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冷えで頭痛がする本当の理由と今すぐできる対策

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こんなお悩みはありませんか?

  • 寒い日や冷房の効いた部屋にいると、必ず頭が痛くなってしまう
  • 冬になると頭痛の回数が増えて、毎日のように痛み止めを飲んでいる
  • 首や肩が冷えると、頭全体が締め付けられるような痛みが出る

こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。

冬の寒い季節になると、頭痛で悩まされる方が本当に多くなります。当院にも、寒くなると決まって頭痛が起きるという相談が後を絶ちません。実は体の冷えだけでなく、頭そのものが冷えることも頭痛の大きな原因になることをご存知でしょうか。今回は冬の寒さによる体の冷えと頭の冷えが、どのように頭痛を引き起こすのか、そのメカニズムと具体的な対策について詳しくお伝えしていきます。

院長:表川

冬の頭痛は寒さによる体の反応が原因なので、正しく理解すれば対処できます

目次

冬の寒さが頭痛を引き起こす仕組み

冬の寒さによる頭痛には、体全体が冷えることと頭そのものが冷えることの2つの原因があります。どちらも血管の動きと深く関わっており、この仕組みを理解することで適切な対処ができるようになります。体温が下がると、私たちの体は熱を逃がさないように血管を細くしますが、この反応が頭の血管にも起こり、脳に流れる血液の量が減ることで頭痛が起きるのです。

寒い屋外に長時間いたり、頭が冷たい風に直接さらされたりすると、冷たさの刺激による頭痛が起こります。冬の朝、暖かい布団から出て冷たい洗面所で顔を洗うときや、外出時に冷たい風が頭に当たるときなどに経験する方も多いでしょう。頭が冷えると血管が細くなり、脳に十分な血液が届かなくなって頭痛として症状が現れるのです。

研究でも、冷え性の方が頭痛を起こしやすいことが明らかになっています。冷えを感じている女性の半数以上が頭痛や肩こり、むくみなどを一緒に抱えていることが分かっており、これは体温調整の働きと頭痛の発生が密接に結びついていることを示しています。冬になると頭痛が増えるというのは、決して気のせいではなく、体の仕組みとして起こることなのです。

血管が細くなったり太くなったりして起こる痛み

体が冷えると、体は熱を逃がさないように血管を細くします。自律神経(じりつしんけい)という体の働きを自動的にコントロールする神経が、交感神経(こうかんしんけい)という興奮モードになるのです。この状態では手足だけでなく、頭への血液の流れも悪くなってしまいます。その後、暖房の効いた部屋に入ったり体が温まったりすると、今度は血管が急に太くなります。

この血管が太くなるときに、周りにある三叉神経(さんさしんけい)という顔や頭の感覚を伝える大きな神経が刺激されて、ズキンズキンと脈打つような痛みが生じます。三叉神経は脳の神経の中で一番大きな神経で、片頭痛(へんずつう)と深い関係があることが知られています。冬場、寒い場所と暖かい場所を行き来するときに頭痛が起きやすいのは、この血管の急な変化が原因なのです。

特に片頭痛を持っている方は、この血管が太くなることによる痛みを感じやすい傾向にあります。実際、片頭痛の経験がある方は冷たいものを食べたり冷たい空気を吸い込んだりすることで、約半数の方に頭痛が起きるという研究結果があります。頭痛の経験がない方では2割以下なので、片頭痛を持っている方は冬の寒さに特に注意が必要だと言えます。

筋肉が固まって血の流れが悪くなる

体温が低い人の筋肉は、ブルブルと震えたり縮んだりを繰り返して熱を作ろうとします。この筋肉の緊張が血管を圧迫して、血液の流れが悪くなってしまいます。特に肩や首には脳へ続く太い血管があるため、ここの血流が悪くなると脳に悪影響を与え、緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)という種類の頭痛を引き起こすのです。

冬の寒さで体が自然と縮こまると、気づかないうちに肩や首の筋肉にずっと力が入った状態になります。この状態が長く続くと筋肉がカチカチに固まり、血液の流れが悪くなって頭全体や後頭部が締め付けられるような重い痛みが出てきます。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けている方や、寒いオフィスで働いている方に多く見られる症状です。

