
院長:表川お気軽にご相談ください!


こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。今日は、仕事中や夕方になると頭がギューッと締め付けられるような感じがして、なかなか抜けないというお悩みについてお話しします。
こんなお悩みはありませんか?
もしひとつでも当てはまるものがあれば、この記事はきっとあなたのお役に立てると思います。頭痛は「国民病」とも呼ばれるほど多くの方が悩んでいる症状ですが、なかでも「頭がぎゅっと締め付けられる感じ」「夕方になるほど頭が重くなる」という訴えは、働き盛りの30〜40代の女性に多く見られます。
わたしのもとにも、「病院で検査したけれど異常なしと言われた」「毎日のように薬を飲んでいるけれど改善しない」とおっしゃる方が数多くいらっしゃいます。そういった方に少しでもお力になれたらと思い、今日はこの記事を書きました。


頭への圧迫感や締め付け感は、脳の病気では?と不安になる方も多いですが、多くの場合は首・肩まわりの筋緊張や自律神経の乱れが関係しています。原因を正しく知ることが、慢性化を防いで早く楽になるための第一歩です
「頭がギューッと押さえつけられる」「重いものが乗っているみたいでだるい」「こめかみあたりがじわじわ締め付けられる」……こういった感覚は、医学的には「緊張型頭痛」と呼ばれることがほとんどです。片頭痛のようにズキンズキンと脈打つ痛みとはちがい、頭全体がじんわりと締め付けられる、あるいは重だるく圧迫されるような感じが特徴です。緊張型頭痛は、成人の頭痛のなかでもっとも多いタイプとされていて、特にデスクワーク中心の生活を送っている方に多く見られます。
この感覚が生まれる主な原因は、首や肩まわりの筋肉が過緊張した状態になることです。首や肩には後頭部の骨とつながっている筋肉がたくさんあります。その筋肉がかたく縮んだままになると、頭を包む薄い膜が引っ張られ、頭全体が締め付けられるような感覚が生まれます。
また、筋肉の緊張が続くと血液の流れが滞り、酸素や栄養が頭まで行き届きにくくなります。その結果、頭が重くなったり、ぼんやりした圧迫感として感じられるようになります。つまり、頭そのものに問題があるというよりも、首から肩にかけての体の状態が深くかかわっているのです。
「朝は大丈夫なのに、お昼を過ぎたあたりから頭が重くなってきて、夕方ごろにはもうぎゅっと締め付けられる感じで限界…」という経験はありませんか?この「時間帯による悪化」には、体の疲労の積み重なりとデスクワーク特有の姿勢の問題が大きくかかわっています。一日の終わりに向けて症状が強まるのには、ちゃんとした理由があります。
パソコン作業をするとき、多くの方が頭を前に突き出した姿勢になりがちです。これを「前方頭位姿勢」といいます。頭の重さはおよそ4〜6キロほどありますが、首が前に傾くほど、首への負担は急激に増えます。
たとえば、首が15度前に傾くだけで首への負担は約12キロ、45度傾くと約22キロにまで達するといわれています。冷蔵庫を首の上に乗せてパソコンを打ち続けるようなものです。一日中そんな状態を続けていたら、首や肩の筋肉が悲鳴を上げるのは当然のことですよね。その蓄積が夕方ごろにピークを迎えて、頭への締め付け感や圧迫感となって現れるのです。
仕事のプレッシャーや締め切りのストレス、人間関係のしんどさも、頭の締め付け感を強くする大きな要因です。強いストレスを感じると、体は緊張状態(交感神経が優位な状態)になり、筋肉を無意識にかたく縮ませます。
特に繁忙期には、知らず知らずのうちに奥歯をぐっと食いしばったり、肩に力が入りっぱなしになっていたりしませんか?その筋肉の緊張が首から肩、そして頭へと波及し、ストレスと体の緊張が重なったとき、頭への圧迫感がいちばん強くなります。
「夕方になると、仕事の疲れとストレスの両方がピークになる」という方は、そのタイミングで症状がいちばんつらくなるのも、体のしくみとして理解できますよね。
頭への締め付け感や圧迫感は、単独で出ることもありますが、体の別の部位のサインと一緒に現れることもよくあります。次のような感覚に心当たりがあれば、体が「もう少し休ませて」というサインを出しているのかもしれません。
これらが複数重なっているときほど、体の疲弊が深いサインです。「毎日なんとなくだるい」「薬を飲んでもその日しか効かない」というサイクルがすでに始まっているなら、体のどこかに根本的な原因が潜んでいる可能性があります。
