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頭痛薬が効かないこめかみの痛み、原因は別にあった

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こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。

突然こめかみのあたりがズキズキしてきて、「なんでこんなときに…」と思ったことはありませんか。忙しい朝に目が覚めたらもう頭が重かったり、夜になるにつれてじわじわと側頭部が締めつけられるような感じがしたり。そんな経験をお持ちの方が、最近ほんとうに多くいらっしゃいます。

こんなお悩みはありませんか。

  • 朝起きたときからこめかみや側頭部が痛んで、すっきり目覚められない
  • 夜になるとこめかみがズキズキしてきて、なかなか眠ることができない
  • 市販の頭痛薬をのんでも一時的にしか楽にならず、何度も繰り返してしまう
院長:表川

こめかみの痛みは「ただの頭痛」として見過ごされがちですが、じつは体のさまざまなサインが積み重なって現れていることがとても多いんです。朝と夜では痛みの出るメカニズムが異なることも多く、タイプをしっかり見極めることが改善への第一歩になります

この記事では、頭痛のなかでも特にこめかみや側頭部に集中して現れる痛みに絞って、なぜそこが痛くなるのか、朝と夜でどう違うのか、そして今日からできることも含めてわかりやすくお伝えしていきます。

「脳の病気だったらどうしよう」「いつ病院に行けばいいんだろう」という不安をお持ちの方も、この記事を読み終わるころにはきっと少し気持ちが楽になると思います。ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

こめかみが痛くなる、主な3つの原因

こめかみや側頭部に痛みが出るとき、その背景にある原因はひとつだけではありません。わたしがこれまで30年以上の施術経験のなかで多くの患者さんをみてきてわかったことは、同じ「こめかみが痛い」という訴えでも、それぞれの体の状態や生活の背景によって、原因がまったく異なるということです。

大きく分けると、片頭痛・緊張型頭痛・自律神経の乱れという3つが、こめかみの痛みに深く関わっています。それぞれの特徴を、順番に見ていきましょう。

片頭痛(へんずつう)の特徴

片頭痛は、こめかみから目の奥にかけてズキンズキンと脈打つように痛むのが特徴です。体を動かすたびに痛みが響くような感覚があり、光や音にとても敏感になることがあります。吐き気をともなうこともあって、ひどいときは横になることしかできないほどつらくなることもあります。

女性に多く見られる傾向があり、ホルモンバランスの変化が影響していることもあります。生理の前後に痛みが強くなると感じている方は、このタイプである可能性が高いです。また、痛みが出始める前に視界がチカチカしたり光が見えたりすることがある方もいます。

片頭痛のときは、血管が広がることで神経が刺激されて痛みが生じていると考えられています。そのため、入浴など体が温まることで悪化しやすい傾向がありますので、覚えておいてください。

緊張型頭痛の特徴

緊張型頭痛は、頭全体が締めつけられるような鈍い痛みが特徴で、こめかみから後頭部にかけて「ぎゅーっ」とした重さや圧迫感を感じることが多いです。片頭痛と違って、体を動かしても痛みが激しくなることはほとんどありませんが、じわじわとした不快感が長く続くのがとてもつらいところです。

デスクワークやスマートフォンの長時間使用などで、首や肩の筋肉が慢性的にこり固まっている方に多く見られます。姿勢の問題が首への負担をじわじわと蓄積させていることが多く、疲れやストレスが重なると症状が出やすくなります。

じつは頭痛のなかでもっとも多いのがこのタイプで、日常のちょっとした習慣が長年かけて積み重なって症状として現れてくることが多いんです。「もう何年も頭痛持ちで…」という方は、このタイプが深く関わっている可能性があります。

自律神経の乱れとこめかみの痛みの関係

最近、わたしのもとに来られる患者さんのなかで特に増えているのが、自律神経の乱れによる頭痛です。自律神経は血管の収縮や拡張をコントロールしているため、そのバランスが崩れると頭部への血流が乱れ、こめかみに痛みが出やすくなります。

仕事のプレッシャーや、夜遅くまでスマートフォンを見ているといった生活習慣、睡眠の質の低下などが重なると、自律神経はとても乱れやすい状態になります。天気の変化で体調が崩れやすい方や、気圧が下がると頭が痛くなる方も、この自律神経の影響を受けていることが多いです。

朝にこめかみが特に痛くなるわけ

「朝起きたらもう頭が痛い」という経験、ありませんか。1日のはじまりから痛みがあると、気持ちもどっと沈んでしまいますよね。じつは朝のこめかみの痛みには、夜寝ているあいだに起こるいくつかの体の変化が深く関わっています。それぞれ順番に見ていきましょう。

