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連休のドライブで腰とお尻が限界…原因と対策を徹底解説

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こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。ゴールデンウィークや年末年始など、長い休みになるたびに「今年も腰が終わった…」とつらそうに来院される方が、本当に多くいらっしゃいます。

先日も、40代の男性患者さんがこんなことをおっしゃっていました。「帰省の運転中、途中から腰とお尻がじんじんしてきて、現地に着いたころには子どもと遊ぶ気力すら残っていなかった」と。せっかくの連休が、腰痛のせいで台無しになってしまうのは、本当にもったいないことだと思うんです。

院長:表川

長時間の運転で腰やお尻が悲鳴をあげるのは、じつは座り方と休憩のとり方が大きく関係しています。今日は施術歴30年以上の経験から、連休ドライブで腰を守るための考え方をお伝えしたいと思います

この記事では、運転中に腰やお尻が痛くなる理由から、出発前にできる準備、途中の休憩でやるべきこと、帰宅後のケアまでをまとめてお話しします。ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

なぜ運転で腰やお尻が痛くなるのか

長い時間ハンドルを握っていると、なぜあんなにも腰が重くなってくるのでしょうか。その理由を知っておくだけで、対策がぐっと立てやすくなります。ここでは、運転による腰の痛みが起きるしくみを、できるだけわかりやすく説明していきます。

座り続けることで骨盤が後ろに傾く

人の体は、もともと直立して動くようにできています。ところが、車のシートに座ったまま動かない状態が続くと、骨盤がじわじわと後ろに倒れていく「骨盤後傾」という状態になりやすくなります。

骨盤が後ろに傾くと、背骨のS字カーブが失われてしまいます。背骨のS字カーブは、体への衝撃を分散させるためのクッションのような役割を果たしています。そのカーブがなくなると、腰椎(腰の骨)に直接負担がかかりつづけるため、だんだんと腰が重く、痛くなってくるんです。

お尻の奥の筋肉が固まってしまう

腰の痛みと同時に「お尻の奥がじんじんする」「座っているとお尻が痛い」と感じたことはありませんか?それは、お尻の奥にある「梨状筋(りじょうきん)」という筋肉が固くなっているサインです。

梨状筋は股関節を動かすための筋肉なのですが、長時間同じ姿勢で座り続けると、血流が悪くなって硬直してきます。この梨状筋のすぐそばをとても太い坐骨神経が通っているため、筋肉がこわばることで神経が圧迫され、お尻から太ももにかけてのしびれや痛みにつながることもあります。

腸腰筋が縮んだまま戻らなくなる

腸腰筋(ちょうようきん)とは、背骨と太ももをつないでいる深いところにある筋肉で、股関節を曲げるときに使われます。座った状態では、この腸腰筋がずっと縮んだ状態になっています。

1〜2時間程度であれば問題ないのですが、連休の帰省ドライブのように3時間・4時間と続いてしまうと、腸腰筋が縮んだまま固まってしまいます。その状態で車から降りると、なんとなく前傾みになって腰が伸ばしにくい感覚が生まれます。それが腰への負担をさらに大きくする悪循環のもとになるんです。

出発前にできること:シートの調整だけで変わる

「対策」というと、ストレッチや休憩のことを思い浮かべる方が多いと思います。でも実は、出発する前のシートポジションの見直しだけで、腰への負担をかなり減らすことができます。ちょっとしたひと手間ですが、効果はとても大きいので、ぜひ出発前に試してみてください。

シートの背もたれは少し起こす

リクライニングを深くすると楽に感じますが、じつは背もたれを後ろに倒しすぎると骨盤が後傾しやすくなります。背もたれの角度は、やや前傾ぎみの100〜110度程度が腰への負担が少ないとされています。「少し前に起こすと疲れそう」と思う方も多いのですが、慣れると逆に腰が楽になることを実感されています。

座面の奥までしっかり座る

意外と見落とされがちなのが、シートへの座り方です。お尻がシートの前の方にずれてしまうと、骨盤が後ろに倒れやすくなります。出発前に、お尻をシートの一番奥まで押し込むようにしてしっかり座り直してみてください。それだけで背筋が自然に伸びやすくなります。

腰にクッションや丸めたタオルを当てる

市販の腰当てクッションや、バスタオルを丸めたものを腰の後ろに当てるだけでも効果があります。腰のカーブをサポートすることで、骨盤の後傾を防ぎ、背骨への負担を分散させることができます。長距離ドライブをする予定があるなら、ひとつ用意しておくのがおすすめです。

途中の休憩でやるべきこと

長い運転では、途中でこまめに休憩をとることがとても大切です。「なんとなく疲れたら休む」ではなく、意識的に2時間に1回は必ず車から出ることをルーティンにしてみてください。

