肩こりはストレスが原因って本当ですか?
「肩がこるようなことをしていないのに最近やたら肩がこる」
「新しい職場に変わり、毎日緊張しているせいか肩がこる」
このように話される患者さんが多くおられます。
特に肩がこるような原因が思い当たらないのに肩がこるという方に今回はお役に立てる内容となっておりますので、
お時間のあるときに読んでいただけましたら幸いです。
こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川です。
患者さんから「新しい職場に変わってから肩こりがひどくなりました。」
事務職ではないのでパソコンはほとんど使わないのに、肩がこるのはなぜですか?」
というご相談をうけました。
詳しくお話を聞くと、「覚えることが多く、間違えてないか不安になる」
「新しい職場になじめるか不安になる」など精神的なストレスを抱えておられるようでした。
今回のブログでは
①ストレスが肩こりを引き起こす仕組み
②ストレスによる肩こりを解消するためのポイント
③ストレスによる肩こりを解消する簡単なセルフケア方法
について解説していきます。
ストレスが肩こりを引き起こす仕組みとは
ストレスと肩こりに深くかかわっているものに自律神経があります。
自律神経は、からだのバランスをとる神経とも言われています。
内臓を動かしたり、血圧や体温を調節したり、他にも
筋肉が緊張したりゆるんだり、血管を広げたり狭めたりする作用があります。
実はストレスをうけると筋肉は緊張し硬くなります。また血管も狭まり血流が悪くなります。
ストレスをうけ続けるとこの状態が長引いてしまい、肩こりへとつながっていきます。
ストレスによる肩こりを解消するためのポイントとは
ストレスそのものを取り除くことができれば一番いいのですが、
それはなかなか難しいことだと思います。
ですからまず筋肉の緊張によるコリや血流の悪さから肩を温めたり、マッサージなども効果がありますが、
更に重要なポイントとして、自律神経の乱れを整えていくことです。
硬くなった筋肉にアプローチするよりも、
肩こりを起こしている根本原因を解消することができるのでより効果的です。
ストレスによる肩こりを解消する簡単な3つの方法
1.湯船にゆっくり浸かってリラックスする
シャワーだけで済ませるよりも湯船に浸かることにより全身の血流が良くなり体も温まります。
ま全身の血流が良くなることによりリラックス効果も得られ、ストレス解消にもつながります。
2.ウォーキングなどの軽い有酸素運動を行う
軽い運動により全身の血流が良くなることはもちろんですが、
運動による爽快感がストレス解消にも役立ちます。
3.腹式呼吸を行う
腹式呼吸は深い呼吸とも言われ、自律神経のバランスを整えてくれます。
深い呼吸を意識して行うヨガやストレッチを行うことはさらに効果的です。
また瞑想を行うことも自律神経を整えるだけではなくストレス解消にも役立ちます。
この3つのことを続けていくことにより、ストレスが原因の肩こりを改善できるので
是非試してください。
もし、この3つの方法を継続しても肩こりが改善されない場合は、何かほかにも原因があるかもしれません。
そんな時は、一人で悩まないでお気軽にご相談ください。
当院がお役に立てるかもしれません。
まとめ
ストレスによる肩こりには自律神経が関係している
自律神経が乱れると筋肉は緊張してかたくなり、血流も悪くなり肩こりを引き起こしている
ストレスからくる肩こりは、自律神経のバランスを整えることが効果的である
自律神経のバランスを整える簡単な方法として3つ
1.湯船にゆっくり浸かる
2.ウォーキングなどの軽い有酸素運動を行う
3.腹式呼吸を行う
監修: 柔道整復師・鍼灸師 表川大樹