睡眠中の姿勢と首への負担

わたしたちは1日の3分の1ほどを眠って過ごしていますが、その間ずっと同じ姿勢で首に負担がかかり続けているとしたら、どうでしょう。枕の高さが合っていなかったり、うつ伏せで寝る癖があったりすると、首の筋肉や関節にじわじわとストレスがかかります。

首の筋肉がこり固まると頭部への血流が悪くなり、朝目が覚めたときにはすでにこめかみや後頭部に鈍い痛みが出ている、ということが起きやすくなります。また、首の骨のバランスが乱れていると、そこから出る神経が影響を受けて頭痛として現れることもあります。「毎朝起きたときから頭が重い」という方は、睡眠環境を見直してみることも大切です。

睡眠中の血圧変動とこめかみへの影響

睡眠中は血圧が下がり、朝の目覚めとともに血圧が上昇しはじめます。この変化が大きいと、脳の血管が一時的に拡張してこめかみのあたりがズキズキとする原因になることがあります。

特に睡眠の質が低下している方や、深く眠れていない方は、朝の血圧変動が大きくなりやすい傾向があります。睡眠不足が続くと自律神経のバランスが乱れるため、翌朝のこめかみの痛みにもつながりやすくなります。睡眠と頭痛はきってもきれない関係にあるんです。

起床前後の水分不足も見逃せない

眠っているあいだは当然水分を補給できないため、朝の体は脱水気味になっています。血液の流れが悪くなることで頭痛が起きやすくなることがあります。

「朝のこめかみの痛みは水を飲むと少し楽になる」と感じている方がいれば、水分不足が一因になっている可能性があります。起き上がる前にコップ一杯の水を飲むことを習慣にしてみると、朝の頭痛が和らいだとおっしゃる方もいます。ぜひ試してみてください。

夜になるとこめかみが痛くなる理由

一方で、「昼間は大丈夫なのに夜になるにつれてこめかみが痛くなる」という方も多いですね。これも、日中の生活のなかで体に積み重なった負担が、夕方以降に症状として現れてきているケースがほとんどです。夜の頭痛には、昼間の過ごし方が大きく影響しています。

一日の疲労蓄積と夕方からの悪化

人の体は、朝から夕方にかけてどんどん疲労が積み重なっていきます。特にデスクワークが多い方は、長時間うつむき気味の姿勢でいることで首や肩の筋肉がどんどん緊張し、夕方になるとその疲労がピークを迎えることがあります。その結果、こめかみや側頭部にかけての血流が乱れ、じわじわとした痛みが出はじめるわけです。

「仕事が終わる頃にはいつも頭が痛い」という方は、この疲労の蓄積がこめかみの痛みとして現れているサインかもしれません。

目の疲れとこめかみへの影響

目の周りにある筋肉は、側頭部の筋肉とつながりがあります。一日中パソコンやスマートフォンを見続けると、目の周りの筋肉がこり固まり、その緊張が側頭部にも伝わって、こめかみのあたりに痛みや重さとして感じられることがあります。

夜になるほど症状が強くなるのも、目と頭を使い続けた結果として蓄積された疲労が表れているからです。特に画面を近距離で見続ける作業が多い方は、意識的に目を休める時間をつくることが大切になります。

ストレスの蓄積と夜間の痛み

日中に受けたストレスは、夜になってから体への影響が出やすくなることがあります。仕事や人間関係のプレッシャーを抱えながら過ごしていると、体の緊張がなかなかほぐれず、夜になってもこめかみの痛みが続いたり、眠れないほどの痛みになってしまうこともあります。

「眠ろうとするほど痛くなる気がする」という方は、ストレスからくる自律神経の乱れが影響している可能性があります。焦らずゆっくりと休める環境を整えることも、体が回復するための大切な条件です。

こめかみの痛みのタイプを見分けるポイント

「自分の痛みはどちらのタイプなんだろう」と気になっている方のために、片頭痛と緊張型頭痛のちがいをまとめてみました。ただし、実際には両方が混在している方も多く、必ずしもきれいに分類できるわけではありません。あくまでも目安として参考にしてみてください。

チェック項目片頭痛タイプ緊張型頭痛タイプ
痛みの感じかたズキンズキン(脈打つ)ぎゅーっと締めつけられる
痛む場所こめかみ・目の奥(片側が多い)こめかみ〜後頭部(両側に出ることも)
体を動かしたとき痛みが増しやすいそれほど変わらないことが多い
光や音への敏感さ過敏になりやすいあまり変わらないことが多い
吐き気・嘔吐ともなうことがあるほとんどない
続く時間の目安数時間〜3日ほど30分〜数日
悪化しやすいタイミング生理前後・気圧の変化疲れやストレスが重なったとき

