リスフラン靭帯損傷

リスフラン靭帯損傷とは

リスフラン靭帯損傷は足の甲の中央部、内側楔状骨と第２中足骨を結ぶリスフラン靭帯が引き伸ばされたり断裂したりする外傷です。ジャンプや走行中につま先着地で強い縦方向の力が加わると発生し、足のアーチを保持する機能が損なわれます。

レントゲンでは見逃されやすく、MRIや精密検査を経て初めて正確に診断されるケースが多いため、捻挫が長引く場合は専門的な検査が欠かせません。足部の不安定性が続くと慢性的な痛みや変形を招き、歩行障害や生活制限につながる可能性があります。

特にスポーツ活動が盛んな20代から40代の男性に多く見られ、サッカー、フットサル、バスケットボールなどの競技で発生頻度が高いことが報告されています。また、ハイヒールを日常的に履く女性にも発症リスクがあるとされています。

適切な治療を行わず放置すると、リスフラン関節の不安定性が増し足部アーチが崩れて扁平足様変形を引き起こします。それに伴い膝や腰にも不自然な負担がかかり、腰痛や股関節痛の二次障害を招く恐れがあります。

さらに関節炎を併発すると日常的にズキズキとした痛みが続き、長期間にわたり歩行能力が低下してしまいます。重度化すると手術でも完全に修復できないケースがあり、スポーツや趣味の継続が困難になることも少なくありません。

リスフラン靭帯損傷の原因

開院以来、当院にはリスフラン靭帯損傷でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの臨床経験や検査結果から断言できるのは、リスフラン靭帯損傷の原因はひとつではなく多岐にわたるということです。

リスフラン靭帯損傷の原因として次のようなことが挙げられます。

リスフラン靭帯損傷はこういった様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

これらの複数の原因が複雑に絡み合い、足部の関節や靭帯に過度な負荷を与えることでリスフラン靭帯の微小断裂や完全断裂が発生します。原因は人によって異なるため、単に痛みを抑えるだけでは根本的な改善は望めません。全身の状態を丁寧にチェックし、正確に見極めることが大切です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。リスフラン靭帯損傷でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

これまでいろいろ試してみたけれど、なかなか改善しなかったという方も、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

リスフラン靭帯損傷の場合、病院では以下の対処法が一般的です。

ギプス固定

長期固定による筋力低下や関節拘縮が生じ、日常生活に大きな制限がかかります。固定期間中は仕事や家事に支障をきたし、完全な機能回復に時間がかかります。

消炎鎮痛薬

根本治療ではなく一過性の緩和にとどまり、長期使用は副作用リスクを伴います。薬物依存のリスクもあり、根本的な改善には限界があります。

理学療法・リハビリ

継続的な通院と専門的な指導が必須で、効果を実感するまでに時間を要します。適切な指導を受けなければ悪化する可能性もあり、見極めが重要です。

手術療法

感染や合併症のリスクがあり、術後の長期リハビリが必要です。スクリュー除去手術を要する場合もあり、患者さんの身体的・経済的負担が大きくなります。

リスフラン靭帯損傷を改善するために

リスフラン靭帯損傷を改善するためには、まず正確な原因を特定することが重要です。原因が分からないまま対処しても、一時的に楽になってもまた同じ症状を繰り返してしまいます。

当院では多角的な検査を通して、あなたのリスフラン靭帯損傷の根本原因を見つけだします。そして、検査結果をもとに筋肉や関節、骨という身体の構造に対しての施術と血流や神経など身体の機能を改善する施術を行い、あなたの自然治癒力を活性化していきます。

さらに、痛みが良くなった後も再発しないよう、日常生活での姿勢や動作の改善方法をお伝えします。あなたが生き生きと動ける健康的な毎日を長く維持できるよう、しっかりサポートします。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、足部の痛みの原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院でリスフラン靭帯損傷が改善する理由

リスフラン靭帯損傷を改善するためには、症状のある部位だけでなく身体全体を総合的に捉えることが重要です。痛みの根本原因を特定するには、現在の状態を正確に把握し、小さな変化や症状の波を見逃さないことが必要不可欠です。

そのため、当院では検査から施術まで一貫して院長が行うことで、身体のわずかな変化を継続的に観察、評価することができます。この一貫性のあるアプローチが施術効果を高め、豊富な改善実績につながっています。

薬に頼りたくない方や、これまでの治療で十分な効果が得られなかった方も、新たな視点からのアプローチで改善の可能性があります。あきらめずにご相談ください。

リスフラン靭帯損傷のQ＆A

リスフラン靭帯損傷は自然に治りますか？

軽度であれば安静と荷重制限で自然治癒が期待できますが、重度や不適切な治療を放置すると慢性化し回復が困難になります。早期診断と適切な治療が重要です。

リスフラン靭帯損傷の人がやってはいけないことは？

急性期には患部への荷重やジャンプ、走行などの激しい運動を避け、痛みがあるのに無理をして歩き続けることは症状悪化につながります。

通常の足首の捻挫と何が違いますか？

足首捻挫は外側靭帯の損傷ですが、リスフラン靭帯損傷は足の甲に縦方向の力が加わり足部アーチを支える靭帯が傷つきます。痛みの部位と発生機序が異なるため専門的な検査が必要です。

スポーツ復帰までにどれくらいかかりますか？

損傷の程度により異なりますが、軽度であれば約2〜3ヶ月、中等度から重度では6ヶ月以上を要する場合があります。段階的なリハビリプログラムで安全に復帰をサポートします。

再発の可能性はありますか？

適切な治療と再発予防プログラムによりリスクを大幅に低減できます。足部のアーチ機能回復と周囲筋の強化、日常生活での注意指導も併せて行います。

日常生活で気をつけることは？

適切な靴選びやインソールの使用、定期的なストレッチが重要です。急激な運動や長時間の立ち仕事は控え、活動量を段階的に増やしましょう。

リスフラン靭帯損傷が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の構造と機能にアプローチし自然治癒力を高める施術はリスフラン靭帯損傷と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

リスフラン靭帯損傷は早く対処すればするほど、改善までの期間が短くなります。リスフラン靭帯損傷の患者さんを数多くみてきた経験から、身体の状態を正しく把握し適切に対処すれば身体は変わります。

改善まで責任をもって私が施術を行いますので、ひとりで悩まず、お気軽にご連絡ください。