へバーデン結節

へバーデン結節とは

へバーデン結節とは、手指の第一関節（爪に最も近い関節）が変形し、曲がってしまう病気です。関節の背側に2つのコブのような突起ができるのが特徴で、痛みや腫れを伴います。人差し指から小指にかけて起こりやすく、親指に現れることもあります。

40歳以降の女性に多く発症し、特に更年期以降の女性では高い発症率を示しています。男性にも起こりますが、女性の約半分程度で、60歳を過ぎてから発症することが多いとされています。

へバーデン結節を放置すると、約10年の期間をかけて関節や骨の変形が進行し、最終的には指が横に曲がったり屈曲した状態で固まってしまいます。日常生活では箸を持つ、ボタンを留める、文字を書くといった基本的な動作が困難になり、仕事や家事に大きな支障をきたします。

変形が進むと痛みは軽減することもありますが、指の動きは大幅に低下し、元の状態に戻ることはありません。一度変形した関節は自然には回復せず、日常生活の質が著しく低下してしまう可能性があります。

へバーデン結節の原因

開院以来、当院にはへバーデン結節でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの臨床経験や検査結果から断言できるのは、へバーデン結節の原因はひとつではなく多岐にわたるということです。

へバーデン結節の原因として次のようなことが挙げられます。

へバーデン結節はこういった様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

年齢とともに関節軟骨が摩耗し、関節のクッション機能が低下することで変形性関節症が起こりやすくなります。また、更年期以降のエストロゲン分泌量の減少が関節軟骨や腱の保護機能を低下させ、発症に関与していると考えられています。

この複数の原因が重なって、指の関節の動きが悪くなったり、周りの組織に炎症が起きたりして、へバーデン結節が発症します。人によって原因は違うため、単に痛みを抑えるだけでは、すべての問題を解決することはできません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。へバーデン結節でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

これまでいろいろ試してみたけれど、なかなか改善しなかったという方も、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

へバーデン結節の場合、病院では以下の対処法が一般的です。

薬物療法

根本的な治療ではなく一時的な症状緩和にとどまり、長期使用による副作用のリスクがあります。痛みを抑えることはできても、関節の変形進行を止めることはできません。

関節内注射

効果は一時的で繰り返し注射が必要になる場合があり、感染リスクも伴います。注射による痛みや腫れが生じることもあり、頻繁な注射は関節への負担となる可能性があります。

装具療法

日常生活での使い勝手が悪く、長期固定により筋力低下や関節拘縮を起こす可能性があります。装具に依存してしまい、根本的な改善につながらないケースも見られます。

理学療法

継続的な通院が必要で効果が現れるまで時間がかかり、適切な指導なしでは悪化することもあります。個人の症状に合わせた細かな調整が難しく、画一的なアプローチになりがちです。

へバーデン結節を改善するために

へバーデン結節を改善するためには、まず正確な原因を特定することが重要です。原因が分からないまま対処しても、一時的に楽になってもまた同じ症状を繰り返してしまいます。

当院では多角的な検査を通して、あなたのへバーデン結節の根本原因を見つけだします。そして、検査結果をもとに筋肉や関節という身体の構造と血液や神経など身体の機能を改善する施術を行います。

さらに、痛みが良くなった後も再発しないよう、日常生活での姿勢や動作の改善方法をお伝えします。あなたが生き生きと動ける健康的な毎日を長く維持できるよう、しっかりサポートします。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、へバーデン結節の原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院でへバーデン結節が改善する理由

へバーデン結節を改善するためには、症状のある部位だけでなく身体全体を総合的に捉えることが重要です。痛みの根本原因を特定するには、現在の状態を正確に把握し、小さな変化や症状の波を見逃さないことが必要不可欠です。

そのため、当院では検査から施術まで一貫して院長が行うことで、身体のわずかな変化を継続的に観察、評価することができます。この一貫性のあるアプローチが施術効果を高め、豊富な改善実績につながっています。

薬に頼りたくない方や、これまでの治療で十分な効果が得られなかった方も、新たな視点からのアプローチで改善の可能性があります。あきらめずにご相談ください。

へバーデン結節のQ＆A

へバーデン結節は自然に治りますか？

完全に自然治癒することは稀ですが、適切なケアにより痛みは軽減し、進行を遅らせることは可能です。早めの対処が重要になります。

へバーデン結節の人がやってはいけないことは？

指先に過度な負担をかける作業や強く握る動作は避けましょう。痛みがあるときは無理をせず関節を安静に保つことが大切です。

へバーデン結節と関節リウマチの違いは何ですか？

へバーデン結節は第一関節のみに起こる変形性関節症で、関節リウマチは全身の関節に炎症が起こる自己免疫疾患という違いがあります。

へバーデン結節は遺伝しますか？

遺伝性は証明されていませんが、家族内での発症例が多く見られることから体質的な要因が関係している可能性があります。

痛みがないときも治療は必要ですか？

痛みがなくても変形の進行を防ぐため、関節を保護したり適切なケアを継続することが推奨されます。

へバーデン結節が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の構造と機能にアプローチし自然治癒力を高める施術はへバーデン結節と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

へバーデン結節は早く対処すればするほど、改善までの期間が短くなります。へバーデン結節の患者さんを数多くみてきた経験から、身体の状態を正しく把握し適切に対処すれば身体は変わります。

改善まで責任をもって私が施術を行いますので、ひとりで悩まず、お気軽にご連絡ください。