車から出たらまず「立つ」ことから始める

サービスエリアや道の駅で停車したとき、スマホを見ながら車内でゆっくりしがちですよね。でも、体にとってはまず立ち上がることが一番大切です。座った状態から立つだけで、縮んでいた腸腰筋が少しほぐれ、骨盤が本来の位置に戻ろうとします。まずは車から出て、少し歩いてみてください。

腰をゆっくり伸ばすストレッチを試してみる

車から降りて少し歩いたあと、以下のような動きを試してみてください。難しい動作はひとつもありません。駐車場の端でさらっとできる内容です。

まず、立った状態で両手を腰に当て、ゆっくりと上体を後ろに反らしてみてください。5〜10秒キープするだけで、縮んだ腸腰筋と腰まわりに心地よい刺激が入ります。次に、片方の膝を軽く曲げてゆっくり腰をひねる「体幹ツイスト」を左右それぞれ行ってみてください。最後に、片足を少し前に出して腰を落とす「ランジ」の姿勢を10秒ほどキープすると、股関節まわりの筋肉がしっかり伸びます。

これらをひとつ1分もあればできます。合計でも3〜4分程度です。「ストレッチする時間なんてない」と感じる方もいるかもしれませんが、このわずかな時間が、残りの運転区間を大きく快適にしてくれます。

水分をしっかり補給する

意外と忘れがちなのが水分補給です。筋肉は水分が不足するとさらに硬くなりやすくなります。また、長距離運転中はトイレが気になって水を控える方も多いのですが、脱水状態になると疲労感が増すだけでなく、集中力も落ちてきます。こまめに水や薄めのスポーツ飲料を口にするようにしてみてください。

帰宅後にやってほしいセルフケア

目的地に着いた、または自宅に帰ってきた。そのタイミングで、少しだけ体のケアをしてあげることで、翌日の回復が大きく変わってきます。疲れているからこそ、あと10分だけ体と向き合ってみてください。

膝を胸に引き寄せるストレッチ

仰向けに寝た状態で、両膝を抱えてゆっくり胸に引き寄せます。腰の筋肉がじんわりと伸びる感覚があります。30秒ほどキープして、ゆっくり元に戻す。これを2〜3回繰り返すだけで、固まった腰まわりがほぐれてきます。

お尻の奥を伸ばすストレッチ

仰向けに寝て、片方の膝を反対側の脚の上に乗せ(4の字の形)、そのまま両手で下の足の太ももを引き寄せます。お尻の奥に張りを感じたらそこでキープ。先ほどお話しした梨状筋を効果的に伸ばすことができます。左右それぞれ30秒ずつ行ってみてください。

入浴で体を温める

帰宅後はシャワーで済ませてしまいがちですが、できれば湯船につかることをおすすめします。38〜40度くらいのぬるめのお湯に10〜15分浸かると、血流が促進されて筋肉の疲労物質が流れやすくなります。翌朝の体の軽さが、シャワーだけのときとはかなり変わってきます。

それでも腰の痛みが続くときは

ここまでご紹介した対策を試しても、「翌日になっても腰の重さが取れない」「足にしびれが残っている」「前かがみになるのがつらい」といった状態が続くようであれば、それは体からの大切なサインかもしれません。

連休明けに来院される患者さんの中には、「ちょっと腰が痛いだけだから大丈夫」と思って数日間様子を見ていたら、痛みが強くなってしまったという方も少なくありません。腰の不調は、放置しているほど回復に時間がかかることが多いです。

わたしは守山市で整骨院を営んで20年以上になりますが、早めにご相談いただいた方のほうが、回復が早いケースを本当にたくさん見てきました。「大げさかな」と思うくらいのタイミングで来ていただくのが、結果的に一番体のためになります。

腰に優しい毎日のために、できることから始めてみて

連休の長距離ドライブで腰やお尻が痛くなるのは、決して「年齢のせい」だけではありません。座り方、休憩のとり方、そして帰宅後のちょっとしたケア——この3つを意識するだけで、連休の体のつらさはかなり違ってきます。

今年の連休が、腰痛に悩まされることなく、大切な家族や友人との時間を心から楽しめる連休になるように、今日お伝えしたことをひとつでも試してみてもらえたらうれしいです。

それでも「やっぱりつらい」「どこが悪いのかはっきりさせたい」というときは、どうかひとりで抱え込まないでください。こんな小さなことでも相談していいのかな、と思う必要は全くありません。どんなことでも、気軽に声をかけてください。あなたの体のことをいっしょに考えていきたいと思っています。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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