間欠性跛行

間欠性跛行とは

間欠性跛行（かんけつせいはこう）とは、一定の距離を歩くと足やふくらはぎに痛みやしびれ、だるさなどが現れ、歩き続けることが困難になるものの、しばらく休むと再び歩けるようになる症状を繰り返すことです。この症状は歩行時にのみ現れ、安静時には症状がありません。

歩行可能な距離は個人差があり、10メートル程度で症状が出る方から20分程度は歩ける方まで様々です。前かがみの姿勢になると症状が軽減するため、自転車に乗ったり、カートを押しながらの歩行では症状が出にくいという特徴があります。

この症状により日常生活の行動範囲が狭まり、生活の質が低下してしまうことが深刻な問題となっています。間欠性跛行の原因となる腰部脊柱管狭窄症は、主に60歳以上の高齢者に多く見られる疾患です。

間欠性跛行を放置すると、歩行可能な距離が徐々に短くなり、日常生活に深刻な影響を与えます。神経への圧迫が徐々に強まり、歩行時の痛みやしびれが悪化し、買い物や家事などにも支障をきたし、生活の質が著しく低下します。

症状の悪化により外出の機会が減り、家に閉じこもりがちになって筋力や体力の低下を招く悪循環に陥る可能性があります。筋力が低下すると歩行能力がさらに衰え、転倒のリスクも高まります。

重症化した場合、神経障害によるしびれや感覚異常の悪化、排尿・排便障害のリスクまで生じる恐れがあります。さらに、外出が困難になることで社会との接点が減り、うつ病や認知症のリスクも高まってしまいます。

適切な治療を受けずに放置することで、将来的には寝たきりになる可能性もあるため、早期の対応が重要です。

間欠性跛行の原因

開院以来、当院には間欠性跛行でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの臨床経験や検査結果から断言できるのは、間欠性跛行の原因はひとつではなく多岐にわたるということです。

間欠性跛行の原因として次のようなことが挙げられます。

間欠性跛行はこういった様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、脊柱管の狭窄や神経圧迫、血管の問題などが発生し、間欠性跛行が発症します。それは人によって異なり、単に痛み止めを飲んだり血流改善薬を服用するだけでは、全ての問題は取り切れません。

全身の状態を丁寧にチェックし、正確に見極めることが大切です。一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。間欠性跛行でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

これまでいろいろ試してみたけれど、なかなか改善しなかったという方も、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

間欠性跛行の場合、病院では以下の対処法が一般的です。

薬物療法

長期服用による副作用のリスクがあり、根本的な改善には至らず症状の一時的な緩和にとどまることが多い。

注射療法

効果が一時的で繰り返し治療が必要となり、注射部位の感染や神経損傷のリスクも存在する。

運動療法・リハビリテーション

継続的な通院と長期間の治療が必要で、プロフェッショナルの指導なしでは効果的でない場合がある。

手術療法

入院期間が必要で身体への負担が大きく、切除範囲が不適切な場合は症状が残る可能性があり、合併症のリスクも伴う。

間欠性跛行を改善するために

間欠性跛行を改善するためには、まず正確な原因を特定することが重要です。原因が分からないまま対処しても、一時的に楽になってもまた同じ症状を繰り返してしまいます。

当院では多角的な検査を通して、あなたの間欠性跛行の根本原因を見つけだします。そして、検査結果をもとに筋肉や関節、骨という身体の構造に対しての施術と血流や神経など身体の機能を改善する施術を行い、あなたの自然治癒力を活性化していきます。

さらに、痛みが良くなった後も再発しないよう、日常生活での姿勢や動作の改善方法をお伝えします。あなたが生き生きと動ける健康的な毎日を長く維持できるよう、しっかりサポートします。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、間欠性跛行の原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院で間欠性跛行が改善する理由

間欠性跛行を改善するためには、症状のある部位だけでなく身体全体を総合的に捉えることが重要です。痛みの根本原因を特定するには、現在の状態を正確に把握し、小さな変化や症状の波を見逃さないことが必要不可欠です。

そのため、当院では検査から施術まで一貫して院長が行うことで、身体のわずかな変化を継続的に観察、評価することができます。この一貫性のあるアプローチが施術効果を高め、豊富な改善実績につながっています。

薬に頼りたくない方や、これまでの治療で十分な効果が得られなかった方も、新たな視点からのアプローチで改善の可能性があります。あきらめずにご相談ください。

間欠性跛行のQ＆A

間欠性跛行は自然に治りますか？

間欠性跛行は放置していても自然治癒することはありません。原因となる脊柱管の狭窄や血管の問題は進行性であるため、適切な治療を受けなければ徐々に悪化する傾向があります。

間欠性跛行の人がやってはいけないことは？

長時間の立位や腰を反らす姿勢は避けましょう。重い荷物を持つ作業や無理な運動も症状を悪化させる可能性があります。また、痛みを我慢して無理に歩き続けることは避け、症状が出たら適度に休息を取ることが重要です。

腰部脊柱管狭窄症と間欠性跛行の関係は？

腰部脊柱管狭窄症は間欠性跛行の主要な原因の一つです。脊柱管が狭くなることで神経が圧迫され、歩行時に下肢に痛みやしびれが生じます。

血管性と神経性の間欠性跛行の見分け方は？

神経性は前かがみで楽になり、両足に症状が出やすく、血管性は立ち止まるだけで改善し、片足に症状が出やすいという特徴があります。また、神経性では自転車は問題なく、血管性では足の冷感を伴うことが多いです。

症状が進行するのを防ぐ方法は？

適切な姿勢の維持、定期的な軽度の運動、体重管理が重要です。また、同じ姿勢を長時間続けることを避け、腰に負担のかかる動作を控えることが大切です。

間欠性跛行が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の構造と機能にアプローチし自然治癒力を高める施術は間欠性跛行と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

間欠性跛行は早く対処すればするほど、改善までの期間が短くなります。間欠性跛行の患者さんを数多くみてきた経験から、身体の状態を正しく把握し適切に対処すれば身体は変わります。

改善まで責任をもって私が施術を行いますので、ひとりで悩まず、お気軽にご連絡ください。