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季節の変わり目の不調を解消:寒暖差による肩こりの原因とその対処法

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滋賀県守山市で整骨院を開業しながら、ランニングライフを楽しんでいます!

こんにちは、滋賀県守山市にある大樹整骨院院長の表川大樹です。

 

秋の朝晩は冷え込み、日中は暖かい…。そんな寒暖差の激しい季節、肩こりがいつもより悪化していませんか?

 

パソコン作業の合間に肩をさする機会が増えたり、家事の最中に首から肩にかけて痛みが走ったり。

 

特に、寒暖差が10度以上ある日は、体調の変化を感じやすくなります。

 

今回のブログでは、気温の変化が私たちの体に与える影響と、その対策について詳しくご説明します。

 

季節の変わり目で肩こりや頭痛がひどくなったとお悩みの方や興味のある方は、役に立つ内容となっておりますので、時間のある時に是非最後までお読みください。

 

つらい肩こりと寒暖差の関係

寒暖差による肩こりを理解するために、まずは身近な例で考えてみましょう。

朝、少し冷え込んだ日の車の運転を思い出してください。

エンジンをかけてすぐの車は動きがぎこちなく、暖機運転が必要ですよね。これは、私たちの身体も同じなのです。

 

気温が低いと、筋肉は自然と硬くなります。ちょうどゴムバンドを冷蔵庫で冷やすと硬くなり、伸びにくくなるのと同じ現象が、私たちの筋肉でも起こっているのです。特に、首や肩の筋肉は、姿勢を保持する重要な役割を担っているため、寒暖差の影響を受けやすい部位なのです。

朝は冷え込んで硬くなった筋肉のまま通勤し、オフィスについて暖房の効いた室内で急に体が温まる…。この急激な温度変化に、私たちの体は悲鳴をあげています。特に、デスクワークで同じ姿勢を続けていると、その影響はより深刻になりがちです。

 

さらに、寒暖差の大きい季節は、体が温まったり冷えたりを繰り返すため、筋肉が常に緊張状態になりやすくなります。

 

例えば、暖かい室内から急に寒い外気に触れると、体は体温を維持するために筋肉を緊張させます。この繰り返しが、首や肩のこりを悪化させる原因となっているのです。

 

自律神経の乱れが招く症状。冷えとこわばりの意外な原因

「でも、なぜ寒暖差があると肩こりが悪化するの?」

 

実は、これには自律神経が大きく関係しています。

自律神経は、エアコンの温度調節機能のように、体温を一定に保つ重要な役割を果たしています。しかし、急激な温度変化が続くと、この調節機能が追いつかなくなってしまうのです。

 

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」のバランスで成り立っています。交感神経は体を活動的にする神経で、寒い環境では体を温めるために活発に働きます。一方、副交感神経はリラックス状態をもたらす神経です。

 

寒暖差が大きい季節は、この二つの神経のバランスが崩れやすくなります。例えば、スマートフォンも寒い場所から急に暖かい場所に持ち込むと、画面が曇ったり誤作動を起こしたりすることがありますよね。人間の体も同様に、急激な温度変化によってバランスを崩してしまうのです。

 

その結果として起こる症状が、首から肩にかけてのこわばりや、手足の冷えなのです。特に、仕事に集中しているときや家事に追われているときは、体の不調のサインを見逃しがちです。

自律神経の乱れは、以下のような症状も引き起こすことがあります
・頭痛やめまい
・疲れやすさ
・寝つきの悪さ
・胃腸の不調
・集中力の低下

 

プロが教える肩こりの対策!忙しい女性でもできる予防のコツ

では、どのように対策すれば良いのでしょうか?

先ほどの車の例でヒントを見つけることができます。車は急に動き出すのではなく、まず暖機運転をしますよね。同じように、私たちの体も活動前の準備が重要なのです。

 

以下に、忙しい毎日でも実践できる対策をご紹介します:

1. 朝の準備運転を忘れずに

・着替えながら首を左右にゆっくり倒す(各5秒)
・肩を前後に動かす(5回程度)
・深呼吸をしながら肩を上げ下げ(5回程度)
たった30秒でもOK。車の暖機運転と同じように、体を少しずつ温めていきましょう。

2. 温度変化への備えを

・薄手のストールやカーディガンを活用
・首元を保温する
・レッグウォーマーや靴下で足首を温める
急激な温度変化から体を守る「緩衝材」として活用します。特に、首元と足首は体温調節に重要な部位です。

3. デスク周りでできること

・30分に1回は深呼吸
・肩を上下に動かす
・パソコン画面から目を離し、遠くを見る
・水分補給を忘れずに(特に温かい飲み物)
パソコンのクーリング機能のように、定期的に体をリセットすることが大切です。

4. 就寝前のケア

・入浴で体を芯から温める(38-40度のぬるめのお湯に10-15分)
・ストレッチで軽く体をほぐす
・温かい飲み物で体を内側から温める

実際の改善例:30代女性Aさんの場合

当院に来院されたAさんは、もともと肩こりがあったものの、季節の変わり目を迎えてから症状が悪化。頭痛や体のだるさも感じるようになっていました。

<Aさんの生活習慣>

・デスクワークが中心で運動習慣なし
・首元の開いた服装を好み、スカート着用が多い
・入浴はシャワーのみで済ませる
・一日中デスクに向かい、ほとんど動かない

この生活習慣から、寒暖差による体調への影響が大きくなっていたことがわかりました。特に、シャワーだけの入浴では体が芯から温まらず、夜間の体温低下を招いていたと考えられます。

改善のためのアドバイス

1. 体温管理の見直し

・首元や足首を温かく保護(ストールや靴下の活用)
・湯船にゆっくり浸かる習慣づくり(就寝2時間前がおすすめ)
・温かい飲み物を定期的に摂取(1時間に1回程度)
・衣服の調節で急激な温度変化を防ぐ

2. 仕事中の工夫

・1時間に1回は立ち上がって軽く歩く(コピー機に行くついでなど)
・こまめな首と肩のストレッチ
・自宅でできる簡単な体操を指導

 

改善後の変化

これらの取り組みを続けた結果、Aさんの体調は見違えるように改善。運動習慣が体を温め、睡眠の質も向上したことで、頭痛や体のだるさも解消されました。特に、入浴習慣の見直しにより、夜間の睡眠が格段に良くなったとのこと。

 

何より、慢性的な肩こりが和らいだことで、仕事への集中力が高まり、毎日を快適に過ごせるようになったとご報告いただきました。「体を冷やさない」という意識を持つだけでも、大きな変化が生まれる可能性があります。

 

このように、寒暖差による肩こりは、生活習慣の見直しで大きく改善できます。しかし、以下のような症状がある場合は、早めの対策が重要です:
・朝起きた時の首や肩のこわばりが強い
・デスクワーク中に頭痛を伴う
・手足の冷えが気になる
・夜眠れないことが増えた
・肩こりに吐き気や目まいが伴う

寒暖差による肩こりは、決して我慢する必要はありません。

放置すると自律神経の乱れを招き、より深刻な症状につながる可能性もあります。

まずは、今日からできる小さな対策から始めてみませんか?

 

体調管理の方法がわからない場合は、お気軽にご相談ください。問診でしっかりとお話を伺い、あなたの生活スタイルに合わせた、より具体的なアドバイスをさせていただきます。

一人ひとりの症状や生活習慣は異なります。その方に合った適切なアドバイスで、つらい肩こりから解放される道筋を一緒に見つけていきましょう。

 

https://lin.ee/0FmG7K3

【監修 :柔道整復師・鍼灸師 表川大樹】

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