認する

肘の外側の痛みは、手首を使う動作の積み重ねに、加齢や体の使い方の偏りが重なって起こると考えられています。

今日は、物を持つ前に手首が反っていないか、手のひら全体で支えられているかを確かめてみてください。それだけでも、肘の外側にかかる負担は変わってきます。

肘だけでなく、肩甲骨や握り方、歩き方の癖も含めて確認したい方は、大樹整骨院・守山本院へお気軽にご相談ください。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
滋賀県守山市勝部2丁目1-22-1
電話番号
077-532-6225
定休日
日曜
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次