冷たいものによる直接的な刺激

冬でも冷たいアイスクリームを食べたり、冷たい空気を吸い込んだりすると、三叉神経が直接刺激されて頭痛が起こります。いわゆるアイスクリーム頭痛と呼ばれる現象で、多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。冷たいものが口の中や喉を通るときに起こる頭痛です。

この痛みが起こる理由には2つの説があります。1つは、冷たいものが喉を通るときに神経が刺激されて、脳が冷たさを痛みと勘違いするという説です。もう1つは、急に冷えた口や喉を温めようと血液の流れが増えて、頭につながる血管が太くなることで頭痛が起きるという説です。どちらの仕組みも、冷たさの刺激が頭痛のきっかけになることを示しています。

冬の頭痛と脳の働きの関係

最新の研究からは、さらに興味深いことが分かってきています。冷え性の方は脳の波の動きが普通の方と違うことが示されているのです。具体的には、リラックスしているときに出るアルファ波という脳の波が少なく、体が冷やされているときには緊張状態で出るベータ波という脳の波が増えます。このような脳の働きの特徴が、寒さを感じやすくなることや頭痛などの不快な症状と関係している可能性があります。

また、気温の変化と頭痛の関係を調べた研究では、子どもや若い方の片頭痛患者で、寒さに敏感な方は冬に頭痛の回数が増える一方、寒さにあまり反応しない方にはそのような変化が見られないことが報告されています。これは冬の気温の低下が頭痛を起こすきっかけになっている可能性を示しています。

さらに日本で行われた複数の研究では、冷え性の方が頭痛だけでなく便秘や肩こり、むくみなどの体の不調を一緒に抱えていることが確認されています。冷えと頭痛は単独で存在するのではなく、体全体の調子と結びついているのです。冬の寒さによる体の冷えは、様々な体調不良の入り口になってしまうことが分かります。

片頭痛と緊張型頭痛の見分け方と対処法

冬の寒さから起こる頭痛には大きく分けて片頭痛と緊張型頭痛の2種類があり、それぞれ対処法が正反対になります。適切な対処をするためには、まず自分がどちらのタイプなのかを知ることが大切です。間違った対処をすると症状が悪化する可能性もあるため、正しく見分けることが重要になります。

片頭痛の特徴と対処法

片頭痛は頭の片側か両側がズキンズキンと脈打つように痛むのが特徴です。痛みは中くらいから強いレベルで、階段を上ったり歩いたりする日常の動作で痛みがひどくなることがあります。気持ち悪くなって吐いてしまったり、光や音がいつもよりうるさく感じたりすることも多く見られます。冬の寒さによる片頭痛の場合、寒い屋外から暖かい室内に入ったときや、冷たいものを食べた後に症状が出やすい傾向があります。

片頭痛では血管が太くなることが痛みを引き起こしているため、痛む部分を冷やすことが効果的です。冷やすと血管が細くなり、炎症を起こす物質の放出が抑えられて症状が良くなります。保冷剤をタオルで包んで、こめかみや額に当てると良いでしょう。また、静かで暗い部屋で横になって休むことも重要です。片頭痛は光や音に敏感になることが多いので、刺激を避けることで症状が軽くなります。

コーヒーや緑茶に含まれるカフェインには血管を細くする働きがあるため、適量飲むことも効果的な場合があります。ただし、飲みすぎは逆効果になることもあるので注意が必要です。静かな暗い場所で休み、痛いところを冷やし、お風呂に入るのを控えることがおすすめされています。

緊張型頭痛の特徴と対処法

緊張型頭痛は頭全体が締め付けられるような、あるいは重い帽子をかぶっているような痛みが特徴です。片頭痛のようなズキンズキンとした痛みではなく、ジワジワとした鈍い痛みが続きます。首や肩のこりを一緒に感じることが多く、長時間のデスクワークや悪い姿勢が原因となることがあります。冬の寒さによる緊張型頭痛の場合、筋肉が固まることが原因なので、温めることで血液の流れが良くなり痛みが和らぐのが特徴です。

