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ぎっくり背中 原因は?突然の激痛対処法

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こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。

今日は最近ご相談が増えている「ぎっくり背中」についてお話ししますね。朝起きた瞬間に背中に激痛が走った経験はありませんか?くしゃみをしただけで背中が痛くなって動けなくなった、そんな経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。実はこうした症状は決して珍しいものではなく、多くの方が悩んでいるんです。

デスクワークをされている方なら、長時間パソコンの前に座って作業を続けていると背中に違和感を覚えることもあるでしょう。立ち仕事や重い物を持つ機会が多い方も、ふとした動作で背中に痛みが走ることがあります。そして厄介なことに、一度痛めてしまうと夜寝返りを打つたびに痛みで目が覚めてしまったり、深呼吸すらつらくなってしまうこともあるんですね。

当院にもぎっくり背中でお困りの方が多く来院されています。皆さん「この痛みはいったい何が原因なんでしょうか?」「どうしたら治りますか?」「また繰り返してしまうのではないか」と不安な表情で相談されます。でも大丈夫です。原因がわかれば、適切な対処ができますし、再発を防ぐこともできるんですよ。

院長:表川

ぎっくり背中で悩んでいる方は本当に多いです。まずは原因をしっかり理解することが改善への第一歩ですよ

目次

ぎっくり背中とは何か

ぎっくり背中という言葉を耳にされたことがある方は多いと思いますが、実際にどんな状態を指すのか、詳しくご存知でしょうか。ぎっくり背中とは、急に背中に強い痛みが現れる状態のことで、医学的には「筋筋膜性疼痛症候群」と呼ばれることもあります。背中の筋肉や筋膜が急激な動きや持続的な負荷によって損傷し、炎症を起こすことで激しい痛みが生じるんですね。

よく「ぎっくり腰」という言葉は聞かれると思いますが、ぎっくり背中はそれと似た症状が背中に起こるものだとイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。痛みの程度は人によって異なりますが、軽い違和感から動けないほどの激痛まで幅広く、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。特に痛みが強い場合は、呼吸をするだけでも背中に響いてしまい、咳やくしゃみをすると激痛が走ることもあるんです。

当院に来られる患者さんの中には「朝起きようとしたら背中が固まっていて動けなかった」「振り向いた瞬間に背中がピキッとなった」「重い荷物を持ち上げた途端に痛みが走った」といったケースが本当に多いです。こうした症状が出ると、仕事にも家事にも支障が出てしまい、日常生活の質が大きく低下してしまいます。痛みが長引くと気持ちまで沈んでしまいますし、夜眠れなくなる方もいらっしゃいます。

ぎっくり背中を引き起こす主な原因

ぎっくり背中はなぜ起こるのでしょうか。開院以来20年以上、数多くの患者さんを診てきた経験から言えるのは、原因はひとつではなく複数の要因が重なり合って発症するということです。ですから、痛みが出ている背中だけを見ていても根本的な解決にはならないことが多いんですね。

急な動作や無理な姿勢

最もよくあるのが、急激な動作や無理な姿勢による筋肉への負担です。重い物を持ち上げようとした瞬間、体をひねった瞬間、高い場所の物を取ろうとして手を伸ばした瞬間など、普段使わない角度で筋肉を急に使うと、筋肉や筋膜が損傷してしまいます。特に朝起きた直後は筋肉がまだ十分に温まっていないため、ちょっとした動作でも痛めやすいんですよ。

洗濯物を干そうとして背伸びをした瞬間に背中を痛めた主婦の方、荷物を車のトランクから取り出そうとして体をひねった瞬間に激痛が走った会社員の方など、本当に日常的な動作の中で起こることが多いです。また、くしゃみや咳をした瞬間に背中を痛めるケースもあります。くしゃみは予期せぬタイミングで起こるため、筋肉が準備できていない状態で急激な力が加わってしまうんですね。

長時間同じ姿勢を続けることによる負担

デスクワークで長時間パソコンの前に座り続けている方、立ち仕事で同じ姿勢を保ち続けている方も要注意です。同じ姿勢を続けると特定の筋肉だけに持続的な負荷がかかり、筋肉が硬くなって血流が悪くなります。すると筋肉に疲労物質が溜まり、少しの刺激でも痛みが出やすい状態になってしまうんです。

特にパソコン作業をされる方は、前かがみの姿勢になりがちです。猫背の状態が続くと背中の筋肉が常に引っ張られた状態になり、筋肉に大きな負担がかかります。1時間、2時間と同じ姿勢を続けていると、気づかないうちに筋肉が疲弊していき、ある日突然限界を迎えてしまうんですね。立ち仕事の方も、重心が偏った立ち方を続けていると背中の左右どちらかに負担が集中し、それが原因でぎっくり背中を起こすこともあります。

筋肉の疲労と緊張の蓄積

日々の生活の中で、筋肉には少しずつ疲労が蓄積していきます。運動不足で筋力が低下している方、逆に激しい運動をして筋肉を酷使している方、どちらもぎっくり背中のリスクが高まります。筋肉が疲れていると、本来持っている柔軟性やクッション性が失われてしまい、ちょっとした刺激でも損傷しやすくなるんです。

また、仕事や家事で常に体を使っている方も注意が必要です。育児中のお母さんが子どもを抱っこする動作を繰り返したり、介護職の方が利用者さんの体位変換を何度も行ったり、こうした反復動作も筋肉に疲労を溜め込む原因になります。疲労が蓄積した状態で無理な動作をすると、それがきっかけでぎっくり背中を起こしてしまうことがあるんですね。