自己判断で対処しているうちに症状が慢性化してしまうケースも少なくありません。「薬を飲んでも効かなくなってきた」と感じている方は、根本にある原因を見直す時期かもしれません。

こめかみの痛みに今すぐできるセルフケア

「とにかく今すぐ少しでも楽になりたい」という気持ち、よくわかります。薬にあまり頼りたくない方や、薬を飲んでもあまり効かなくなってきた方に向けて、日常のなかでできることをいくつかお伝えします。これらはあくまでも症状を和らげるためのものですが、毎日少しずつ続けることで体の状態が変わっていくことがあります。

温めるか冷やすか、それが大事

こめかみが痛いとき、温めるべきか冷やすべきかで迷う方は多いと思います。基本的な目安としては、ズキンズキンと脈打つような感じがある場合は冷やすほうが楽になりやすく、締めつけられるような鈍い痛みの場合は温めるほうが効果的なことが多いです。

締めつけ感がある場合は、蒸しタオルや湯たんぽなどで首の後ろや肩をじんわり温めると、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。一方、ズキズキするタイプのときに温めてしまうと、血管がさらに拡張して痛みが強まることがあるので、こめかみを保冷剤などで軽く冷やすほうが向いています。

首と肩のストレッチで筋肉の緊張を和らげる

デスクワークや長時間のスマートフォン使用後は、首や肩の筋肉がこり固まっている可能性が高いです。ゆっくりと首を左右に傾け、10秒ほどキープするだけでも、側頭部周辺の筋肉への血流が改善されやすくなります。

肩をゆっくりと大きく回したり、胸を張るように肩甲骨を寄せるストレッチも効果的です。ただし、痛みがつよいときに無理に動かすと逆効果になることもありますので、痛みが落ち着いたタイミングで、ゆっくりやさしく行うようにしてください。

睡眠環境と生活のリズムを見直す

朝のこめかみの痛みに悩んでいる方には、枕の高さや寝る姿勢を見直してみることをおすすめします。首が自然なカーブを保てる高さの枕が理想的で、高すぎても低すぎても首への負担が増えます。

また、就寝前のスマートフォンの使用は自律神経を乱しやすいため、眠る1時間前からは画面を見る時間を減らすだけでも、睡眠の質が変わってくることがあります。毎日同じ時間に眠り、同じ時間に起きるリズムをつくることも、体の回復力を高めるためにとても大切です。

こんな症状があるときは早めに専門家へ

セルフケアで対応できる頭痛がある一方で、すぐに医療機関を受診すべきサインというものも存在します。以下のような症状がある場合は、自己判断で様子を見ずに、まずは病院で診てもらうことをおすすめします。

これまでに経験したことのないほど突然激しい頭痛が出たときは、脳血管の問題が隠れている可能性があります。手足のしびれや麻痺、言葉が出にくい、視野が急に狭くなったなどの症状がともなっている場合も同様です。また、発熱とともに首が硬くなるような感覚がある場合や、意識がもうろうとする場合も速やかに受診してください。

「念のため確認したい」という気持ちはとても大切なことです。脳に問題がないことが確認できれば、そのあとの対処にも安心して取り組めます。ご自身の体のことですから、少しでも不安があれば迷わず受診してください。

繰り返すこめかみの痛みを根本から考える

1回や2回の頭痛なら、しっかり休めば治まることもあるかもしれません。でも、「また出てきた」「薬を飲んでも効かなくなってきた」「週に何度も痛くなる」という状態になっているとしたら、体はすでに大きなサインを出しています。

痛みが繰り返されるうちに、体は痛みに対してどんどん敏感な状態になっていき、症状が出やすくなっていく悪循環に入ってしまうことがあります。「慢性化させないこと」が、長い目で見たときに体にとって一番やさしい選択です。

わたしが30年以上の施術経験のなかで強く感じているのは、こめかみの痛みには首や肩のこり・姿勢の乱れ・自律神経の状態・睡眠の質など、さまざまな要因が複雑にからみ合っているということです。だからこそ、痛みのある場所だけを見るのではなく、体全体の状態をきちんと把握することが、改善への確かな第一歩になります。

滋賀県守山市にある大樹整骨院では、こめかみや頭部の痛みでお悩みの方に対しても、関節・筋肉・神経・姿勢・歩行という5つの視点から丁寧に検査を行い、痛みの根本にある原因を一緒に探っていきます。「いろいろ試したけれど改善しなかった」という方にも、新しいアプローチで変化につながったケースが多くあります。

こめかみの痛みは、ひとりで抱え込まないでください。わたし自身、施術を通じて痛みから解放されて生き生きと過ごせるようになった患者さんの姿を、数えきれないほど見てきました。あなたの体もきっと変わることができます。いつでも気軽に相談してください。一緒に根本から改善していきましょう。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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