緊張型頭痛の場合は、温めることが効果的です。首や肩を温めると筋肉の緊張がほぐれて、血液の流れが良くなります。蒸しタオルやカイロを首の後ろや肩に当てると良いでしょう。冬場はゆっくりお風呂に浸かることも有効で、温度は38度から40度くらいのぬるめのお湯で、15分から20分ほど入浴すると体が芯から温まります。

また、軽い首や肩のストレッチも効果的です。首を左右にゆっくり傾けたり、肩を大きく回したりすることで、固まった筋肉をほぐすことができます。ただし、無理な力を加えると逆効果になるので、気持ちいいと感じる程度の強さで行ってください。冬は寒さで自然と体が縮こまりやすいので、意識的に体を動かすことが大切です。

冬の冷えと片頭痛の悪循環を断ち切る

片頭痛を持っている人は冷え性の人が多く、症状が重い場合がとても多いことが分かっています。片頭痛がひどいと自律神経の興奮モードが続いてしまい、また片頭痛の人は温度の変化に敏感なため、寒さを感じると血管が必要以上に細くなってしまいます。この血管が細くなりすぎる状態が続くと、慢性的な冷え性になってしまうという悪い循環が生じるのです。

この悪い循環を断ち切るためには、片頭痛と冷え性の両方に対処する必要があります。単に頭痛が起きたときに対処するだけでなく、体質を改善することを含めた全体的な対策が重要になります。冬の日常生活の中で冷え対策をしっかり行い、自律神経のバランスを整えることで、頭痛の回数を減らすことができるのです。

冬の寒さによる頭痛を予防する生活習慣

頭痛が起きてから対処するよりも、予防することが何より大切です。冬の日常生活の中で少し意識を変えるだけで、寒さによる頭痛を減らすことができます。特に頭部を冷やさない工夫と、体全体を温める習慣を身につけることが重要です。

冬の外出時は頭部と首元を冷やさない

冬の外出時には首元を冷やさないよう、マフラーやネックウォーマーを必ず活用しましょう。首には太い血管が通っているため、ここを温めることで全身の血液の流れが良くなります。また、帽子をかぶることで頭部の冷えを防ぐことも効果的です。冷たい風に頭が直接当たることを避けるだけで、頭痛の回数が減る方も多くいらっしゃいます。

室内でも首元が寒いと感じたら、薄手のストールなどを巻くと良いでしょう。冬の冷房や暖房が効いた部屋でも、場所によって温度差があるため、カーディガンやひざ掛けを用意して、体温調整できるようにしておくことをおすすめします。特に足元が冷えると全身の血液の流れが悪くなるので、冬は厚手の靴下やレッグウォーマーで冷え対策をしてください。

冬は体を温める食材を積極的に食べる

冬は体を温める食材を積極的に取り入れることも大切です。生姜、ねぎ、にんにく、かぼちゃ、大根やごぼうなどの根菜類は体を内側から温める効果があります。反対にトマト、きゅうり、なすなどの夏野菜は体を冷やす働きがあるので、冬場は控えめにすると良いでしょう。冬が旬の食材を選ぶことで、自然と体を温める食事になります。

また、マグネシウムやビタミンB2は頭痛予防に効果的な栄養素です。マグネシウムは海藻、納豆、玄米などに多く含まれ、ビタミンB2は肉、魚、牛乳などに豊富です。和食中心の食事を心がけると、これらの栄養素をバランスよく摂取できます。冬は冷たい飲み物を避け、温かいお茶やスープなどを選ぶことも体を冷やさないために重要です。

冬でも適度な運動で血流を改善

運動不足は血液の流れを悪くして、冷えを招きます。冬は寒くて外に出るのが億劫になりがちですが、激しい運動をする必要はありません。家の中でのストレッチや軽い体操など、適度に体を動かす習慣をつけましょう。1日20分から30分の軽い運動で十分効果があります。特に肩甲骨周りを動かすストレッチは、首や肩の血液の流れを良くするのに効果的です。

