
院長:表川お気軽にご相談ください!


こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。毎年寒い季節になると、肩こりでお悩みの方が本当に増えてきます。特に冬場になると「体が冷えてから肩こりがひどくなった」という声を多く耳にするようになりました。
こんなお悩みはありませんか?
もしこのような症状を感じているなら、それは冷えによる血の巡りが悪くなっていることが原因かもしれません。実は冷えと肩こりには密接な関係があり、多くの研究でもその関連性が証明されています。今回は30年以上の経験から、冷えによって起こる肩こりの仕組みと具体的な解消法についてお伝えしていきます。


寒い季節になると肩こりの患者さまが本当に増えるんです
冷えによって肩こりが悪化する理由は、体の血の巡りと深く関わっています。体が冷えると血管がキュッと縮んで、筋肉に流れる血液の量が減ってしまいます。血の巡りが悪くなると筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、疲労物質も溜まりやすくなるため、筋肉が硬くこわばってしまうのです。
さらに寒さを感じると人間の体は無意識のうちに肩をすくめたり、体を縮こまらせたりする姿勢をとります。この姿勢が続くことで首や肩の筋肉、特に僧帽筋(そうぼうきん)という肩から背中にかけての大きな筋肉が常に緊張した状態になり、慢性的な肩こりへとつながっていきます。特にデスクワークで長時間同じ姿勢をとっている方は、この傾向がはっきりと現れます。
実際に大学の研究では、冷えを感じている女性の61.4%が肩こりも一緒に抱えているという調査結果が報告されています。また冷え症を持つ方は平均して4つ以上の不調を同時に抱えており、肩こりはその中でも特に多い症状のひとつなのです。これは単なる偶然ではなく、冷えと肩こりが深く関係している証拠といえるでしょう。
冷えと肩こりの関係を考える上で見逃せないのが、体温や血の巡りを調整する神経の働きです。この神経は自律神経(じりつしんけい)と呼ばれていて、私たちが意識しなくても体温を保ったり内臓を動かしたりしてくれています。
このバランスが崩れると血管の開いたり縮んだりがうまくコントロールできなくなります。その結果、手足の先だけでなく首や肩周りの血の巡りも悪化し、筋肉の緊張が長く続いてしまうのです。研究によると冷え症の方はこの調整機能が低下しており、それが血の巡りの悪さを招いていることが明らかになっています。
つまり冷えによる肩こりを根本から改善するには、単に温めるだけでなく体の調整機能を整えることも重要なポイントになってくるのです。
冷えからくる肩こりを「いつものことだから」と放っておくと、症状はどんどん悪化していきます。最初は肩の重だるさ程度だったものが、次第に首や背中全体に広がり、頭痛やめまい、吐き気といった症状まで引き起こすことがあります。
当院に来られる患者さまの中にも、長年冷えと肩こりを我慢し続けた結果、手や指にしびれが出てきたという方が少なくありません。これは筋肉がガチガチに固まって神経を圧迫しているサインです。さらに血の巡りが悪い状態が続くと顔色が悪くなったり、肌トラブルが増えたりと見た目にも影響が及びます。
また眠りが浅くなって集中力が続かなくなり、仕事や家事のやる気が出なくなることもあります。冷えと肩こりは体からの重要なサインであり、早めの対処が必要だということを知っておいてください。
それでは具体的にどのような対策をとれば冷えによる肩こりを改善できるのでしょうか。ここからは日常生活の中で実践できる方法をいくつかご紹介していきます。
毎日シャワーだけで済ませている方は、ぜひ湯船にゆっくり浸かる習慣をつけてみてください。38度から40度程度のぬるめのお湯に15分から20分ほど入ることで、体の芯からじんわりと温まり血の巡りが良くなります。熱すぎるお湯は体を興奮状態にして逆効果になることもあるので注意が必要です。
お風呂に入っている間に首や肩をゆっくり回したり、湯船の中で軽く体を伸ばしたりするのも効果的です。温まった筋肉は柔らかくなっているため、普段よりも楽に動かすことができます。お風呂から上がった後は体を冷やさないよう、すぐに温かい服装に着替えることも忘れないでください。
