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立ち仕事で膝の内側が痛い?鵞足炎の原因とストレッチでの予防法

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  • 膝の内側がズキズキ痛んで、階段を降りるたびに「また痛くなるかも」と不安になる
  • 好きなスポーツを続けたいのに膝の痛みで思うように動けない
  • 長時間座っていると膝がこわばって、立ち上がる瞬間に「あっ」と声が出てしまう

こんなお悩みの方はおられませんか?

こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。このような膝の痛みでお悩みの方は、決して珍しいことではありません。特に膝の内側に痛みを感じる「鵞足炎(がそくえん)」は、スポーツをしている方だけでなく、日常生活でもよく起こる症状です。

痛みがあると、好きなことを諦めなければならないのではないかと不安になったり、このまま悪化してしまうのではないかと心配になったりしますよね。

でも安心してください。適切な対処法を知り、継続的にケアを行うことで、多くの方が症状の改善を実感されています。今回のブログでは実際に鵞足炎で悩んでいた患者さんの体験談をもとに、膝の痛みについてわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

「膝の内側がズキズキ…」それ、鵞足炎の症状かも?

膝の痛みって、本当につらいですよね。歩くたびに「ズキッ」と痛みが走ったり、階段の上り下りが怖くなったり。特に好きなスポーツを続けたいのに痛みで思うように動けない、そんなもどかしさを感じている方も多いのではないでしょうか。

30代男性のTさんは、週末にフットサルチームで活動されていて、半年前から右膝の内側に痛みを感じるようになり、特に練習後や階段の上り下りでつらさを感じておられました。

詳しくお聞きすると、最初は「ちょっと疲れているだけかな」と軽く考えていたそうですが、だんだん痛みが強くなってきて、運送での仕事中にも痛みを感じるようになりました。「トラックの乗り降りや荷台への積み下ろしが苦痛でした」と教えてくれました。

また、痛みのせいでフットサルの練習を休むことが増え、チームメイトに迷惑をかけていることが心苦しく、「もしかしたら好きなスポーツを諦めなければならないかもしれない」という不安を抱えておられました。

お体を診させていただくと、左に比べると右肩が下がり、お辞儀をしてもらうと右側に体が傾いていくのが分かりました。また、うつ伏せで寝ていただくと右足が1㎝ほど短くなっていました。

膝の痛みが起こる原因は人それぞれですが、多くの場合は使いすぎや体のバランスの崩れが関係しています。

Tさんの場合は、体のバランスの崩れが膝の痛みに関係しているようでした。

これは、家の土台が少しずつ傾いていくようなもので、最初は気づかないかもしれませんが、時間が経つにつれて影響が大きくなり、最終的には住みにくい家になってしまいます。体も同じで、小さなバランスの崩れが積み重なって、最終的に痛みとして現れるんですね。

鵞足炎とは?膝の内側の痛みの原因を解説

ここで鵞足炎について触れたいと思います。鵞足炎は、膝の内側にある鵞足(がそく)という部分に炎症が起こる症状です。鵞足というのは、太ももの内側の筋肉が膝の内側に付いている部分のことで、ちょうどガチョウの足のような形をしているからそう呼ばれています。

この部分は、歩いたり走ったりするときに重要な役割をしているので、ここに問題が起こると日常生活にも影響が出てしまうんです。

主な症状としては、膝の内側でやや下の部分の痛み、押さえると痛みがあり、膝を曲げ伸ばしすると引っかかるような違和感があります。運動や階段の昇り降りで痛みがあったり、ひどくなるとじっとしていても疼くようになり、歩くのもつらくなってきます。

では、膝の内側に痛みを感じたらどうすればいいのでしょう。

Tさんに施術と共に次のことに取り組んでいただきました。するとあれほど痛かった膝の内側の痛みが和らぎ、またフットサルを再開することができました。

鵞足炎の症状|痛みを感じたらどうすればいい?

まず大切なのは、痛みを我慢しないことです。「少し休めば治るだろう」と思って無理を続けると、症状が悪化してしまうことがあります。

そして、体のバランスを整えるよう施術で体を調整し、固くなっている股関節周囲や膝まわりの筋肉を緩めるエクササイズを行っていただきました。

内転筋ストレッチ
  • 床に開脚して座ります
  • 片方は膝を伸ばし、もう片方は膝を曲げます
  • 両手を体の前につき、お尻を浮かして体を前に倒していきます
  • 太ももの内側が伸ばされていくのを感じながら20秒キープ
  • この動作を左右交互に3回繰り返します
太もも裏側のストレッチ
  • 仰向けで寝て片方の足の裏にタオルをひっかけます
  • タオルを引っ張りながら膝を伸ばしたまま足をあげます
  • 太もも裏が伸ばせれるのを感じたら20秒キープ
  • この動作を左右交互に3回繰り返します
内転筋スクワット
  • 足を肩幅より広く開いてつま先は外に向けて立ちます
  • お尻を後ろに引きながら、体を沈めていきます
  • このとき膝がつま先と同じ方向を向くように注意しましょう
  • 太ももの内側の筋肉が緊張するのを感じながら15~20回繰り返します
  • 3セット行うようにしてください

施術と共にこれらのエクササイズに取り組んでいただいたことによって、Tさんは2週間後には歩いた時の膝の痛みがなくなり、1か月後にはトラックの乗り降りなど仕事中の痛みがなくなり、2ヶ月経った今ではフットサルの練習にも元気に参加されています。

患者さまの声

「半年間悩み続けた鵞足炎の痛みが、こちらで治療を受けてから劇的に改善しました。最初は半信半疑でしたが、先生が私の症状や生活習慣を詳しく聞いてくださり、フットサルでの動きや仕事中の姿勢まで分析して治療プランを立ててくれました。

治療開始から2週間ほどで歩くのが楽になり、1ヶ月後には仕事中の痛みも無くなりました。今ではフットサルにも復帰し、以前のように思い切りプレーできるようになり、チームメイトからも『動きが良くなった』と言われるほどです。

現在は月に1回メンテナンスで通わせていただいていますが、痛みが再発することもなく、安心してフットサルを続けられています。根本的な原因から治療していただき、本当にありがとうございました。」

まとめ

今回、Tさんの改善例をもとに鵞足炎の原因と対処法について解説しました。

膝の痛みを感じたら、まずは無理をせずブログで取り上げたストレッチやエクササイズを行ってください。もしこれらのことを行っても症状が改善されずに痛みが強くなっていく場合は、何か他にも原因があるかもしれません。

そんなときは一人で悩まずにご相談ください。きっとお役に立てると思います。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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