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ぎっくり腰とは?突然動けなくなる原因と腰の中で起きていること

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朝、洗面所で顔を洗おうと前かがみになった瞬間、腰に強い痛みが走る。立ち上がるのも寝返りもつらく、仕事を休めるのか、重い病気ではないのかと不安になる方もいると思います。

こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院・守山本院 院長の表川大樹です。この記事では、ぎっくり腰とは何か、腰の中で起きていると考えられること、受診を急ぐサインについてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、ぎっくり腰の症状ページもあわせてご覧ください。まずは、痛みが出た直後の過ごし方から順にお伝えします。

院長:表川

不安な点から確認します

目次

洗面所で前かがみになった瞬間に腰が痛むとき

顔を洗う、靴下を履く、くしゃみをする。そんな何気ない動作のあとに、腰へ鋭い痛みが走り、その場で動けなくなってしまうことがあります。朝の動き出しは特に起こりやすい場面です。

一般にぎっくり腰と呼ばれる状態は、医学的には急性腰痛症といい、急に出た強い腰痛の通称です。欧米では魔女の一撃とも呼ばれます。目安として発症から4週間未満の腰痛を指し、病名というより症状の呼び名と考えてよいでしょう。

骨がずれたのではと不安になる方へ

痛みが出た瞬間に、骨が外れた、何かが切れたと感じる方は少なくありません。ギクッという感覚と、動けなくなる怖さが強く残るためです。

実は、ぎっくり腰の多くは、画像検査をしても痛みの原因をはっきり特定できないタイプの腰痛だとされています。骨がずれたと決まったわけではなく、原因が完全には解明されていない点も知っておきたいところです。

検査で大きな異常が見つからなくても、痛みが気のせいという意味ではありません。複数の組織への負担と防御反応が重なれば、動けないほどの痛みが出ることは十分にあります。

腰の中で何が起きていると考えられるか

痛みの出方は人によって違いますが、関わっていると考えられる組織はいくつか挙げられており、ひとつに決めつけないことが大切です。

筋肉や靭帯、関節にかかる急な負担

腰まわりには、背骨を支える筋肉や筋膜、靭帯、椎間関節、椎間板などがあります。前かがみやひねりが重なると、これらに急な負担が集まると考えられています。どこが主に痛んでいるかは、人によって異なります。

重い物を持った瞬間だけでなく、座りっぱなしで腰が硬くなっていたところに、洗顔のような軽い動作が引き金になるケースもあります。立ち上がりの一瞬に痛みが出る方も多いです。

体を守ろうとして筋肉が固まる

強い痛みが出ると、体は腰を守ろうとして周囲の筋肉を強く緊張させます。この防御的な緊張が、動かすほど痛む状態を長引かせる一因とも考えられます。朝は体が硬く、動き出しの痛みを強く感じるという方もいます。

痛みが腰の片側に偏ったり、お尻まで張ったりするのも、そのためという見方もできます。ただし個人差が大きく、症状だけで原因を決めることはできません。だからこそ、動きの癖まで丁寧に確認する意味があります。

痛い日は寝たままのほうがよいのか

強い痛みが出た日は、動くのが怖くなり、仕事も家事も放り出してそのまま横になり続けたくなるものです。そのお気持ちはよく分かります。

腰痛診療ガイドラインでは、急性腰痛に対して安静よりも活動性の維持が有用とされています。痛みが強まらない範囲で日常の動作を続けることが、自宅で過ごす範囲の基本です。たとえば、食事やトイレのために立つ程度から始めてみてください。

逆に、痛いからと数日寝続けると、腰まわりの筋肉がさらに硬くなり、起き上がりの痛みが強まることもあります。少し動いては休む、という繰り返しで構いません。

冷やすか温めるか迷ったときの考え方

湿布や保冷剤、カイロなど、手元にあるものを試したくなる方も多いと思います。ただ、迷ったまま何も使わず我慢する方もいます。

どちらがよいかは状態によって変わるとされ、心地よく感じるほうを短時間試す程度にとどめます。痛みが強まる、熱感が強いときは中止しましょう。長く当て続けると、低温やけどや皮膚の赤みにつながることがあるためです。

排尿や脚のしびれがあるときは先に受診

ぎっくり腰のように感じても、中には医療機関へ早めに相談したほうがよい状態が混ざっており、最初の見分けが欠かせません。落ち着いて、いくつかの項目を確認しておきましょう。

次のような様子があるときは、治療院へ来る前に、整形外科などの医療機関を受診してください。夜間や休日で迷う場合は、救急相談の窓口も選択肢です。

  • 尿や便がうまく出ない、漏れる
  • 股やお尻まわりの感覚が鈍い
  • 両脚に力が入らない、しびれる
  • 38度以上の発熱を伴う
  • 転倒や事故のあとに腰が痛む
  • 安静にしていても痛みが強い
  • 冷や汗が出るほどの突然の激痛

これらは馬尾症候群や骨折、内臓や血管の病気などが関わる可能性もあり、状態によって判断が変わります。迷う場合は、相談する目安として当日中の受診を考えてください。

整骨院に相談する時期と整形外科との違い

危険なサインがなければ、痛みの強さや生活への影響によって、相談先の選び方は変わります。自分の状態に合わせて選んでいきましょう。

まず整形外科で確認したいとき

強い外傷のあと、しびれや力の入りにくさがあるとき、痛みが数週間続くときは、整形外科で確認してもらうと安心です。画像検査の要否は、医師が判断するものです。

医療機関では、状態によって鎮痛薬などが説明されることがあります。内容は一人ひとり異なるため、詳しくは医師にご確認ください。薬の使用は、自己判断せず医師や薬剤師に確認してください。

整骨院で体の使い方を確認するとき

危険なサインがなく、動ける範囲で通えるなら、整骨院への相談も選択肢です。大樹整骨院・守山本院では、関節、筋肉、神経、姿勢、歩行の5つの検査で、なぜその動作で痛みが出たのかを確認します。

状態に応じて、体に優しい刺激の整体や鍼灸、バイタルリアクトセラピーなどをご提案することもあります。感じ方や経過には個人差があるため、無理のない範囲で進めます。短時間で、痛みの少ない施術を心がけています。

痛みをかばう歩き方が腰の負担を残す

痛みがあると、無意識に腰をかばって背中を丸めたり、歩幅が小さくなったりします。これはごく自然な反応ですが、長く続くと次の負担を生みます。

痛みをかばう歩き方が続くと、別の筋肉や関節に負担が移り、動き出しの硬さが残りやすくなります。この積み重ねが、再発しやすい状態につながるという見方もできます。

数々のご相談の中でも多いのが、痛みが引いたあとも腰の動かし方が戻らず、同じ動作でぶり返すという声です。座り方や立ち上がり方の癖が、背景にあるケースもあります。

今日は痛む動作を一つ書き留めておく

ぎっくり腰は急性腰痛症の通称で、骨がずれたと決まったわけではなく、腰まわりの複数の組織への負担と防御反応が関わると考えられています。危険なサインがなければ、無理のない範囲で動き続けることが基本です。経過には個人差があります。

今日できることは、どの動作で痛みが出たか、脚のしびれや排尿の異常がないかを、メモに書き留めておくことです。受診や相談の際に、状態を正確に伝えやすくなります。夜に痛みが強まるかどうかも、あわせて覚えておくと役立ちます。

腰だけでなく、体の使い方や歩き方の癖も含めて確認したい方は、大樹整骨院・守山本院へお気軽にご相談ください。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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