外出時や職場では使い捨てカイロやネックウォーマーを活用して、首と肩周りを重点的に温めましょう。首には太い血管が通っており、ここを温めることで全身の血の巡りが良くなります。特に首の後ろ側と肩甲骨(けんこうこつ)という背中の上にある骨の間を温めると、肩の筋肉の緊張がほぐれやすくなります。
デスクワーク中でも卓上の小型ヒーターを使ったり、温かい飲み物をこまめに飲んだりすることで体温の下がりすぎを防げます。冷房の効いた室内では上着を一枚用意しておき、寒さを感じたらすぐに羽織れるようにしておくことも大切です。
肩甲骨周りの筋肉をほぐす体操は、冷えによる肩こり解消に非常に効果的です。両手を肩に置いて肘で大きく円を描くように回す動きや、両手を背中で組んで胸を張る動作を1日数回行うだけでも血の巡りが良くなります。
朝起きた時や仕事の合間、お風呂上がりなど習慣にしやすいタイミングで取り入れてみてください。痛みを感じない範囲でゆっくりと動かすことがポイントです。呼吸を止めずに深く息を吸いながら行うと、リラックス効果も高まり体の調整機能のバランスを整えることにもつながります。
体を内側から温めるには食事の内容も重要です。大根やごぼう、にんじんなどの根菜類や生姜、にんにくなど体を温める食材を意識的に取り入れましょう。温かいスープや鍋料理は栄養も摂れて体も温まるので、寒い季節には特におすすめです。
逆に冷たい飲み物や生野菜ばかりを食べると体を冷やしてしまいます。飲み物は常温か温かいものを選び、サラダを食べる時も温野菜を組み合わせるなどの工夫をしてみてください。またお肉やお魚、豆腐や納豆などのタンパク質は体の中で熱を作り出す働きがあるため、バランスよく摂ることも冷え対策になります。
筋肉は体の熱を作り出す大切な器官です。運動不足で筋肉量が減ると体で作られる熱の量が減り、冷えやすい体質になってしまいます。特に女性は男性に比べて筋肉量が少ない傾向にあるため、意識的に体を動かすことが重要です。
激しい運動をする必要はありません。ウォーキングや軽いジョギング、階段の上り下りなど日常生活の中でできる運動から始めてみましょう。続けることが何よりも大切なので、無理のない範囲で少しずつ運動習慣をつけていくことをおすすめします。
これらのセルフケアを続けても症状が良くならない場合や、日常生活に支障が出るほどつらい場合は、専門家に相談することをおすすめします。冷えと肩こりの背後には姿勢の問題や骨格のゆがみ、筋力バランスの崩れなど、自分では気づきにくい原因が隠れていることもあるからです。
守山市にある当院では関節、筋肉、神経、姿勢、歩き方の5つの角度から丁寧に検査を行い、一人ひとりの体の状態に合わせた施術を提供しています。冷えによる血の巡りの悪さだけでなく、体の調整機能の乱れにもアプローチできる整体や鍼灸治療を取り入れており、根本的な改善を目指しています。
30年以上の経験の中で、冷えと肩こりに悩んでいた多くの方が改善され、笑顔で日常生活を送れるようになった姿を数え切れないほど見てきました。マッサージに通っても一時的にしか楽にならない、湿布を貼っても効果が感じられないという方も、原因をしっかり見つけることで改善の道が開けることがあります。
冷えからくる肩こりは決して軽く見てはいけない症状です。これは体が「血の巡りが悪くなっている」「体の調整機能のバランスが崩れている」と教えてくれているサインなのです。早めに対処することで改善も早くなり、他の深刻な症状への進行を防ぐことができます。
今回お伝えした入浴法や体操、食事の工夫などは今日からでも始められる方法です。まずはできることから少しずつ取り組んでみてください。そして一人で悩まず、なかなか良くならない時や不安を感じた時は、いつでも私たちに相談してください。あなたが生き生きとした毎日を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。
【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】