精神的なストレスと睡眠不足

意外に思われるかもしれませんが、精神的なストレスもぎっくり背中の原因になり得ます。ストレスを感じると無意識のうちに体に力が入り、特に肩や背中の筋肉が緊張した状態が続きます。この緊張状態が長く続くと筋肉が硬くなり、血流が悪化して痛みを起こしやすくなるんです。

また、睡眠不足も大きな要因です。睡眠中は体が修復される時間ですが、睡眠が不足すると筋肉の疲労が十分に回復しません。疲れが取れないまま翌日を迎え、さらに疲労が蓄積していく悪循環に陥ってしまいます。仕事が忙しくて睡眠時間が削られている方、夜中に何度も目が覚めてしまう方は、知らず知らずのうちに体に負担をかけているんですね。

体の冷えと寒暖差

体が冷えると筋肉が硬くなり、柔軟性が失われます。特に冬場やエアコンで冷えた部屋にいる時間が長い方は要注意です。筋肉が冷えて硬くなった状態で急に動くと、筋肉が対応しきれずに損傷してしまうことがあります。また、季節の変わり目など寒暖差が大きい時期も体調を崩しやすく、筋肉のコンディションが悪化しやすいタイミングです。

お風呂上がりに冷たい部屋に入った時、暖かい室内から寒い外に出た時など、急激な温度変化も筋肉にとっては大きなストレスになります。こうした環境の変化が積み重なると、背中の筋肉が悲鳴を上げてしまうんですね。

見逃しやすい根本的な原因

ぎっくり背中で来院される患者さんを詳しく検査すると、背中以外の部位にも問題が見つかることが非常に多いです。例えば、骨盤の歪みがある方、股関節の動きが悪い方、足首が硬い方などは、体のバランスが崩れているため背中に過剰な負担がかかりやすくなっています。また、姿勢の癖も大きく影響します。

当院では関節、筋肉、神経、姿勢、歩行という5つの角度から詳しく検査を行い、痛みの本当の原因を探っていきます。なぜなら、痛みが出ている場所だけを治療しても、根本原因が残っていればまた同じ症状を繰り返してしまうからです。過去に何度もぎっくり背中を繰り返している方は、こうした根本原因が解決されていない可能性が高いんですね。

ぎっくり背中を放置するとどうなるか

「少し様子を見れば治るかな」と思って放置してしまう方もいらっしゃいますが、これは非常に危険です。ぎっくり背中を放置すると、痛みが慢性化してしまったり、背中の動きが制限されたままになってしまうことがあります。また、背中をかばうために他の部位に負担がかかり、肩こりや腰痛、首の痛みなど新たな不調が現れることも珍しくありません。

痛みが長引くと日常生活の質が大きく低下し、仕事や家事、趣味の活動が思うようにできなくなってしまいます。また、痛みによって精神的にもストレスが溜まり、気分が沈んだり、イライラしやすくなったりすることもあります。こうした悪循環に陥らないためにも、早めの対処が本当に大切なんです。

適切な対処と改善への道筋

ぎっくり背中を根本的に改善するためには、痛みの本当の原因を明らかにすることが何よりも重要です。なぜなら、原因がわからないまま対症療法を続けても、一時的に楽になるだけで再発を繰り返してしまうからです。当院では30年以上の臨床経験と豊富な改善実績をもとに、一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。

発症直後の急性期には、まず炎症を抑えることが優先されます。しかし、単に痛みを取るだけでなく、なぜその痛みが起こったのか、体のどこに問題があるのかを徹底的に調べることが大切です。そして、痛みが落ち着いてきたら、再発を防ぐための体づくりに取り組んでいきます。

日常生活で気をつけたいポイント

ぎっくり背中の予防には、日常生活での心がけも重要です。まず、長時間同じ姿勢を続けないよう意識してください。デスクワークの方は1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かす、立ち仕事の方も時々姿勢を変えるなど、こまめに体を動かすことが大切です。

また、重い物を持つ時は膝を曲げて腰を落とし、背中に負担をかけない姿勢を心がけましょう。荷物を持ち上げる時に背中だけで持ち上げようとすると、大きな負担がかかってしまいます。体全体を使って持ち上げる意識を持つことが重要なんですね。

体を冷やさないことも大切です。特に冷房が効いた部屋で長時間過ごす方は、上着を羽織ったり、温かい飲み物を摂ったりして体を冷やさないよう工夫してください。入浴時はシャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かって体を温めることもおすすめです。

そして何より、十分な睡眠をとることです。睡眠中に体は修復されるので、質の良い睡眠を確保することが疲労回復につながります。寝る前のスマートフォンやパソコンの使用を控える、寝室の環境を整えるなど、睡眠の質を高める工夫をしてみてください。

一人で悩まず専門家に相談を

ぎっくり背中は適切に対処すれば改善できる症状です。しかし、自己判断で間違った対処をしてしまうと、かえって症状を悪化させたり、慢性化させてしまうこともあります。特に痛みが強い場合、何度も繰り返している場合、なかなか改善しない場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。

私は30年以上にわたり、多くのぎっくり背中の患者さんと向き合ってきました。痛みで苦しんでいた方が、適切な施術と生活指導によって笑顔を取り戻す姿を数多く見てきました。朝起きる時の不安がなくなった、趣味のランニングを再開できた、仕事に集中できるようになったなど、患者さんの喜びの声が私の何よりの励みです。

背中の痛みに悩んでいる方、何度も繰り返してしまっている方、どこに行っても良くならなかった方、一人で悩まずにぜひ一度ご相談ください。あなたの痛みの原因を丁寧に調べ、最適な施術プランをご提案させていただきます。いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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