「この程度なら大丈夫」と頭の締め付け感を我慢し続けると、症状が慢性化するリスクが高まります。体は痛みに対して「慣れよう」とするため、神経の感受性が高まり、ますます頭が締め付けられる感じを起こしやすい体になっていきます。気がつけば「毎日頭が重いのが当たり前」という状態になってしまうのです。
また、痛みを抑えようと市販の頭痛薬を月に10日以上飲み続けると、かえって頭痛が起きやすくなる「薬物乱用頭痛」に移行するリスクもあります。薬に頼るほど薬が効かなくなるという、つらい悪循環です。
慢性的な頭の重さや圧迫感は、仕事のパフォーマンスを下げるだけではなく、家に帰ってからの家族との時間も奪っていきます。「頭が痛くて子どもにイライラしてしまう」「頭痛のせいで趣味が楽しめない」という声は、わたしのもとに来られる患者さんからもよくお聞きします。早めに対処してあげることが、あなたの毎日の質を守ることにつながります。
頭への締め付け感をやわらげるために、今日からすぐ試せることがいくつかあります。ただし、これらはあくまでも一時的な対処であり、根本的な改善には体の状態をきちんと把握することが大切です。まずはできることから始めてみてください。
まず、椅子に座った状態で首をゆっくりと横に傾け、耳を肩に近づけるイメージで15〜20秒キープします。左右どちらも行いましょう。このとき、反対側の肩がすくまないように意識すると、より効果的にストレッチできます。
次に、両手を後頭部で軽く組み、頭の重みでゆっくりと顎を胸元に近づけます。後頭部から首の後ろ側がじわじわと伸びる感覚を確認しながら、20秒ほどキープします。この動作はデスクワークの合間に、こまめに行うだけで首まわりの緊張のたまり方がちがってきます。
こめかみのあたりに圧迫感を感じるときは、目まわりの筋肉の緊張が影響していることがよくあります。パソコン作業中は意識的に遠くを見る習慣をつけて、1時間に一度は目を閉じてやすませましょう。
また、夜に蒸しタオルを目の上にそっと置くだけでも、目まわりの血流がよくなり、こめかみの圧迫感が楽になる方が多いです。難しいことはひとつもないので、今夜から試してみてください。
緊張した筋肉をゆるめるには、体を温めることが効果的です。シャワーだけで済ませずに、湯船にゆっくりとつかる習慣をつけるだけで、首や肩の筋肉がゆるみやすくなります。お湯の温度は38〜40度のぬるめが、自律神経のリラックスに向いています。熱すぎると交感神経が刺激されてしまうので、少しぬるいかなと感じるくらいがちょうどよいです。
「ストレッチも試した、湯船にもつかっている、でも毎日頭が重くて締め付けられる感じがなくならない…」という方も、実は少なくありません。では、なぜ同じようなセルフケアをしていても、改善する人としない人がいるのでしょうか。
大きな理由のひとつが、原因の「場所」のちがいです。一口に頭の締め付け感といっても、首の関節のズレが影響しているケース、背骨のゆがみが自律神経に作用しているケース、顎まわりの緊張が関係しているケースなど、人によって根本の原因は異なります。
体のどこに問題があるかを正しく見極めることなく、なんとなくケアを続けても、改善できるかどうかは運まかせになってしまいます。症状が慢性化する前に、ぜひ一度、体全体をしっかりと評価してみてください。
30年以上の臨床のなかで、「頭が重いのはもう仕方ないと思っていた」という方を何人も診てきました。でも、適切なアプローチで体の状態が変わったとき、「こんなに楽になれるんですね」と目を丸くされる患者さんの笑顔は、今でも心に残っています。
頭への締め付け感や圧迫感は、体が「助けてほしい」と出しているサインです。我慢しているうちに慢性化してしまう前に、どうか体の声に耳を傾けてあげてください。
大樹整骨院ではJR守山駅から徒歩5分、駐車場も完備しており、平日は21時まで診療しているため仕事帰りにもお越しいただきやすい環境です。関節・筋肉・神経・姿勢・歩行の5つの視点から、あなたの症状の本当の原因をしっかりと探っていきます。
ひとりで悩み続けなくて大丈夫です。「こんなこと相談してもいいのかな」と思うような小さなお悩みでも、いつでも気軽に声をかけてください。あなたの毎日がもっと軽く、もっと明るくなるよう、精いっぱいサポートします。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】



