だるさ

だるさとは

だるさ（倦怠感）とは、「体が重い」「疲れやすい」「やる気が出ない」「しんどい」といった状態を指す症状です。医学的に厳密な定義はありませんが、日常生活を送りづらいと感じる疲れた感覚のことを総称してだるさと呼んでいます。

健康な人でも過度の肉体的・精神的負荷によって疲れを感じることはありますが、通常は休息によって回復します。しかし、十分な休養を取っても回復しない、または労働強度に見合わない疲労感が続く場合には、病的なだるさとして原因を探る必要があります。

だるさには運動など体を動かした時に起こる肉体疲労からくるものと、安静にしていても感じる精神疲労からくるものがあります。一般的には午後から夕方にかけて強くなることが多いですが、うつ病などの心の不調では朝にだるさを感じることが多いとされています。

厚生労働省の調査によると、「体がだるい」と訴える人は、男性で40.9（人口千人当たり）、女性では更に高い数値を示しています。特に30代から50代の働き盛りの年代で高い傾向にあります。

だるさを放置すると、体のだるさだけでなく、眠りが浅くなる、食欲が低下する、集中できなくなるといった複数の症状が現れやすくなります。仕事面では生産性の低下、ミスの増加、人間関係の悪化などが起こり、最終的には休職や退職に追い込まれる可能性もあります。

家庭生活では家族との時間を楽しめなくなり、趣味や社交活動からも遠ざかってしまいます。さらに深刻なのは、だるさが重大な病気の初期症状である可能性があることです。

心臓病や循環器系の問題、内分泌疾患、悪性腫瘍などの兆候として現れることがあり、早期発見の機会を逃すリスクがあります。

また、慢性的なだるさは精神的な負担も大きく、うつ病や不安障害などの心の病気を引き起こす可能性があります。体の不調が心の不調を招き、心の不調がさらに体の不調を悪化させるという悪循環に陥ることも少なくありません。

だるさの原因

開院以来、当院にはだるさでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの臨床経験や検査結果から断言できるのは、だるさの原因はひとつではなく多岐にわたるということです。

だるさの原因として次のようなことが挙げられます。

だるさはこういった様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経の機能低下や血液循環の悪化、筋肉の緊張や代謝機能の低下などが発生し、だるさが発症します。それは人によって異なり、単に休息を取ったり栄養を補給するだけでは、全ての問題は取り切れません。

全身の状態を丁寧にチェックし、正確に見極めることが大切です。一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。だるさでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

これまでいろいろ試してみたけれど、なかなか改善しなかったという方も、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

だるさの場合、病院では以下の対処法が一般的です。

血液検査

血液検査で異常が見つからない場合は「異常なし」と診断されることが多く、患者の訴えに対する具体的な治療方針が示されないことがあります。また、検査結果が正常でも症状が続く場合の対応が限定的です。

生活指導

一般的な生活習慣の改善指導にとどまることが多く、個人の生活環境や体質に合わせた具体的なアドバイスが不足しがちです。また、実行するための具体的なサポート体制が整っていないことも多いです。

薬物療法

根本的な原因解決ではなく対症療法にとどまることが多く、薬の効果が限定的な場合があります。また、長期服用による副作用のリスクや薬への依存性も懸念されます。

だるさを改善するために

だるさを改善するためには、まず正確な原因を特定することが重要です。原因が分からないまま対処しても、一時的に楽になってもまた同じ症状を繰り返してしまいます。

当院では多角的な検査を通して、あなたのだるさの根本原因を見つけだします。そして、検査結果をもとに筋肉や関節、骨という身体の構造に対しての施術と血流や神経など身体の機能を改善する施術を行い、あなたの自然治癒力を活性化していきます。

さらに、症状が良くなった後も再発しないよう、日常生活での姿勢や動作の改善方法をお伝えします。あなたが生き生きと動ける健康的な毎日を長く維持できるよう、しっかりサポートします。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、だるさの原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院でだるさが改善する理由

だるさを改善するためには、症状のある部位だけでなく身体全体を総合的に捉えることが重要です。疲労の根本原因を特定するには、現在の状態を正確に把握し、小さな変化や症状の波を見逃さないことが必要不可欠です。

そのため、当院では検査から施術まで一貫して院長が行うことで、身体のわずかな変化を継続的に観察、評価することができます。この一貫性のあるアプローチが施術効果を高め、豊富な改善実績につながっています。

薬に頼りたくない方や、これまでの治療で十分な効果が得られなかった方も、新たな視点からのアプローチで改善の可能性があります。あきらめずにご相談ください。

だるさのQ＆A

だるさは自然に治りますか？

だるさの原因によって異なります。一時的な疲労や睡眠不足が原因の場合は、適切な休息により自然に改善することがあります。しかし、慢性的なだるさや原因不明のだるさの場合は、根本的な原因を特定し適切な治療を行わなければ改善は困難です。

だるさの人がやってはいけないことは？

過度な運動や無理な活動は避けるべきです。また、カフェインや栄養ドリンクに頼りすぎると一時的に症状を隠してしまい、根本的な改善を妨げる可能性があります。不規則な生活や睡眠不足も症状を悪化させます。

だるさと疲労感の違いは何ですか？

医学的には明確な区別はありませんが、疲労感は主に肉体的な疲れを指し、だるさは肉体的・精神的な疲れを含む広い概念です。だるさは「やる気が出ない」「体が重い」といった感覚も含まれます。当院では患者様の症状を詳しく聞き取り、それぞれの状態に応じた最適な治療法を選択します。

だるさが続く場合、何科を受診すればいいですか？

まずは内科で血液検査などの基本的な検査を受けることをお勧めします。しかし、検査で異常が見つからない場合は、自律神経の不調や筋骨格系の問題が関与している可能性があります。

だるさに効果的な食べ物や栄養素はありますか？

ビタミンB群、鉄分、マグネシウムなどの栄養素が重要です。特にビタミンB1は疲労回復に、鉄分は酸素運搬に関わります。しかし、栄養補給だけでは根本的な解決にならない場合も多く、体の機能そのものを改善することが重要です。

だるさが改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の構造と機能にアプローチし自然治癒力を高める施術はだるさと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

だるさは放っておくと慢性化しやすく、年齢とともに悪化するので早めの対処が必要です。だるさの患者さんを数多くみてきた経験から、身体の状態を正しく把握し適切に対処すれば身体は変わります。

改善まで責任をもって私が施術を行いますので、ひとりで悩まず、お気軽にご連絡ください。