
院長:表川お気軽にご相談ください!


パソコンに向かって作業をしていると、気づけば首の後ろから肩甲骨にかけてじわじわと重だるさが出てくる。時には腕や指先にピリッとしたしびれを感じることもあり、このまま様子を見てよいのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院・守山本院院長の表川大樹です。この記事では、頚椎症の原因について、加齢による変化だけでなく、姿勢やストレスの影響も含めてお伝えします。
先に頚椎症の全体像を確認したい方は、頚椎症の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常の中で見落としやすい原因から順にお伝えします。



まず状態を確認しましょう
長時間の画面作業が続くと、首の後ろにこわばりを感じる方は少なくありません。デスクに向かう時間が長い方ほど、その傾向は強く出やすいようです。
座ったまま同じ姿勢を保つ時間が長くなるほど、頭の重さを支える首まわりの筋肉には負担が積み重なっていきます。休憩の合間に首を大きく動かす習慣がない方ほど、こわばりに気づきにくい傾向があります。
特に会議が続く日や、集中して資料を作る時間が長い日ほど、夕方になって首の重さを強く感じるという声もよく聞きます。首の重さと合わせて、頭痛や目の疲れ、肩の張りを訴える方も少なくありません。
肩のこりを感じると、肩だけを揉んだりたたいたりする方が多いように思います。市販のマッサージ器やツボ押しグッズを使う方も珍しくありません。
しかし頚椎症の場合、負担がかかっているのは肩ではなく首の関節や神経であることも珍しくありません。肩だけをほぐしても重だるさが戻ってくるなら、首そのものの動きや姿勢を確認したほうがよい段階といえます。
マッサージ器や指圧を肩ばかりに使い続けている方は、一度首の動きにも意識を向けてみてください。首を左右にゆっくり回したときの引っかかりや突っ張り感が、原因を考える手がかりになることもあります。
頚椎症と聞くと、年齢のせいだから仕方ないと感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、それだけでは説明がつかない場合もあります。
首の骨をつなぐ椎間板は、年齢を重ねるとともに弾力が少しずつ失われていきます。これは加齢による自然な変化のひとつであり、誰にでも起こり得るものです。
椎間板の変化が進むと骨の縁にとげのような突起ができ、そこが神経に触れることで痛みやしびれとして感じられることがあります。四十代の後半あたりから、こうした変化に気づく方が増えていく印象があります。
加齢による変化があっても、姿勢が整っていれば負担が分散されやすくなります。逆に前かがみの姿勢が続くと、同じ変化でも症状として出やすくなる印象があります。
筋肉の緊張が続くと血の巡りが悪くなり、そこにこわばりが重なって痛みが長引く、という流れに入りやすくなります。加齢と生活習慣は、切り離さずに見ていく必要があります。
同じ年代でも症状の出方に差があるのは、この生活習慣の部分が人によって異なるためだと考えられます。日々の積み重ねを見直す余地は、案外残されているものです。
通勤中や家事の合間にスマートフォンをのぞき込む時間も、首への負担として積み重なっていきます。座っているときも立っているときも例外ではありません。
うつむく時間が長いほど首への負担は積み重なります。画面をのぞき込む姿勢が続くと、寝る前になっても首の重さが抜けにくくなることがあります。
数々のご相談の中でも多いのが、デスクワークの後にスマートフォンを見続けて、首を休める時間がほとんどないというケースです。無意識のうちに肩を前に丸めた姿勢になっている方も多く見受けられます。
姿勢の問題だけでなく、精神的な緊張も首や肩の筋肉に影響することがあります。仕事のプレッシャーが続く時期は特にその傾向が強まります。
実は、ストレスが続くと自律神経の働きが乱れ、首まわりの筋肉が緊張しやすくなることがあります。姿勢を整えているつもりでも重だるさが取れない場合は、この視点も一度確認したいところです。
眠りが浅い日が続くときや、気分の落ち込みを感じやすい時期に首の症状が強くなるという方も少なくありません。仕事の繁忙期に首こりが強くなるという相談も、こうした背景が関わっていることがあります。
ここまでの内容をふまえ、自宅でできることの範囲から確認していきましょう。無理のない工夫から少しずつ試してみてください。
まずは姿勢を見直し、こまめに休憩をはさむことから始めてみてください。強い痛みやしびれがあるときに、無理に首を引っ張らないことも大切です。
これらはあくまで負担を減らすための工夫であり、しびれや痛みそのものを自分で治すものではありません。続くようであれば、次の段階として状態を確認する必要があります。
ここからは、自宅で様子を見てよい状態と、そうでない状態を分けてお伝えします。焦らず一つずつ確認していきましょう。
朝の一時的なこわばりや、姿勢を変えると軽くなる重だるさであれば、生活の工夫で落ち着いていくケースもあります。
数日から一週間ほど姿勢を整えても変化が乏しい場合は、無理に様子を見続けないほうがよいでしょう。日によって痛む場所が変わる場合も、一度状態を確認したいところです。
手の力が入りにくい感覚や、夜間に痛みで目が覚めるほどのしびれがある場合は、早めに医療機関へ相談したほうがよい状態です。
医療機関では頚椎症性脊髄症や神経根症といった診断がつくこともあり、検査や治療の方針については状態によって判断が変わります。詳しくは医療機関で確認してください。
首の負担は、実は姿勢だけでなく体全体の使い方からも影響を受けています。歩き方の癖や重心のかけ方が首まで影響することもあります。
猫背気味の姿勢や、片側に重心をかけて歩く癖があると、首の位置を支えるバランスが崩れやすくなります。当院では、関節や筋肉の動き、神経、姿勢、歩き方の五つの視点から、体全体の状態を確認するようにしています。
デスクワークや家事で固まった体を、コンピューター制御の振動刺激を使ったソフトな施術でゆるめていく方法を取り入れることもあります。痛みの少ない短時間の施術のため、体力に自信がない方でも受けやすいと感じていただけると思います。
頚椎症は加齢による変化だけでなく、姿勢やストレスといった日常の負担が重なって症状として現れることが多いものです。原因を一つに決めつけず、複数の視点から見ていくことが大切です。
今日からできることとして、画面の高さを見直す、休憩をはさむ、首を強くひねらないという小さな行動から始めてみてください。少しずつの積み重ねが、負担を減らす一歩になります。
首の負担が続く状態や姿勢のかたよりも含めて確認したい方は、大樹整骨院・守山本院へお気軽にご相談ください。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】



