頭痛

頭痛とは

頭痛は国民病とも言われるほど多くの日本人が抱える悩みです。厚生労働省の調査によると、15歳以上の日本人の約40％、約4000万人が慢性頭痛に悩んでいるとされています。特に働き盛りの20代から50代に集中しており、女性は男性より頭痛持ちが多い傾向にあります。

頭痛は体からのサインとして現れる症状で、痛みの種類や場所、強さ、頻度によって複数のタイプに分類され、それぞれ原因や対処法が異なります。

頭痛を放置すると、症状が慢性化するリスクが高まります。特に片頭痛の場合、治療せずに放置すると約3割の方が慢性化し、症状が悪化すると言われています。痛みを我慢し続けることで、体はさらに痛みに敏感になり、頭痛の頻度が増加する悪循環に陥ります。

さらに、慢性的な頭痛は日常生活の質を著しく低下させます。仕事への集中力低下、家事や育児への支障、鎮痛薬の過剰使用による薬物乱用頭痛など、さまざまな二次的問題を引き起こす可能性があります。

頭痛の原因

開院以来、当院には頭痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの臨床経験や検査結果から断言できるのは、頭痛の原因はひとつではなく多岐にわたるということです。

頭痛の原因として次のようなことが挙げられます。

頭痛はこういった様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

そして、頭痛を感じて来院される方の中には、頭部自体に問題がないケースも多く見受けられます。実際には、体の別の部位に原因が潜んでいることもあるため、全身の状態を丁寧にチェックし、正確に見極めることが大切です。

このように一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

これまでいろいろ試してみたけれど、なかなか改善しなかったという方も、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

頭痛の場合、病院では以下の対処法が一般的です。

薬物療法

薬の効果には個人差があり、すべての人に効果があるわけではありません。月に10日以上の頻度で頭痛薬を使用すると、薬物乱用頭痛を引き起こすリスクがあります。

生活指導

効果が現れるまでに時間がかかり、忙しい日常の中で継続するのが難しいことがあります。また、ストレス要因そのものを取り除くことが困難な場合も多いです。

画像診断

予約が取りにくく検査までに時間がかかることがあります。

頭痛を改善するために

頭痛改善の第一歩は、あなたの痛みの本当の原因を明らかにすることです。原因がはっきりしないまま対処すると、一時的に楽になっても、また同じ痛みを繰り返してしまいます。

当院では多角的な検査を通して、あなたの頭痛の根本原因を見つけだします。頭痛の多くは首や肩の筋肉の緊張、姿勢の悪さ、自律神経の乱れなどが複合的に関わっています。

そして、検査結果をもとに筋肉や関節という身体の構造と血液や神経など身体の機能を改善する施術を行います。特に自律神経のバランスを整えることは、ストレスが原因の頭痛改善に効果的です。

さらに、痛みが良くなった後も再発しないよう、日常生活での姿勢や動作の改善方法をお伝えします。あなたが頭痛から解放され、生き生きと過ごせる健康的な毎日を長く維持できるよう、しっかりサポートします。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、頭痛の原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院で頭痛が改善する理由

頭痛を改善するためには、症状のある部位だけでなく身体全体を総合的に捉えることが重要です。痛みの根本原因を特定するには、現在の状態を正確に把握し、小さな変化や症状の波を見逃さないことが必要不可欠です。

そのため、当院では検査から施術まで一貫して院長が行うことで、身体のわずかな変化を継続的に観察、評価することができます。この一貫性のあるアプローチが施術効果を高め、豊富な改善実績につながっています。

薬に頼りたくない方や、これまでの治療で十分な効果が得られなかった方も、新たな視点からのアプローチで改善の可能性があります。あきらめずにご相談ください。

頭痛のQ＆A

頭痛は自然に治りますか？

頭痛のタイプによって異なります。緊張型頭痛は休息や生活習慣の改善で自然に治まることもありますが、片頭痛は4～72時間続き、適切な治療なしでは繰り返すことが多いです。慢性化すると自然治癒は難しくなるため、早めの対処が大切です。

頭痛の人がやってはいけないことは？

頭痛時には激しい運動は避けるべきです。血流が急激に増加し痛みが強くなります。また、長時間のスマホやパソコンの使用も目の疲れを引き起こし頭痛を悪化させます。カフェインやアルコールの過剰摂取も控えましょう。

頭痛薬を長期間使い続けても問題ないですか？

長期間の頭痛薬の使用には注意が必要です。月に10日以上鎮痛剤を使用すると、薬物乱用頭痛を引き起こすリスクがあります。これは薬の効果が弱まり、かえって頭痛を引き起こす状態になります。

片頭痛と普通の頭痛の違いは何ですか？

片頭痛は通常、片側性で目の奥や前頭部、側頭部がズキンズキンと脈拍に合わせて痛みます。悪心や嘔吐を伴ったり、光や音に過敏になったりするのが特徴です。一方、緊張型頭痛は頭が締め付けられるような痛みで、ストレスや姿勢の悪さが原因となることが多いです。ただし、片頭痛も必ずしも片側性とは限りません。

頭痛を予防するために食事で気をつけることはありますか？

頭痛予防には規則正しい食事が重要です。マグネシウム（海藻、納豆、玄米など）とビタミンB2（肉、魚、牛乳など）を積極的に摂ることが効果的で、和食中心の食事がおすすめです。

頭痛が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の構造と機能にアプローチし自然治癒力を高める施術は頭痛と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

頭痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。頭痛の患者さんを数多くみてきた経験から、身体の状態を正しく把握し適切に対処すれば身体は変わります。

改善まで責任をもって私が施術を行いますので、ひとりで悩まず、お気軽にご連絡ください。