デスクワークの合間に、肩を大きく回したり腕を上げ下げしたりするだけでも違います。冬は同じ姿勢を続けることで筋肉が固まりやすいため、こまめに体を動かすことを意識してください。適度な運動は血液の流れを良くするだけでなく、自律神経のバランスを整える効果もあります。寒い冬だからこそ、意識的に体を動かすことが大切なのです。

冬は規則正しい生活で自律神経を整える

冬の冷え性は、自律神経の働きが乱れることで血管が細くなりすぎることが原因の1つと考えられています。自律神経のバランスを整えることは、冬の寒さによる頭痛の予防にとても重要です。規則正しい生活リズムを心がけ、毎日同じ時間に起きて寝ることで、自律神経が整いやすくなります。

睡眠不足は自律神経の乱れを招くので、質の良い睡眠を7時間から8時間しっかり取ることが理想的です。冬は日が短くて朝起きるのが辛いですが、なるべく決まった時間に起きることが大切です。寝る前のスマホやパソコンの使用は控え、リラックスできる時間を作ることも重要です。ストレスも自律神経を乱す原因になるため、自分なりのストレス解消法を見つけておくことをおすすめします。

冬の頭痛に効くツボ押し

東洋医学では、頭痛に効くツボがいくつか知られています。風池(ふうち)というツボは後頭部の髪の生え際、首の骨の両脇にあるくぼみにあります。ここを親指で優しく押すと、首の血液の流れが良くなって頭痛が和らぐことがあります。特に緊張型頭痛に効果的で、冬の寒さで固まった首の筋肉をほぐすのに役立ちます。

合谷(ごうこく)というツボは手の甲の親指と人差し指の骨が交わるところにあります。反対の手の親指で3秒から5秒ゆっくり押して離すを繰り返すと、頭痛だけでなく全身のリラックス効果も期待できます。百会(ひゃくえ)というツボは頭のてっぺんの中心にあり、両耳を結んだ線と鼻の延長線が交わる点です。ここを優しく押すことで自律神経が整い、頭痛の緩和につながります。冬の頭痛対策として、日常的にツボ押しを取り入れてみてください。

冬の頭痛と薬との正しい付き合い方

冬になって頭痛が辛いとき、市販の痛み止めに頼りたくなる気持ちはよく分かります。しかし、薬の使い方には注意が必要です。月に10日以上の頻度で頭痛薬を使っていると、薬物乱用頭痛(やくぶつらんようずつう)という状態を引き起こすリスクがあります。これは痛み止めを頻繁に使うことで、かえって頭痛を引き起こしてしまう状態のことです。

薬の効果が弱くなって、より多くの薬が必要になるという悪い循環に陥ってしまいます。そのため、頭痛薬はあくまで一時的な対処として使用し、根本的な原因を解決することが大切なのです。冬になって痛み止めに頼る頻度が増えてきたと感じたら、それは体からのサインだと受け止めて、専門家に相談することをおすすめします。

冬の頭痛に漢方薬という選択肢

西洋医学の痛み止めに抵抗がある方や、体質改善を目指したい方には、漢方薬という選択肢もあります。呉茱萸湯(ごしゅゆとう)という漢方薬は、冷えから起こる頭痛に効果的な薬として知られています。東洋医学の観点から、片頭痛と冷えの関係が研究されており、漢方薬が効いた片頭痛患者の特徴なども明らかになっています。

ただし、漢方薬も万能ではありませんし、体質によって合う合わないがあります。専門家に相談しながら、自分に合った方法を見つけることが重要です。漢方薬はすぐに効くというよりも体質を改善することを目指すものなので、続けて飲むことで効果が現れることが多いです。冬の間、継続して服用することで冷えにくい体を作り、頭痛の予防につながります。

最後に

冬の寒さによる頭痛は、体からの大切なサインです。このサインを見逃さず、早めに対処することで、寒い冬でも快適に過ごせる毎日を取り戻すことができます。

薬に頼らない生活を送りたい、冬になると繰り返す頭痛から解放されたいとお考えでしたら、一人で悩まずにいつでもご相談ください。きっとお役に立てると思います。あなたが笑顔で毎日を過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。

【監修:柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】


院長:表川

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